じゃんけん遊びで「グリコ」でなく「グリコス」と言うのは塩釜出身者

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(Jタウンネットより)

[OH!バンデス – ミヤギテレビ] 2016年5月6日放送の「なんでやねん!?宮城解体新書」のコーナーで、他県民が驚く地域ルールを紹介していました。

塩釜周辺だけ違う!?じゃんけん遊び

「じゃんけんぽん!チ・ヨ・コ・レ・ー・ト!」と階段を上っていく「じゃんけん遊び」は、子供の頃みんなが経験した定番の遊びですね。

画像はイメージです(m-louisさん撮影、Flickrより)

ジャンケンダッシュ

一般的にはじゃんけんで勝った人がグーの「グリコ」で3つ進み、チョキの「チヨコレート」パーの「パイナツプル」でそれぞれ6つずつ階段を上れるというのが共通ルールです。

地域によって多少の違いはありますが、宮城県の塩釜市周辺ではなぜか「グリコス」と一文字多いんです!その謎に迫りました。

「グリコス」は地域特有の意外なものだった

塩釜周辺で老若男女問わず聞き込みをすると、皆「小さい頃から今もグリコス」という意見が圧倒的に多く「グリコ、なんて言ったことがない」そう。

ではグリコスとは何なのでしょうか?グリコの複数形?そんな憶測をよそに「蒲鉾に使う材料のグリコースから来ている」という有力な情報を掴みます。

グリコースとはブドウ糖の一種で、揚げ蒲鉾などに甘みを加え揚げ色を良くする添加物なのだそう。

塩釜には蒲鉾の製造メーカーが沢山あり、そこで働く人達も沢山います。誰かがふと「グリコス」と言い出したのでしょう、そんな環境で育った塩釜の子供達には、ごく自然に浸透したようなのです。

まさかの食品添加物!という解決でしたが、全国的にルールを掘り出せば面白いルールがありそうですね。(ライター:M.)

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