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首都圏の投資用物件、引き続き利回り低下が進行/健美家調査

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不動産投資用物件の検索サイト「健美家」(http://www.kenbiya.com)を運営する健美家(株) は3日、2014年7〜9月期の首都圏不動産投資用物件の市場動向レポートを発表した。同期間に同社運営サイトに登録された物件について、物件種別(区分所有マンション、1棟アパート、1棟マンション、1棟ビル)ごとに物件数、投資利回り(表面利回り)、物件価格、完成後年数を集計したもの。

区分所有マンションの平均登録価格は、1,330万円(前年同期比16.9%上昇)。投資利回りは8.3%(同1.3ポイントダウン)と下降し、2005年調査開始以来最低となった。問い合わせベースの物件平均価格は988万円(11.1%上昇)、投資利回りは10.6%(同1.28ポイントダウン)。

1棟アパートの平均価格は5,477万円(同9.8%上昇)。投資利回りは9.28%(同0.95ポイントダウン)で、引き続き下降傾向となった。問い合わせベースでは平均価格4,047万円(同11%上昇)、投資利回りは11.4%(同1.21ポイントダウン)。

1棟マンションの平均価格は1億5,999万円(同11%上昇)と大幅に上昇、投資利回りは7.88%(同0.96ポイントダウン)で06年4〜6月期以来の7%台に。問い合わせベースでは、物件平均価格が1億4,863万円(同17.5%上昇)、投資利回りは9.18%(同1.43ポイントダウン)で06年1〜3月期以来の最低水準であった。

1棟ビルは、平均価格が1億5,743万円(同5.5%下落)、投資利回りは9.2%(同0.68ポイントダウン)とほぼ横ばい傾向となっている。

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