(OVO オーヴォより)

例えば、おにぎりを食べる量を1日平均にするといくつになる? バングラディシュは一人10個以上(473g)だ。世界で一番お米を食べる国はバングラディシュ(トリップアドバイザーのインフォグラフィック「トリップグラフィックス」の最新版)。日本は世界で50番目、一日平均おにぎり3個弱(119g)だ。日本より上位にいるのは、2位ラオス、3位カンボジア、15位韓国、17位中国、22位インド、28位キューバ、42位台湾など。パエリアが有名なスペインは1日26gで日本の5分の1。リゾットがあるイタリアも14gだ。
米食は、東南アジアやアフリカの国々が中心で、料理のバリエーションも広く、日本でもすっかり定着したベトナムのフォー麺やインドネシアのナシゴレン、タイのカオマンガイなどは世界を代表するレシピの一つ。一方で、もち米を蒸したラオスのカオ・ニャオ、ライスヌードルを用いたミャンマーの国民食であるモヒンガ、米粉から作られるスリランカの麺料理、ストリング・ホッパーなど、まだまだ知られていない料理も多い。米が主食でない国では、サラダや付け合せで食べることも多く、これを機会に新しいお米レシピに挑戦してみては?