「顔が見える」をキーワードに人気急上昇、奥能登の山菜

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(Jタウンネットより) [となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2015年4月9日放送の「旬ネタ@市場」のコーナーで春の味覚・山菜について紹介していました。

コゴミ(kikmoyooさん撮影、Flickrより)

コゴミ?

山菜は抗酸化力の高いポリフェノール類が多く、身体を冬の眠りから目覚めさせる効果が期待できます。 料理の仕方が分からないという人が多いということなんですが、実は山菜の中にはあく抜きが要らなくて扱いやすいものが多いということです。 山菜は山や野原に自生し食用にする植物のことをさしますが、最近では天然ものだけでなく栽培も行われているということです。

生産者の顔が見えることが差別化に繋がりブランド化へ

金沢市中央卸売市場にはコゴミや山ウド、ワラビなど入荷している9割以上が奥能登で取れたものなのです。 これだけ奥能登殻の割合が高くなったのは、7年前市場と県などが連携して輸送ルートの新設や運賃補助などを行い、奥能登の個人出荷者専用の売り場を作ったのが始まりなのです。 店頭では生産者個人の名前で出荷されているということで人気に繋がっていったそうです。 出荷している生産者は1年を通して約300人。売り場では1人1人の商品を1つずつ競っていくので共同で選果して大量に持ち込まれる野菜に比べると何倍もの時間がかかるといいます。しかしこの売り場の野菜はこれからの市場の無くてはならない存在になっているそうです。 金沢市卸売市場の担当者は「大量生産、大量消費の時代とは少し変わってきているので、個人の少ない荷物も扱って、小売店さんも差別化をもって売り場を作っていきたいというところとのマッチングを図っている」と仰っていました。 奥能登産のものが店頭に並ぶときには、共同出荷されたものには「能登やさい」、個人出荷のものには「顔の見える能登の食材」と言うシールが付いています。 生産者の顔の見える奥能登の山菜は、産地と市場の未来への架け橋ともいえる美味しくてたくましい山の恵みなんですね。(ライター:ファンキー金沢)

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