(OVO オーヴォより)

SFアクション映画の金字塔『ターミネーター』シリーズの最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が、7月10日(金)から全国737スクリーンで公開され、7月11日(土)&12日(日)の週末2日間で興行収入515,720,300円、観客動員352,748人と好スタート。洋画ではNo.1オープニングとなり興行収入40億円へ向けての大ヒットが予想されるという。
公開から3日間では、累計興行収入664,756,400円、観客動員累計461,590人。この『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のオープニング週末興行収入は、最終興行収入53億8000万円を記録し2012年度洋画興行収入No.1となった『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のオープニング週末興行収入の91%にあたる大きな数字。2014年公開の『トランスフォーマー/ロストエイジ』(最終興行収入29億1000万円)のオープニング週末興行収入の106%にあたる好成績だ。配給元のパラマウント ピクチャーズ ジャパン(東京)では、夏休みが始まる3連休の週末となる2週目、3週目そして夏休みの興行にも大きな期待を寄せている。 劇場には、30年以上続く『ターミネーター』シリーズの往年のファンから、10代、20代の若い男女を含むあらゆる世代の観客が訪れ、大変なにぎわい。入場者プレゼントとして全国の劇場でT-800スカルうちわが配布され、その写真とともに映画を鑑賞したことをツイートする若者も多数見受けられた。 筆者もいち早く本作をチェックしたが、第1作当時のヤング・シュワちゃんとオヤジ・シュワちゃんの対決や、T-800ターミネーターとサラ・コナーとの父と娘のような親子愛、イ・ビョンホンのT-1000など、見どころが満載。半面、おいおいそんな展開ありなの?設定すべてぶちこわしじゃ? とツッコミどころもテンコ盛りの話題作であることは間違いない。ネタバレしない程度に言えるのは、シュワちゃん以外はキャストも一新してここからまた新展開が始まりそうだということ。そうそう、映画のエンドロールが始まるとすぐ席を立つ観客も多いけど、この作品はエンドロールの途中で重要(?)な映像が出てくるので、最後まで座っていよう。それと、USJで『ターミネーター2』のアトラクションを体験した人も楽しめる作品であることは間違いないぞ!