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ポップカルチャーの“象徴”生誕100周年 「コカ・コーラ」のボトルアート展開催

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(OVO オーヴォより)

【アンディ・ウォーホルの作品の前で、20日発売の「コカ・コーラ」スリムボトムを持つカリル氏】

個性的な形が人気の現代ポップカルチャーのアイコン、「コカ・コーラ」ボトルをテーマにした展示会「コカ・コーラ ボトルアートツアー」が19日から、東京・六本木のテレビ朝日内イベントスペース「umu(ウム)」で開かれる。24日まで。

1915年に生まれた「コカ・コーラ」ボトルの生誕100周年を祝う記念行事。コカ・コーラが世界13カ国・15都市の巡回展示会として企画、今回で9カ国目、アジアでは初の開催となる。

「コカ・コーラ」の世界市場への浸透に伴い、女性のウエストにもなぞらえる独特のくびれと半透明の緑色が特徴的なガラス製のボトルは「豊かなアメリカ」の象徴として、絵画など芸術作品に数多く取り上げられ、現代ポップカルチャーの格好の題材となった。

今回は、本人自身もポップカルチャーのアイコンだった現代アート作家・アンディ・ウォーホルの、ボトルをアートに変えた有名な作品や、世界中のサンタクロースのイメージを形作ったといわれるアメリカの画家ハッドン・サンドブロムのボトルを持ったサンタクロースの絵など「ボトルアート」を代表する海外の巨匠たちの芸術作品20点以上を展示する。

このほか今回の日本会場独自の企画として20日にお目見えする新しいアルミ素材の「コカ・コーラ」スリムボトルを題材にした日本人の芸術作品も披露される。

一般公開に先駆けて報道陣らに公開した17日のオープニングセレモニーでは、日本コカ・コーラマーケティング&ニュービジネス部門副社長・カリル・ヨウンス氏ら幹部があいさつしてテープカット。その後、参加者一人一人に「コカ・コーラ」ボトルを笑顔で手渡した。

インタビューに応じたカリル氏は「日本市場を重視しているのでアジアで初めての開催地になった」と強調。「『コカ・コーラ』は若い人だけでなく、気持ちの若い人をターゲットにした製品。健康志向に合わせてカロリーオフの製品も展開している。日本市場は大きく質も高い」と今後もアジアの中で日本市場を最大限重視していく考えを示した。

今回の展示作品の中では「ウォーホルやサンタの絵が好き」と述べ、有名なボトルアートの作品群を満足気に眺めていた。

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