(Jタウンネットより)
Jタウンネットは先日、居酒屋チェーン「鳥二郎」が関東に上陸していたと報じた。「鳥貴族」との見た目が話題になる両店だが、あえて今回は「違い」に焦点を当ててみよう。
最大の違いは、価格とドリンクメニューだ。サントリーの品ぞろえが多く税抜280円の「鳥貴族」に対して、アサヒビールメインで税抜270円の「鳥二郎」。これをちょっと頭に入れた上で、東京都内の「鳥二郎」でひとり飲みしてみることにした。

せっかくの「二郎」なので、ラーメンも頼んだ

ドリンクメニュー
まずメニューを見てみると、鳥二郎はアサヒビールがメイン。「アサヒスーパードライ」と「クリアアサヒ」といったビール系と、ニッカウヰスキーの「ブラックニッカ」「竹鶴」、洋酒の「ジャックダニエル」などが並んでいる。なお鳥貴族では、サントリーの「プレモル」や「金麦」、「角」、「響」、「ジム・ビーム」などが味わえる。

エクストラコールド

中ジョッキと「せせりポン酢」
まずは、スーパードライの「エクストラコールド」を注文。氷点下ビールを300円以下で楽しめるのは魅力的だが、やはりちょっと量は少ない。クイッと飲んで、普通のスーパードライ中ジョッキを頼み直す。「せせりポン酢」をつまみに、改めてカンパーイ。

余市のロック

量が多い気がする
ニッカの「余市」と「宮城峡」も、それぞれ1杯270円。500円ちょっとで飲み比べられるのはうれしい。まずは余市のロックを注文。よくシングルを「ワンフィンガー」、ダブルを「ツーフィンガー」と言うが、どうみても指3本分ほど入っている。

もも二郎焼

砂肝
チビチビやってる間に、看板料理「もも二郎焼」のスパイス味と、砂肝の串焼きがやってきた。火が強かったのか、よく焼けている。失礼ながら、個人的には鳥貴族の方が、ジューシーで好みだ。ただ、ジャーキーのように噛めば噛むほど味が出るので、ウィスキーとの相性は悪くない。あっという間に、宮城峡のロックを追加。こちらもたっぷり注がれている。

ハイボールにしたら、どんな量になるのだろう
ほどよく酔いが回ってきたので、そろそろシメにしよう。「二郎といえば、ラーメンだろ!」とばかりに、鶏白湯ラーメンを注文する。数十分後に到着した丼には、大量のモヤシとニンニクが――あるはずもなく、ほぐした鶏肉と万能ネギが浮かんでいた。

鶏白湯ラーメン

ラーメンブログっぽく撮ってみる
すこしコショウが強い気がしたが、もしかしたら口に「二郎焼」のスパイスが残っているのかもしれない。ズズズーッとすすって、どんぶりはカラッポ。からだが温まる。

フードメニュー

どこか見なれたような景色
ドリンク4杯、つまみ4品で、しめて税込2328円。ヘロヘロになるまで飲んだが、思いのほか安く済んだ。ひたすら「飲む」なら鳥二郎、ある程度のツマミも欲しいなら鳥貴族というように、用途に応じて使い分けるのが賢いのかもしれない。