(OVO オーヴォより)

山深い田舎町と大都会東京のスウィッチ。新海ワールド全開だ。映画『君の名は。』の新海誠監督が、自ら手がけた原作『小説 君の名は。』(角川文庫刊)が100万部を突破した。関連書籍もたちまち重版決定で、累計182万部を超える人気だ。
映画公開に先駆けて発売されたのは6月18日。映画公開前にすでに50万部に達していたが、8月26日に映画が公開されると爆発的に売り上げが伸びた。映画『君の名は。』も劇場公開からわずか4週間後に100億円を突破している。
句点のない「君の名は」は昭和に大ヒットしたラジオドラマだが、まったく異なるストーリー。もっとも、どちらも“すれ違い”が軸だ。まだ見てない、読んでない、という人は比べてみるのも面白いかも。