パイオニアがワイヤレスドライブ&ドックをファームウェア・アップデート  専用iOSアプリと連携してミュージックシステム化

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(OVO オーヴォより)

パイオニアは、ワイヤレスドライブ「BDR-WFS05J」、ワイヤレスドック「APS-WF01J」のファームウェア・アップデートを実施、7月7日(火)よりwebサイトで公開している。内容は、iPhone/iPad用ミュージックアプリ「Wireless Hi-Res Player 〜Stellanova〜」(無料)への対応で、iPhone/iPodでのオーディオ的な活用を大きく広げる。

BDR-WFS05JはワイヤレスドックをビルトインしたBDドライブで有線式の一般的な外部HDDと同等に使える。APS-WF01Jは、同社のほかの光学ドライブを含めワイヤレスドライブ化できる単体のワイヤレスドック。

アップデート(iOSミュージックアプリStellanovaに対応)による機能アップは主に3点。まず、ワイヤレスドックAPS-WF01Jに光学ドライブをつないでおけば、パソコンがなくともiPhone/iPadへワイヤレス、かつダイレクトに音楽CDを取り込めるようになった。取り込みはAACのほか非圧縮でも可能。パソコンで音楽CDをリッピング、それからiPhoneに転送という面倒がない。もちろん、音楽CDをiPhone/iPadで直接再生することも可能だ。

また、ドックにUSBメモリーや外部HDDをつないでおけば、iPhone/iPadにある楽曲データをそれらに簡単に書き出し、読み出し、また直接再生ができる。iPhone/iPadの楽曲データを待避させたり、ストックしたり、HDDでは自分のiPhoneで音楽専用のミニサーバー化もできる。本体容量を気にすることなく楽しめるわけだ。
さらに、ドックにDAC内蔵USBスピーカーをつないで、iPhone/iPadの音をスピーカーで鳴らすこともできる。

これらの操作はiOS専用ミュージックアプリのStellanovaを使って行うわけだが、前述のドックにつないだHDDなどからの再生では、WAVやFLAC、DSDなどのハイレゾ音源にも対応。音楽に合わせた21種のプリセットイコライザー、グレースノートからのアルバム名などの曲情報やジャケットの自動取得とその編集など、Stellanova自体も多機能なアプリとなっている。

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