(Jタウンネットより)
[どさんこワイド – 札幌テレビ]2014年5月27日の放送では、”ユニークな自動販売機”が紹介されました。
手軽で便利な”ユニーク自動販売機”があるのは、国道274号、道路脇すぐのところ(由仁町本三川416)、小さな小屋のような建物に「たまごの家」と書かれています。
中に入ると、壁一面に何やらロッカーのような機会が並び、その機械の窓から見えたのは、なんと『卵』。そう「たまごの自動販売機」でした。
お金を入れ横のボタンを押すと窓が開くものやお金を入れカギを回すと開けることのできるものなど、仕組みはさまざまです。
「たまごの家」は20年前から卵を自動販売機で売っている直売所で、近隣の養鶏場から毎日直送され、24時間新鮮な卵を買うことができます。補給の回数は朝・昼・晩の1日3回。店内は、卵の鮮度を保つためにエアコンが常時稼働しているそうです。
こちらでは全部で、5種類の生卵を販売しています。しかも、スーパーでは手に入らない直売所ならではの規格外の卵も販売しているのです。例えば、まだ生み始めの若い鶏が産んだ『小玉』。この『小玉』は子どもが卵かけご飯で食べるのにちょうどよいサイズだそうです。ちょっと変わった名前の『きみ二郎』は、二黄卵(双子)。普通の卵よりも大きくて長いと、双子の可能性が高いそうです。ただ、そのように大きくて長いという基準を基に選別も行なわれているので、黄身が2つ出てくる確率は100%ではありません。10個中7個というときもあるそうです。
他にも『たまごスープ』や『温泉卵』、『金の卵』といった加工品、も販売されていました。ちなみに『金の卵』は燻製卵です。
元々、お店の隣に養鶏場があり、対面販売では人件費がかかるということではじめたこの「たまごの自動販売機」。多いときで1日5000個も売れたこともある人気の直売所で、お客さんの中には札幌から週に1度やってくる方もいるんだとか。とにかく弾力が違うと、卵はここでしかかわないという方もいらっしゃるということでした。
卵の自販機=卵の直売所なのですね。野菜の直売所は無人の場所も含め道内各地にたくさんありますが卵の直売所もあったとは。しかも20年も前から。道内の他の場所にもあるようですし、多分今まで知らずに通りすぎていました。意識して探して試しに1個買ってみたいですね。(ライター:北海道saki)