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肖像画が笑った… 本当にあるNTTの話

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(OVO オーヴォより)

掛け軸の絵の人物の目が開いた、肖像画がこっちを向いた…。どこかで聞いたことがあるかもしれない“ホラー”な現象。でもこれ、現実の話だ。しかもNTTが“証明”してしまった!光のパタンを投影することで、止まった画像にリアルな動きの印象を与えることのできるまったく新しい発想に基づく光投影技術「変幻灯」をNTTが開発したのだ。

人間の錯覚を巧みに利用した「変幻灯」は、止まっているはずのものが動いて見えるという、かつてなかった視覚体験を生み出す。人間の感覚情報処理の研究にもとづいて、人間が自然な動きを知覚する際に働く視覚メカニズムの科学的知見を応用したのだそうだ。炎のゆらめきや、風の印象、人物が生きているような動きなどを絵画や写真に加えることができ、サイネージ、インテリア、エンターテインメントなど幅広い分野での応用が期待されている。 「壁に掛かった風景画が風にそよぎ、肖像画が喋り出す。そんなはずは・・・。」という猜疑心は過去のものになりそうだ。

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