（Ｊタウンネットより）
さいたま新都心の一角にあるイトーヨーカドー大宮店が2015年2月末で閉店する。
大宮カタクラパークの核テナントとして1983年に開店、食料品や生活雑貨、衣料品などが揃う総合スーパーとして地元に人に愛されてきた。
同店の入口に貼られた予告を見た地元住民から、名残を惜しむ声が挙がっている。
さいたま新都心のイトーヨーカドー、閉店するのか。お世話になりました。カタクラといっしょにcocoonこっちまで拡張するんかな。 pic.twitter.com/YGHJO8dVIS
– さらしる (sarasiru) 2014, 11月 4
えっ！！イトーヨーカドー大宮店閉店するの！！マジでか！！
– 此花香月 (kaduki000) 2014, 11月 4
イトーヨーカドー大宮店様（場所は新都心）が閉店するとお客様より聞かされ驚愕…
小さい頃は何かある度に連れて行ってもらった思い出のある店舗様なので凄く残念…
近年では洋服の「大きい人」コーナーは利用させて頂いておりました…
…靴とかテキトーなアウターとかどうしよう… 店員I
– フタバ図書GIGA与野本町（非公式） (futaba_yono) 2014, 11月 4
なお閉店はまだ3カ月以上先の話だが、早くも「売りつくし」セールの真っ最中だ。
まゆゆの思い出の地「コクーン」と一体化
「思い出のあるイトーヨーカドー大宮店……取り壊されちゃうの？」と心配する向きもあるだろうが、建物自体はなくならない。閉店後改装工事が施され、「コクーン３」として来秋オープンする。
隣接するコクーン新都心は10年前にオープン、休日になると大勢の埼玉県民で賑わうショッピングスポットだ。
地元出身の渡辺麻友さんも「埼玉ウォーカー2014年夏」で、「子供のころは、コクーン新都心で映画を観たあと、大宮に移動して買い物するのが週末の楽しみでした」と思い出を語る。
ところが、まゆゆの話からもうかがえるように、コクーン新都心は20〜30代女性をターゲットにしている。そのため映画館やカフェ＆レストランは充実しているものの、男性やファミリー向けのショップは手薄。
そこでターゲットを広げるべく「コクーン2」「コクーン3」を新設し、あらゆる世代が一日中過ごせる商業エリアにしようというわけだ。
イトーヨーカドーの隣では「コクーン２」の建設が進んでいて、一足早く2015年春に開業する。実はここにイトーヨーカドーが移転する方向で調整が進められている。
計画ではイトーヨーカドー大宮店は後に出来る新ショッピングセンターに移転するらしい http://t.co/iyMJnkQoSJ
– 悩める子羊白熊提督 (ko_hitsuji) 2014, 11月 6
ところで、コクーン新都心（コクーン１）にはスーパーの「ライフ」が既に入居している。
ヨーカドーとライフといえば、筆者の近所では元々ライフが一番店の地位を築いていたところに、ヨーカドー系の「ヨークマート」が乗り込んでその客層を切り崩しにかかり、対抗したライフが店舗を大改装して反撃に出る、という激しいバトルがあった。
新生コクーンでも、ヨーカドーVSライフの対決は繰り返されるのだろうか。このあたりも注目したい。
