(Jタウンネットより)
2015年は、「大阪夏の陣」(1615年)から400年の節目の年だ。これを記念して、現在大阪城などで、5人組のPR武将隊「大阪RONIN 5」が活躍している。

「長宗我部盛親」と「明石掃部」が編集部にやってきた!
その大阪RONIN 5から、「長宗我部盛親」と「明石掃部(かもん)」の2人が2015年4月9日、東京・千代田区のJタウンネット編集部を訪問してくれた。
記念写真撮影は30分待ちも!
お隣に京都があるせいか、これまで「歴史の街」としての存在感はいささか薄かった大阪だが、実は大阪城をはじめ豊富なスポットを擁する。その魅力をPRするため、2014年から府・市、在阪メディアや鉄道会社などが組んで一大プロジェクト「大阪の陣400年天下一祭」を展開、大阪城を中心に府内各所でさまざまな記念イベントを開催している。

刀を使ったパフォーマンスも披露してくれました
この「天下一祭」の顔として、大阪城を訪れる観光客を「おもてなし」しているのが、武将隊「大阪RONIN 5」だ。真田幸村など豊臣方で奮戦した浪人たちが、平成の世に「転生」したというもので、男装の麗人にして紅一点・明石掃部に聞くと、
「大阪城でパフォーマンスをしていると、家族連れの観光客や、海外のお客さんが凄い集まってくれます。記念撮影に行列ができて、30分待ちになることもあるくらい」
ほどの評判だとか。
大阪城の人気は年々右肩上がり、2014年度には前年度比115%増の約180万人(天守閣来場者数)が訪れたという。大阪RONIN 5ではさらに多くの観光客を大阪城に呼び込むべく、各地のイベントにも積極的に出演中だ。長宗我部盛親は、
「東京の皆さんにも、1300万人ともいわれる訪日外国人の方にも、もっと『大阪に来てくれ!』とPRしていきたい」
と意気込む。
大阪城では15日から、大阪城の内堀を遊覧する黄金の和船「大阪城御座船」が9月30日までの期間限定で運行を始めるほか、落城当日の5月7日には本丸広場に400個の行燈を灯す「天下泰平の灯」、また夏には大阪城に伝わる怪談をテーマにした「お化け屋敷」が設置されるなど、主に9月末までにかけて、引き続き「天下一祭」として多くのイベントが開催されるという。