掛け布団にベース…「なんでこんなもの電車に忘れるの?」とツッコみたくなる福岡落し物事情

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(Jタウンネットより)

[めんたいワイド- 福岡放送] 2015年10月6日放送の「Motto!」のコーナーで福岡市の忘れ物事情について取り上げました。

福岡市で忘れ物が多いというとやはり福岡市営地下鉄での忘れ物です。週に1度、各駅から天神にある「お客様サービスセンター」に忘れ物が集められますが、35駅で1週間に700点以上の忘れ物が届くそうです。

その中で意外に多いのが現金。昨年、福岡県の現金の忘れ物の総額は約7億710万円になっています。カバンをそのまま忘れる人や財布を落としている人以外に、座席の隙間にお金を落としている人も多いそうです。

街の声で多かった忘れ物は「バッグ」「携帯・スマホ」「傘」が多く、傘などは忘れたら諦めてしまう人も多いようです。

福岡市で中洲や博多駅を管轄する博多警察署の忘れ物保管庫には3カ月で3000本の傘が忘れ物として届けられ、駅特有の購入したお土産などもたくさん届くそうです。食品の場合、賞味期限などがあるので、保管期間が終了した場合は処分することも。

福岡県警察本部のホームページには「落とし物・忘れ物検索」ができるページがあり、その落し物がどこの警察署で保管されているかも分かるようになっています。

県警の方は、「落とし物や忘れ物をした時は可能性のある所へ問い合わせ、もし分からない場合はHP検索を使って調べ取りに来てほしい」と言っていました。

落とし物・忘れ物をした時、そんなに大事なものじゃない時は「しょうがないか」と諦めてしまっていましたが、警察署で保管している様子を見て、ちょっとしたものでも取りに行かないといけないと感じました。

思いもよらないものが格安に、地下鉄での「忘れ物」バザーは毎年人気

毎年行われる「地下鉄フェスタ」では、福岡市営地下鉄での忘れ物をバザーで販売しています。

ここで販売しているのは、警察の保管期間(3カ月)を過ぎ、福岡市に返却されてきた忘れ物で、時計は100円から、真珠のネックレスなども300円からとかなり安い値段で販売されています。

画像はイメージです(tisebさん撮影、Flickrより)

Ready for a good night's sleep at Wajima Yashio Onsen

変わったものでは新品の掛布団や楽器のベースなどもあるので、若い世代もバザーに多く来場していました。次回は来年の秋、地下鉄フェスタの時に行うそうです。(ライター:ぴよこ)

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