(Jタウンネットより)
[Jステーション-広島HOMEテレビ]2016年1月22日のニュースで、耐震工事のため2017年3月末までに退去が求められている、横川駅ガード下にある私営店舗の立ち退き問題について取り上げていました。
JR横川駅の高架下に、47店の飲食店などが軒を連ねる「横川新宿商店街」。レトロな雰囲気と数々の名店が、多くの人を惹きつけています。
突然の要請に驚きの声!存続の意思を固める「横川商店街連合会」
店主たちのもとに、高架橋の耐震工事を理由に立ち退き要請が来たのは、2016年1月初めです。突然のことに店主らは、理不尽だと声を荒げる様子もありました。
市は、「公共交通機関の安全性を高めるために必要な工事」と説明しましたが、店主たちと市の間には、退去要請が出る前、具体的な話し合いの場は無かったといいます。
商店街主催の様々なイベントが開かれ、活気を保ち続けている横川地区。立ち退きの話は、町全体にとって寝耳に水だったといいます。
6つの商店街からなる「横川商店街連合会」では、1月21日夜、代表者が集まり、2月のイベントについての会合が開かれました。ここでも、立ち退きについての話題が上がっていました。
商店街連合会は、24日開かれる市の説明会で、存続を訴えていく方針を確認しました。活気もあり、地元にも愛されている商店街がなくなってしまうのは、非常に悲しい思いがします。両者納得のいくような着地点が見つかることを望みます。(ライター:haruhana)