カラオケの演奏、こうやって作られている! JOYSOUND支える「職人」たち

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(Jタウンネットより)

[ドデスカ!-名古屋テレビ]2016年3月11日放送の「ニッポンど真ん中遺産」のコーナーで職人の技を紹介していました。

画像はイメージです(Jason Powersさん撮影、Flickrより)

Karaoke

どんな曲も再現!耳コピ職人

瑞穂区にある株式会社エクシングは、みなさんご存じのカラオケJOYSOUNDを運営している会社です。こちらにはカラオケ制作にかかせない、二人の職人がいるとのこと。

一人目の職人は鈴木尊さんで、カラオケで重要な楽曲制作を担当しています。これまでに手掛けたのは、500曲以上。

実はカラオケ楽曲は、レコード会社から楽譜が来るわけではないため、一音づつ譜面におこしてデータ化されているのだそうです。

そのため鈴木さんの仕事は、CDを手に入れるところから始まります。その後音楽を聴いて、全ての音をおこす作業となります。

鈴木さんの作品である三代目J Soul Brothersの「R・Y・U・S・E・I」の場合、最初にドラムの音をデータにし、次にベース・ギター・シンセサイザー・効果音などを聞き分け、順に足していきます。

この曲では約100から120種類の音が使われているとのことで、聞いては譜面に起こす作業を続けること一週間でやっと完成することができるのです。

奇跡のハーモニー!ハモり職人

もう一人の職人は清本りつ子さん。彼女はバックコーラスを担当している、ハモりの職人です。

一人では味気ない曲も、清本さんの声と合わさることで華やかに。しかも清本さんの仕事はバックコーラスだけにとどまらず、ガイドボーカルや掛け声なども担当しています。

例えば何人もの声で歌うSKE48の曲だと、主旋律のパートを声色を変えて3パート歌い、掛け声を6パート歌います。

完成した曲は清本さん一人で歌っているのに、まるで大勢で歌っているような曲となりました。

カラオケ制作が、こんなにスゴイ職人たちによって作られていたとは驚きでした。次にカラオケに行く際には、自分が歌うよりもまずは聞いてみたいです。(ライター:神谷祐美)

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