(OVO オーヴォより)

植物と工場。なんとなく馴染まない感じの二つが手を組むと、世界唯一のものが出来上がる。新潟県胎内市の「いちごカンパニー」が58gのイチゴを収穫した。LEDを使った植物工場では世界最大という。季節や天候に左右されず、化学農薬に頼らない最先端の栽培方法により、イチゴの大きさもコントロール。高糖度でジューシーな大粒イチゴが実現した。
この植物工場は、自動制御システムで温度、湿度、CO2濃度などを管理し、自然界では不安定な天候を安定化させる、街の真ん中でも栽培が可能な次世代型の栽培システムを採用した。LEDをはじめ、栽培に必要な器具は全て日本製。病害虫の発生をコントロールすることにも成功し、洗わずにそのまま食べられるのだそうだ。
季節を問わず店頭に並ぶ食材は、いつでも何でも食べられる豊かな食卓を保証してくれるけれど、ますます“旬”が分からなくなりそうだ。
販売サイト
http://www.15company.jp/