(Jタウンネットより)
[どさんこワイド – 札幌テレビ]2015年6月16日放送の「言わせて!」では、『魚離れ』の対策についてが取り上げられました。
今、巷では『魚離れ』が進んでいるというのはご存じでしょうか。
実は、消費者の魚離れは深刻で、1日あたりの魚介類と肉類の摂取量は2006年に肉類が逆転して以降、その差は開いたままです。
こうしたなか、札幌市中央卸売市場では、魚をもっと食べてもらおうと、旬を知らせるシールを作るなどといった取り組みを始めています。シールで存在感をアピールすることで、消費者に魚を手に取ってもらいたいと考えたからです。
魚とカニ・メロンなどがデザインされているそのシールは、今の時期であれば時鮭などに貼られています。どういうことかというと、「旬真っ只中」の「北海道産食材」だけにつけられる限定のシールということで、旬の食材を示す目印ともなっているのです。
また、市場情報発信実行委員会の方によると、そのシールが付いているということは「札幌市中央卸売市場をきちんと流通している」ということ、「市場のプロがオススメしているという意味」だということでした。
お店側も「お客さんに自信をもって旬の魚ですよとおすすめできるのが1番のメリット」だといいます。
いわば”中央卸売市場のブランド化”ともいえるお墨付きシール。消費者にとっては、売り場で旬を探す楽しみにもなりそうです。
さらに、札幌市中央卸売市場では、シールの他、レシピも提供していて、おいしく魚を食べるための情報も提供しているということでした。
お墨付き VS 価格
最後に、2人の視聴者からの意見などが紹介されました。
札幌市東区 40代女性からは「最近は魚の値段が高い。サケやタラ、シシャモなどの値段が下がれば食べる人が多くなるのでは」といったご意見。
根室市 30代男性からは「道東に引っ越して魚を食べる機会が増えた。浜の母さんの料理教室で魚料理の新しいレシピを学んでいる」という情報でした。
視聴者からの意見にもありましたが、魚、高いですよね。昨年、肉がどんどん高くなるという報道はありましたが、魚についてはニュースになってはいなかったようですが、確実に高くなりました。我が家の場合は、お墨付きよりも値段で手に取るものが変わります。悲しきかなそれが現実です。(ライター:北海道saki)