(OVO オーヴォより)

タイププロジェクト(東京)は23日、印刷文字やディスプレイ表示する文字の太さやバランスを調節できる新サービス「TP明朝フィットフォント」の提供を始めた。
文字の書体については、企業ブランド戦略の1つとして、印刷物や看板に社名を表示する際など、文字の統一的美しさ、バランスにこだわる企業が増えている、という。この需要に応えたのが今回の新サービスで、文字の横線と縦線の太さをそれぞれ21通り、51通りに調節することができる。モニターのサイズやディスプレイの解像度などに最適なバランスの文字の選択も可能。
タイププロジェクトの鈴木功社長は東京都内でこの日開いた記者会見で「合計1071のフォントを用意できた。企業のブランド価値向上に貢献できる」と胸を張った。
サービスは、同社オンラインショップ(https://shop.typeproject.com/)で購入できる(ダウンロードのみ)。ショップ内の画面には文字の画像を確認できる調整バーがあり、実際目で見て、購入字体を選ぶことができる。1フォント 2万4000円。