(OVO オーヴォより)

普通のマーカーペンのようだけれど、描いた線に通電する魔法のペン「AgIC Circuit Marker」。このペンを使って「開けたら光るバースデーカード」や「紙で作ったルームランプ」などさまざまなものが作られてきたが、今度は、一度描いたパターンを消すペンが開発された。これにより、鉛筆で字や絵を描くのと同じ感覚で、描いては消し、描いては消しての試行錯誤ができるようになった。プリント基板とはんだごてではなく、紙とペンと消しゴムで電子工作ができるようになったのだ。これまで全く電子工作に触れたことがない人でも、小さな子供でも、折り紙のような手軽さで電子工作が楽しめる。
AgICは、ペンと消しゴムに加え、LEDや電池、光センサーなどを同梱し、基本的な回路が作れる電子工作キットも販売する。事前予約http://agic.cc/kickstarter-help/は18日から。来年3月頃に製品を出荷する予定。