(Jタウンネットより)
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年8月19日放送の全力リサーチのコーナーで郡上おどりについて調査していました。
郡上おどりベテランに密着
日本三大盆踊りに数えられる郡上おどりは、岐阜県郡上市八幡町の盆おどりで毎年約30万人が来場するそうです。
中でも最大のイベントが4日間にわたって行われる「徹夜おどり」で、午後8時から朝方の4時頃まで踊り続けるとのことですが、本当に4日間踊り続けてる方はいるんでしょうか?
今回検証のため岐阜県在住の主婦、阿久根咏子さんに密着しました。阿久根さんはここ30年、郡上おどりに通い続けているベテランです。
昼間ゆっくりして夜型に体調を整えてきたという阿久根さん、踊る前の儀式は栄養ドリンクで乾杯するとのこと。
郡上おどり あるあるとは?
午後8時に徹夜おどりがスタート。この日の来場者はおよそ6万人。一斉に踊りだします。
郡上おどりは「春駒」「猫の子」など全10曲があり、踊り方もそれぞれ違いますが、簡単な踊りなので誰でも踊れるのが特徴で、見る踊りではなく参加する踊りです。
開始から30分で皆さん汗だくですが、雨が降っても踊り続けるのが郡上おどり。下駄を履いて長時間踊り続けるため、鼻緒の切れた下駄などを修理できるよう、お店は踊りが終わるまで営業するのが「あるある」です。
また期間中に郡上おどり保存会が、郡上おどり審査を実施。審査に合格すると木札がもらえます。
木札は引換券となっており免許状と交換してもらえるのですが、もらえるのは2000人に1人の割合で、おどりに参加している人にとってはステータス。欲しくてたまらない「あるある」です。
そんなわけで踊りの上手な男性はモテるという「あるある」もあるようで、たくさんの人が4日間踊り続けているということがわかりました。(ライター:神谷祐美)