プロジェクトがレコードプレーヤー「2-Xperience JPN」 ユニバーサルアーム仕様の日本限定モデル

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(OVO オーヴォより)

輸入オーディオ機器のナスペックは、プロジェクト(Pro-Ject Audio オーストリア)社製のレコードプレーヤー2-Xperience JPNを、6月20日(土)に発売する。製品名末尾にJPNがつけられた日本でのみ販売される限定モデルで、従来のストレートトーンアームに代えてS字アームを搭載する。価格は300,000円(税抜)。

現在、レコードプレーヤーのトーンアームはストレートアームが主流だが、これは性能面よりも設計や製造加工が行いやすいのが主な理由とされる。昔は標準となっていたS字型ユニバーサルアームは高い技術が要求されるが、その優美な曲線の外観とカートリッジを取り付けるヘッドシェルが交換可能で、いろいろなカートリッジを付け替えて楽しめるという利点もあり、こちらを好む日本のアナログファンはたいへん多い。

2-Xperience JPNに使われるオリジナルのS字型トーンアーム9CC S-Shapeは、ダイアモンドカッターによる精密な機械加工が施されたスタティックバランス型で、滑らかな動きを生むベアリング式のアーム支持部をもち、音溝への追従性を高めている。回転時に針先に発生するレコード中心に向かう力、インサイドフォースを打ち消すための仕組みは、中心に進むに連れてその打ち消す力も大きくなる特殊な構造を採用している。

ベースとなっている2-X perienceは、ターンテーブルやベースに振動を伝えないフローティングモーターによるベルトドライブ方式、共鳴を抑えスムーズな回転が得られる重量約2kgのターンテーブルなどの特徴を受け継ぎながら、ベース部が透明アクリルからピアノ仕上げを施したMDF製に変更、厚みも増している。

回転数は33および45rpm、適合カートリッジ重量は約15〜20gで、サイズは幅460×高さ155×奥行360mm、重量8kg。

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