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ごはん、毎日食べてる? それなら知っておきたい「美味しく炊く5カ条」

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(OVO オーヴォより)

新米のシーズン到来。食欲の秋だし、しっかり和食を作って、遊び過ぎた夏を仕切り直し! リンナイ(名古屋市)が5,651人を対象に実施した「炊飯」に関する調査によると、みんなが買いたいお米の銘柄1位はコシヒカリ、2位はあきたこまちだった。

最もよく食べる主食は、ごはんが89.4%、続いてパンが6.6%で、”ごはんを毎日食べる人”が9割と多数派。1日2回以上食べる人も6割以上いる。好きなごはんのお供は、1位が納豆、2位はたらこ・明太子、3位が海苔、4位が漬物だ。4割の人は、ごはんを炊くのに「こだわり」があり、炊飯の満足度が高い人は”ガス炊飯器”や”ガスコンロ”でごはんを炊いていることが分かった。

ここで、リンナイのごはんソムリエ、稲山浩哉氏監修の、「ごはんをおいしく炊く5カ条」を見ておこう。

1. お米選びは精米日を参考に、夏場は冷蔵庫の野菜室で保存
お米は精米後、時間とともに劣化していきます。お米を購入する際には、包装袋に記載されている精米日を確認してみてください。精米後のお米は酸化が進み、古米臭がしたりお米が硬くなったりするため、なるべく早めに食べきりましょう。保存は密封容器に入れて冷暗所で、特に夏場は冷蔵庫の野菜室がおすすめです。

2. お米の研ぎ過ぎに注意!
洗米の際は、お米を研ぎ過ぎないことがポイントです。研ぎ過ぎると米どうしがぶつかって割れ米となり、食感が損なわれてしまいます。現在は精米技術が上がっているため、しっかりとお米を研ぐ必要はありません。特に新米は表面をすすぐ程度がベストです。ただし、古米や表面が酸化しているお米は研ぎ洗いをしてください。

3. 炊き上がりの硬さ・柔らかさは水量で調節可能
新米は水分を多く含み吸水率も良いため、ふだんより少なめの水加減で炊飯していただくと良いです。また、春〜夏は30分、秋〜冬は1時間を目安に水に浸してください。十分に吸水できていないと芯が残り、逆に吸水させ過ぎるとふやけてしまうため、注意が必要です。また、炊飯時の水量は規定量を守ることが基本ですが、柔らかめのお米が良ければ多めに、硬めであれば少なめに調節するとお好みの硬さに炊き上げることができます。

4. 炊飯は火力の強いガス火がオススメ!
おいしいごはんを炊くためには、釜内部をしっかり対流させることが重要となります。高温でスピーディーに加熱し、お米を踊らせるためには、より火力の強いガス火が効果的です。かに穴(強い火力で加熱された水蒸気の泡が、下からお米を押しのけた通り道)は、おいしいごはんの印です。お米の量は、炊飯器や鍋の大きさに対して7割程度で炊くと、お米がより加熱されるためおすすめです。

5. ごはんの保存は炊きあがり後すぐの冷凍がポイント
炊き上がった後のごはんは保温ではなく、食べる分以外をすぐに冷凍することをおすすめします。ごはんの糊化率(α化率)は、1〜2日で大幅に下がってしまいますが、炊き上がり後、なるべく早く凍らせることで状態を保存できます。ラップなどで冷凍する際も、お米をぎゅうぎゅうに詰めるのではなく、ふわっと包んでください。タッパーでの保存も良いです!

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