今やデパ地下は外国人に人気の「観光地」! お惣菜戦線はさらに激化

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(Jタウンネットより)

[どさんこワイド – 札幌テレビ]2015年7月7日の放送では、外国人観光客に今人気のスポットでのある取り組みについてが取り上げられました。

札幌のデパ地下で、帰国前最後のお土産選びをしていたのは、香港からの観光客の女性。すでに、スーツケース3つ分の買い物を済ませたというこの女性に予算を聞いてみると…。「それは計算していない。大丈夫。好きなもの買って、上限は無し」と言うではありませんか。

デパ地下のお総菜売り場。画像はイメージです(holycalamityさん撮影、Flickrより)

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大丸札幌店では2015年、外国人観光客が買い物をした金額は、2014年の3倍〜4倍にのぼっています。特に、日本の食が集まる『デパ地下』は今や観光地のひとつです。

そこで、外国人観光客が本当においしいと思える食品はどんなものなのか? 中国人や韓国人を対象とした初めての試食会「ほっぺタウンを発掘するぞ大試食会」が開かれました。

参加した韓国人の男性は、初めて食べたエビマヨに「なんかおいしい。すごいコクがある」との感想。しかし、お惣菜全般には「塩味が強くてほかの味が目立たない。辛さがあったほうがおいしいなという感じになると思う」と言い、物足りなさを感じているようでした。

また、スイーツを試食していた中国人女性は、「ちょっと甘すぎっていうイメージ、控えたほうがいいかな」と。

どうやら日本の食品は『甘みが強くて辛さが足りない』そんな印象のようです。

外国人向け商品開発で新たな道を

札幌大丸店の担当者は「今回の意見をふまえて、来年以降の商品開発に反映させていきたい」とのことでした。

外国人の味覚に合わせた商品開発。デパ地下も、新たな客の開拓にしのぎを削っています。

確かに最近、デパ地下で多くの外国人を見かけるようになりました。なんでも、外国人の観光客は、ツアーから個人旅行が増えているそうで、そのこともデパ地下が人気の要因だそうです。それにしてもスーツケース3つ分の買い物って一体何を買われたのでしょう?ちょっと詳細も気になります。(ライター:北海道saki)

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