「ウサギの島」大久野島人気上昇の背景に「ソーシャル」効果あり

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(Jタウンネットより)

[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年9月22日放送で、ウサギ島として人気急上昇中の「大久野島」を紹介していました。

竹原市から船に揺られること15分。大久野島には、いたるところにウサギが生息しています。

大久野島のウサギ(tetchangさん撮影、Flickrより)

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シルバーウィーク初日、全国から訪れた観光客は、なんと1,000人を数えました。可愛いウサギをお目当てにやって来たのです。

2007年には、年間14万人程だった観光客も、徐々に人気に火が付き、2014年は18万5,000人以上にも増えているのだといいます。

どのようにして、大久野島は人気のスポットとなったのでしょうか。秘密は、とても身近なものにありました。

人気急上昇のヒミツは?島のいたるところで聞こえる”パシャ”

あちこちで見られる、携帯カメラを片手に、ウサギと写真を撮る光景。実はここに、近年観光客が増えている理由がありました。

島を訪れた観光客が、「facebook」や「twitter」といったSNSを使い、ウサギと撮った写真を、次々とネットにアップ。その情報が拡散し、大久野島の知名度は、どんどん上がっていったのです。

大久野島のウサギ(merec0さん撮影、Flickrより)

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戦時中、毒ガスを製造していた工場があったため、地図から姿を消されていた大久野島も、戦後70年が経った今、ウサギとSNSの力で、竹原市の強力な観光資源として存在感を際立たせています。

マイナスなイメージから、プラスなイメージへ。ネットで繋がる情報が、昔のイメージを蹴散らし、新しい観光資源として注目を集めています。(ライター:haruhana)

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