(OVO オーヴォより)
消費税が8％に増税されて１年。家庭の食卓にどんな影響があったかをタキイ種苗（京都）がアンケート調査したところ、なんと100％、回答者全員が「増税後に食費を減らした」と答えたことが分かった。食費に限らず、「家計に影響を受けている」との回答は9割。
消費税増税後も、食費を削らない食品の1位は、やはり主食として欠かせない「米・パン・麺」で53.0％、次いで野菜（43.4％）、肉類（32.4％）の順。野菜のなかでも「増税後によく買う野菜」は、もやし（52.1％）やキャベツ（37.0％）など、手頃な値段の野菜が上位にあがった。
また増税によって「食材の保存に関する意識は高まったか」との設問には、「高まった（36.5％）」・「やや高まった（46.5％）」を合わせて、8割以上の人が節約のために「食材の保存」を意識していることがわかった。「特売で買えるものは特売を待つ」「野菜中心のメニューになった」「食品保存のため、冷凍庫が常にいっぱいである」など、増税“食”対策はさまざま。政治家たちの食卓に、もやし料理がどれぐらいのっているか、誰か調べてくれないかなあ。
