(OVO オーヴォより)

12月8日と言えば、日本人にとっては「パールハーバー」だろうか。だが、1980年の記憶がある人にとっては、ジョン・レノンが凶弾に倒れた日として記憶されているかもしれない。今年初め、パリで風刺画を掲載した週刊誌「シャルリー・エブド」が銃撃された後、各国首脳が腕を組んで反テロの行進をした際、自然発生的に市民が大合唱したのも、ジョン・レノンの「イマジン」だった。平和運動家としても知られた彼の言葉や曲は、30年以上経った今、主義も民族も混沌としたまま起きるテロの憎悪を前に、新たな意義をもって世界中で語られている。
そんな彼の肉声で英語が学べるのが、6日発売の『ENGLISH JOURNAL』4月号(アルク)。ジョン・レノン生誕75周年、没後35周年を記念して、レノンが凶弾に倒れる2日前に収録されたイギリスBBCラジオ番組のインタビューを聴くことができる。オノ・ヨーコと共に出演した番組でレノンは、二人のなれそめや今後の活動に向けた意気込み、さらに居を構えていたニューヨークでの生活についても語っている。
その他にも、グーグル社会長、前CEOのエリック・シュミット氏が語る経営思想や、クリエイティブな人材育成、羽生結弦選手のコーチとして知られるブライアン・オーサー氏が語る羽生選手の過去3年間の成長やプレッシャーなど、英語教材としては贅沢なコンテンツが楽しめる。