(OVO オーヴォより)

お笑いの出前授業? そう言われると、お笑い芸人が学校に来てくれて、何か楽しい催しをしてくれる、と考えてしまうが、実は真面目な授業だ。松竹芸能(大阪)が、表現力やコミュニケーション力を「お笑い」を通して楽しみながら身に付けることができる「笑育」の取り組みを、大阪府教育委員会共催で、小・中学校で実施する。お笑いの構成作家とプロの漫才師による出前授業で、「笑い」の仕組みを学び、漫才師による「漫才」の実演を見た後、子どもたちが漫才の台本を考えみんなの前で発表するというもの。
漫才をつくるには、面白いことをたくさん考え(発想力/想像力)、どの順番で話すと良いのかを吟味する文章の構成力など、論理的な仕組みがある。これを学ぶことで、日常・社会生活を円滑にするために必要なコミュニケーション力、課題解決力/リーダーシップ、自分の考えをきちんと表明するプレゼンテーション力などを習得することを目的にしている。企画のプレゼンが多いどこかの会社でも、「笑育」なら、笑顔で社員教育ができるかも!?