本屋で見た!ちょっと笑える瞬間…「『ONE PIECE』全巻大人買いするマダム」「同じ専門書、こっそり3冊買うのは著者?」

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(Jタウンネットより)

全国的に閉店の勢いが止まらない書店だが、「街の本屋さん」に行くのが好き、という人は多い。ネット書店の便利さは圧倒的だが、リアルの店舗には、本、あるいは人との、思わぬ出会いが待っている。そして、時には、ちょっと笑ってしまうような光景に出くわすことも。

画像はイメージです(brewbooksさん撮影、Flickrより)

Bookstore cat at Ophelias Books

今回Jタウンネットでは全国のユーザーから、「本屋さんで見かけた/体験した、ちょっと笑えたエピソード」を募ってみた。

店員さんを率いてやってきたゴージャスな女性

岡山県の学生さんから投稿があったのは、人気漫画を「大人買い」する意外な人にまつわるエピソードだ。

「私はその日、友達と本屋さんを見て回っていました。そしたらそこに、なんだか本屋に似合わない、ゴージャスな服装の女性がやってきたのです。後ろには店員さんを連れていて、
『この漫画全部ください』
と『ONE PIECE』を大人買い。すべて店員さんに、車まで運んでもらっていました。なんだか凄いものを見たね、と友達と大盛り上がり。ONE PIECEはお金持ちのマダムにも人気みたいです」(岡山県・10代女性)

ちなみに「ONE PIECE」は2015年7月時点で既刊78巻。運ばされた店員さんも大仕事である。

もしかして著者本人…?

埼玉県の男性会社員は、レジに並んでいたとき、ちょっと気になるお客を見かけた。

「ふと、前に並んでいる人の買い物かごに目が行きました。すると、なんと同じ本が3冊も入っていたのです。その著者のファンの方なのかな、とも思いましたが、その本、タイトルを見る限り小説などではなく、どうやら理系の専門書のようでした。
いくらなんでも同じ専門書を何冊も購入することはないでしょう。あの人は、今思うとおそらく著者本人だったんじゃないかな」(埼玉県・20代男性)

売れ行きが気になって、何度も本屋を覗いてしまう著者もいる、という話は時々聞くが、この場合ははたしてどうだったのだろうか。

「買っちゃダメ」と言うので買ってみたら…

愛知県に本社を置く「ヴィレッジヴァンガード」は「遊べる本屋」をうたい文句に、本にとどまらず、さまざまなサブカルチャー系グッズを取り扱って人気を博している。そんなヴィレヴァンで、ついつい妙なものを買ってしまったという、北海道からの投稿を紹介したい。

「先日、自宅近くのヴィレヴァンで『買っちゃダメ』と一言書いてあるPOPがありました。そんなことを言われると、つい買いたくなってしまいますよね。その商品はヴィレヴァンの福袋でした。中身はご想像にお任せしますが、本当に買っちゃダメだったかもしれません」(北海道・30代女性)

ヴィレヴァンの福袋は、毎年ユニークな……というより、おバカなグッズがいろいろ詰め込まれていることで知られる。ちなみに2014年は10万袋も売れたそうで、公式サイトにいわく「日本には酔狂物(※原文ママ)が10万人もおります」。

「孫に本をあげたいんだけど、おススメは?」

東京都の塾講師の女性が見かけたのは、児童書コーナーで、孫にプレゼントする本に頭を悩ませる老夫婦だ。店員にも相談しながら、最終的に1冊の本を選ぶが、そのセレクトに投稿者は「えっ」と驚いた。

「会話を聞いていると、どうやらお孫さんは小学校1年生。ああでもない、こうでもない、と必死に選んでいます。やがてお2人は店員さんに、『何がおススメ?』と尋ねました。店員さんはいろいろな本を紹介しましたが、どれもお2人は知らない題名だったらしく、反応は今ひとつです。『やっぱりこれにしよう』と選んだのは、『窓ぎわのトットちゃん』。店員さん全然勧めていないし、小1では難しいと思うし、『結局最初から決まっていたんじゃない!』と心でツッコミを入れていました」(東京都・50代女性)

ちなみに、日本児童図書出版協会のウェブサイトによれば、『トットちゃん』の対象年齢は「小学校中学年」となっている。

「本屋に行くとトイレに行きたくなる現象」を議論したあの日

静岡県の会社員の方は学生時代、本屋特有の(?)ある現象について議論した思い出を投稿してくれた。

「大学時代の話になりますが、もともと本を読むのが好きだった私は、よく友人と一緒に、大学の近所の書店を利用していました。そして気づいたのが、書店に行くと、なぜかみんなトイレに行きたくなるということです。特定の友人だけではなく、別の友人と行っても、たいていみんな書店に着いて5〜10分くらいするとトイレへ行きたがるのです。私もそうでした。
みんなで『なんでだろう?』と話したことがあるのですが、『インクの臭いとか紙の臭いとかに便意を催す作用があるのでは?』という推測は出たものの、結論は出ず、いまだに真相は謎です」(静岡県・40代女性)

この「本屋に行くとトイレに行きたくなる現象」は、1980年代に「本の雑誌」が大々的に取り上げ、全国的な話題になったことがある。当時、同誌にこの「症例」を投稿した女性の名にちなみ、「青木まりこ現象」とも呼ばれ、さまざまな観点からその原因が研究されているが、いまだに解明されていない。

あなたの「本屋さんで見かけた/体験した、ちょっと笑えたエピソード」、教えてください

Jタウンネットでは、あなたの「本屋さんで見かけた/体験した、ちょっと笑えたエピソード」についての情報を募集しています。メール(toko@j-town.net)で、具体的なエピソードと、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。採用者には、Amazonギフト券200円分を進呈いたします。
なお掲載に当たっては、いただいた投稿の一部を改変する場合があります。あらかじめご了承ください。

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