(OVO オーヴォより)

毎日の生活の中で、ああ、これがあって助かった!と思うものって何? サンケイリビング新聞社が毎年実施しているリビング新聞「助かりました大賞」の投票が、今年もスタートした。生活者が求める商品、サービスはどんなものかを検証し、メーカーやサービス事業者にそのリアルな声を届けたいと、1994年にスタートした賞。この20年間、主婦たちが「助かった」と思ったものをまとめてみた。
94年〜98年は、アイロン用スムーザー(花王)やクイックルワイパー(花王)、天ぷらサクサクまかせて粉(日本製粉)など、家事の負担を軽くするエポックメイキングな商品が続々受賞。今や”当たり前“のような商品だが、当時はお役立ち商品として主婦たちに歓迎された珍しいものだったことが分かる。99年〜03年は、平日ハンバーガー半額(日本マクドナルド)や、牛丼 280 円に値下げ(吉野家)などが受賞。ファストフードの値下げに大きく反応した「大節約ブーム」が思い出される。04年〜08年は、家族同士のメールが無料(NTTドコモ)や、無期限くりこし(KDDI)など、携帯・通信ツールに関するサービスがランクイン。また、第三のビールのさきがけとなった「ドラフトワン」が銀賞を受賞している。
そして09年〜昨年までの間には、 定額給付金(総務省)や子ども手当て(厚生労働省)、 高速道路休日特別割引(国土交通省)、プレミアムロールケーキ(ローソン)、そして塩麹が特別賞だった。政権交代や大震災で揺れた5年間。長かったデフレに脱却の兆しで“金の”がキーワードになった様子。ちょっとした贅沢感が主婦の心に響いた数年でもあった。今年はどんなものが主婦たちを「助けた」のだろう?
◆助かりました大賞投票ページ: http://mrs.living.jp/sp/tasukari/21th
発表は2015年2月19日(木)の予定。