大学生の一人暮らし完全ガイド!必要なものから費用・物件選びのポイントを徹底解説
本記事では、大学生の一人暮らしにおいて、部屋探しのポイントや必要なもの、費用の目安などを解説します。一人暮らしの準備を進める際のヒントとして、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
一人暮らしをしている大学生の割合は?

大学進学をきっかけに、一人暮らしを始める学生の割合はどれくらいなのでしょうか。全国大学生協連が実施した「第61回学生生活実態調査」では、自宅・実家で暮らす大学生は42.7%、自宅外で暮らす大学生は57.3%でした。
自宅外には、一人暮らしをする下宿のほか、学生寮で生活する学生も含まれますが、全体では自宅外から大学へ通う学生が半数以上を占めています。
一人暮らしを選ぶ大学生の割合や、実家暮らしとの違い、生活費の目安について詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてご参考ください。
大学生の一人暮らし、メリット・デメリットは?

大学生の一人暮らしには、自由な時間が増えることや大学へ通いやすくなること、生活力が身につくことなどのメリットがあります。大学の近くに住めば通学時間を短縮でき、勉強やサークル活動、アルバイトに使える時間も確保しやすくなります。また、掃除や洗濯、自炊、家計管理などを自分でおこなうことで、社会人になる前に自立した生活習慣を身につけられるでしょう。
一方で、家賃や食費、水道光熱費などの負担が増えるほか、家事や健康管理もすべて自分でおこなわなければなりません。自由度が高い分、夜更かしが増えて生活のリズムが乱れたり、お金を使いすぎたりする場合もあります。一人暮らしを始める前に、よい面だけでなく負担になりやすいところも理解しておくことが大切です。
| メリット |
・門限などを気にせず自由に生活できる
・大学の近くに住めば通学時間を短縮できる
・掃除や洗濯、自炊などの生活力が身につく
・勉強やサークル、アルバイトの時間を確保しやすい
・友人や恋人を自宅に招きやすい
|
|---|---|
| デメリット |
・生活リズムが不規則になりやすい
・家賃や食費、水道光熱費などの負担が増える
・家事をすべて自分でおこなう必要がある
・体調を崩したときも自分で対応しなければならない
・お金を使いすぎたり、外出が減ったりすることがある
|
初めて一人暮らしをする大学生が感じやすい不安や、実際に暮らし始めてから気づきやすいメリット・デメリットについては、以下の記事もご覧ください。
大学生の一人暮らし、部屋探しを始めるタイミングは?

大学生の部屋探しは、合格発表後から始めても間に合いますが、人気の物件は早い段階で埋まってしまいます。とくに新築や、駅の近く、女性専用、家具付きの物件など人気の高い物件を希望する場合は、合格前予約制度の利用を検討しましょう。
一般的な部屋探しは、入居予定日の1~2カ月前が目安です。2~3月は希望者が増えるため、進学先が決まる前でも、条件整理や情報収集を始めておくと安心です。
部屋探しを始める時期や入居までの流れ、引越し前に準備しておきたいものついては、以下の記事も参考にしてください。
大学生の一人暮らし、物件選びのポイントは?

一人暮らしを始める際は、家賃だけでなく通学時間や周辺環境、防犯設備なども含めて物件を選ぶことが大切です。大学生活は数年間続くため、住みやすさは日々の生活や学業にも影響します。ここでは、大学生が物件を選ぶ際のポイントを解説します。
家賃
家賃は固定費のため、無理なく支払える金額に設定することが重要です。全国大学生協連が実施した「第61回学生生活実態調査」によると、居住費の平均額は55,452円でした。
家賃は住むエリアや築年数、駅からの距離、防犯設備の有無によって家賃は変わります。仕送りやアルバイト収入を踏まえながら、生活に余裕をもてる予算で物件を選びましょう。
大学生の平均家賃やエリア別の相場など、家賃を抑えながら希望に合う部屋を探すポイントについては、以下の記事でも紹介しています。
間取り
大学生の一人暮らしでは、ワンルームや1Kが人気です。ワンルームは、居室とキッチンが一体となっており、1Kはドアで仕切られているため、生活スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。あわせて、家具を無理なく配置できる広さがあるかも確認することが必要です。
ワンルームと1Kの違いや、一人暮らしに適した広さなど、部屋選びのポイントについて詳しく知りたい場合は、以下の記事もご覧ください。
設備
設備は、毎日の暮らしやすさや防犯性を左右する重要なポイントです。オートロックやモニター付きインターホン、防犯カメラなどがある物件は、初めての一人暮らしでも安心して生活できます。また、バス・トイレ別や独立洗面台、室内洗濯機置き場、十分な収納スペースなども人気の設備です。
希望条件をすべて満たそうとすると家賃が高くなることもあるため、優先順位を決めて選びましょう。女性の一人暮らしで重視したい防犯設備や、安全な物件を選ぶためのポイントについては、以下の記事も参考になります。
周辺環境
物件を選ぶ際は、部屋だけでなく周辺環境も確認しましょう。大学や最寄り駅までの距離、スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストア、病院など生活に必要な施設が近くにあると便利です。また、時間帯と曜日によって街の雰囲気が異なることもあるため、可能であれば時間帯と曜日を変えて何度か治安や人通り、騒音などを確認しておくと安心です。
大学までの通学時間の目安や、一人暮らしに適したエリアの選び方などが気になる場合は、以下の記事もご覧ください。
大学生の一人暮らしで必要なものは?

一人暮らしを始める際は、家具や家電、日用品などを事前に調べておく必要があります。ただし、一度にすべてを揃える必要はありません。生活に欠かせないものを優先し、実際に暮らし始めてから必要に応じて買い足すのがおすすめです。ここでは、一人暮らしを始める大学生に必要なものを紹介します。
家具
一人暮らしでは、生活に必要な家具において、優先順位をつけて揃えることが大切です。まずは、寝具やデスク、カーテンなど入居初日から必要なものを準備し、その後の生活に合わせて収納家具やラグなどを買い足すと、初期費用を抑えながら快適な部屋づくりができます。
| 項目 | 項目 |
|---|---|
| 寝具 | ★★★ |
| デスク・テーブル | ★★★ |
| カーテン | ★★★ |
| 椅子 | ★★☆ |
| テレビ台 | ★★☆ |
| 収納 | ★★☆ |
| ラグ | ★★☆ |
家具は、一度購入すると長く使うものが多いため、デザインだけでなく使い勝手も重視して選びましょう。収納付きベッドや折りたたみ式デスクなど、省スペースで使える家具を選ぶと、限られた部屋でも広く使えます。また、カーテンは入居前に窓のサイズを確認し、事前に準備しておくと安心です。
大学生に必要な家具選びや、おしゃれで暮らしやすいレイアウトのコツについては、以下の記事でも解説しています。
家電
家電は、新生活を始めたその日から必要になるものと、生活スタイルに応じて後から買い足せるものがあります。まずは、照明や冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなど、毎日の生活に欠かせない家電を優先的に準備するのがおすすめです。テレビや炊飯器、掃除機などは、自炊の頻度やライフスタイルに合わせて購入を検討すると、初期費用を抑えやすくなるでしょう。
| 項目 | 項目 |
|---|---|
| 照明 | ★★★ |
| 冷蔵庫 | ★★★ |
| 洗濯機 | ★★★ |
| 電子レンジ | ★★★ |
| 電気ケトル | ★★☆ |
| 電源タップ | ★★☆ |
| テレビ | ★★☆ |
| 炊飯器 | ★★☆ |
| ドライヤー | ★★☆ |
| コンロ | ★☆☆ |
| 掃除機 | ★☆☆ |
物件によっては、照明やコンロ、エアコンが備え付けられている場合があります。購入前に設備を確認しておくと、不要な出費を避けられます。また、冷蔵庫や洗濯機は、設置スペースのサイズも忘れずにチェックしておくとよいでしょう。
日用品
日用品は、一つひとつは小さいものでも、毎日の生活に欠かせないアイテムばかりです。とくに、トイレットペーパーやゴミ袋、タオル、洗剤類などは、引越し当日から必要になるため、事前に準備をしておきましょう。調理器具や食器類は、自炊の頻度に合わせて必要最低限から揃え、生活しながら買い足していく方法がおすすめです。
| 項目 | 重要度 |
|---|---|
| ゴミ箱・ゴミ袋 | ★★★ |
| トイレットペーパー ・ティッシュペーパー |
★★★ |
| バス・洗面用品 | ★★★ |
| 調理器具・食器類 | ★★★ |
| 衣類 | ★★★ |
| タオル | ★★★ |
| 洗剤類 | ★★★ |
| 物干し竿・洗濯ハンガー ・洗濯ばさみ |
★★★ |
| ハンガー | ★★☆ |
日用品の多くは、ドラッグストアや100円均一ショップでも購入できます。ただし、ゴミ袋は自治体によって指定が異なるため、引越し先のルールを確認してから用意すると安心です。また、常備薬や救急用品も揃えておくと、急な体調不良やケガにも落ち着いて対応できます。
大学生活で必要なもの
大学生活では、家具や家電のほかにも、学習に必要なアイテムも準備しておくことが必要です。とくに、レポート作成やオンライン授業で使用するパソコンは必須といえます。また、自宅で快適に作業できるよう、安定したWi-Fi・インターネット環境を整えておくのも大切です。プリンターは必須ではありませんが、自宅で印刷できるとレポート提出や資料の準備がスムーズになります。
| 項目 | 重要度 |
|---|---|
| パソコン | ★★★ |
| Wi-Fi・インターネット環境 | ★★★ |
| プリンター | ★★★ |
大学によっては、パソコンの推奨スペックを公表している場合があります。入学前に確認しておくと、授業に適した機種を選びやすくなるでしょう。また、インターネット無料の物件もあるため、回線契約の前に設備内容を確認しておくと、余計な出費を抑えられます。
一人暮らしで必要なWi-Fiやインターネット環境の選び方、回線の種類や費用について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
新生活に必要な家具や家電、日用品をまとめて確認したい人は、チェックリスト形式で紹介している以下の記事も参考にしてください。
大学生の一人暮らしにかかる費用は?

大学生の一人暮らしでは、引越し時に必要な初期費用だけでなく、家賃や光熱費、食費など毎月の生活費もかかります。無理のない一人暮らしを続けるためには、必要な費用の目安や収入のバランスを把握しておくことが大切です。一人暮らしにかかる主な費用と収入について解説します。
初期費用
大学生が一人暮らしを始める際は、賃貸契約にかかる費用のほか、引越し代や家具・家電の購入費も必要です。賃貸契約では、敷金・礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料などが発生し、物件の家賃や契約条件によって総額が変わります。
全国大学生協連の「2025年度保護者に聞く新入生調査」では、2025年の新居入居にかかった費用は平均19万5,200円でした。敷金・礼金が不要な物件や、大学生協の提携物件を選ぶと費用の負担を抑えられる場合もありますが、退去時の費用を含めた契約内容の確認が欠かせません。
賃貸契約や引越し、家具・家電の購入にかかる費用については、以下の記事でも説明しています。
毎月の費用
一人暮らしを始めると、毎月家賃や光熱費、食費などの生活費がかかります。初期費用だけでなく、毎月どのくらいの支出が必要になるのかを把握しておくことが大切です。ここでは、一人暮らしで毎月必要になる主な費用を紹介します。
家賃
家賃は、一人暮らしの生活費のなかでももっとも大きな支出です。家賃が高すぎると、食費や交際費などほかの生活費を圧迫してしまうため、無理のない金額で物件を選ぶことが大切です。大学までの通学時間や周辺環境とのバランスも考慮しながら、自分に合った住まいを選ぶと、快適な学生生活につながるでしょう。
大学生の家賃相場や家賃を抑えるポイント、物件選びのコツについては、以下の記事も参考になります。
光熱費
光熱費には、電気・ガス・水道代が含まれます。季節や生活スタイルによって金額は変わり、夏や冬はエアコンの使用で電気代が高くなる傾向です。こまめに照明を消したり、お湯の使い方を見直したりするなど、工夫を積み重ねることで、毎月の負担を抑えやすくなります。契約先が自由に選べる場合には、電力会社やガス会社の料金を比較することも、節約につながります。
食費
食費は、自炊するか外食が多いかによって支出が変わります。自炊を取り入れると食費を抑えやすくなるだけでなく、食材をまとめ買いしたり作り置きしたりすることで、時間の節約にもつながります。学食やスーパーマーケットの特売日を上手に活用しながら、無理なく続けられる方法を見つけることが食費管理のポイントです。
大学生の食費の平均額や、自炊・外食のバランス、食費を節約については、以下の記事もご覧ください。
その他の費用
生活においては、家賃や食費以外にも通信費や日用品代、交通費、交際費などさまざまな支出が発生します。教科書代やサークル活動費、洋服代など、時期によって必要になる費用もあるため、毎月余裕をもって予算を組んでおくと安心です。急な出費に備えて、生活費とは別に予備費を確保するのも重要です。
一人暮らしにかかる生活費の内訳や、毎月の支出を抑えるポイントについて知りたい人は、以下の記事もご確認ください。
一人暮らし大学生の収入
一人暮らしを続けるためには、毎月の支出だけでなく収入についても考えておく必要があります。収入源は、アルバイトや保護者からの仕送り、奨学金などさまざまです。生活費とのバランスを意識しながら、自分に合った方法で収入を確保することが大切です。
アルバイト
一人暮らしの大学生にとって、アルバイトは生活費や趣味、交際費などを補う大切な収入源です。ただし、収入を優先しすぎて学業がおろそかになってしまう可能性もあります。授業や試験、サークル活動などとのバランスを考えながら、自分の生活リズムに合った働き方を選ぶことが重要です。
大学生のアルバイト代や平均額について知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
仕送り
仕送りは、一人暮らしをする大学生の生活を支える大切な収入のひとつです。家賃や食費の一部を仕送りで補い、不足分をアルバイトでまかなう学生も少なくありません。一方で、仕送りがない場合は、生活費のやりくりがより重要になります。家庭の状況に合わせて収支を管理し、生活設計を考えることが大切です。
仕送りがない場合の生活方法や、大学生の仕送り額の相場については、以下の記事も参考になります。
大学生の一人暮らしで必要な手続きは?

大学生が一人暮らしを始める際は、物件の契約や引越しの準備のほかに、住所やライフラインに関する手続きも必要です。手続きには期限が設けられているものもあるため、時期ごとに整理して進めると漏れを防げます。主な手続きは以下の通りです。
- 引越し前:転出届の提出、郵便物の転送手続き
- 入居前:電気・ガス・水道、インターネットの利用申し込み
- 引越し後:転入届または転居届の提出
- 住所変更:マイナンバーカード、運転免許証、銀行口座など
- 大学への届出:住所や通学経路、保証人情報などの変更
- その他:携帯電話、クレジットカード、通販サイトなどの登録変更
住民票を移す場合、異なる市区町村への引越しでは、原則として転出届と転入届が必要です。同じ市区町村内であれば、転居届を提出します。大学生が世帯主になるかどうかや、扶養への影響についても家庭の状況によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
引越し前後に必要な手続きの順番や提出期限を詳しく知りたい場合は、以下の記事もご覧ください。
大学生の一人暮らし、不安や寂しさを感じたら?

初めて家族と離れて暮らすと、慣れない環境や静かな部屋に心細さを感じることがあります。そのようなときは、家族や友人に連絡する、サークルやアルバイトに参加する、趣味や勉強に取り組むなど、人とのつながりや生活の楽しみを増やしてみましょう。
家事や金銭管理は最初から完璧にこなそうとせず、少しずつ慣れていくことも大切です。不安や落ち込みが続く場合は、ひとりで抱え込まず、家族や大学の学生相談室などに相談するのもひとつの方法です。
一人暮らしを経験した先輩の体験談や、不安・寂しさを和らげる具体的な方法については、以下の記事でも紹介しています。

- 大学生の一人暮らしは寂しい?先輩たちの体験談や不安解消法まとめ
- 「大学入学と同時に一人暮らししたいけど、寂しさを感じてしまいそう……」そんな不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
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大学生の一人暮らしに関するよくある質問

大学生の一人暮らしを始める際は、必要なものや費用、物件の選び方など、さまざまな疑問が生じます。準備不足のまま新生活を迎えると、予定外の出費や生活上の不便につながる可能性もあるでしょう。ここでは、一人暮らしを検討している大学生や保護者から寄せられやすい質問について、これまで紹介した内容をもとに回答します。
大学生の一人暮らしで必要なものは?
一人暮らしには、ベッドやテーブルなどの家具、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジといった家電が必要です。調理器具、洗面用品、掃除用品などの日用品に加え、授業や課題に使用するパソコンやインターネット環境も整えましょう。入居当日から使うものを優先し、生活しながら必要になったものを買い足すと、無駄な出費を抑えられます。
大学生の一人暮らしでかかる費用は?
一人暮らしを始める際は、敷金・礼金や仲介手数料などの賃貸契約費用、引越し代、家具・家電の購入費がかかります。入居後も、家賃、光熱費、食費、通信費、日用品代などが毎月必要です。アルバイト代や仕送りなどの収入を確認し、急な出費にも対応できるよう、余裕をもった予算を立てておきましょう。
大学生が一人暮らしをする時の物件選びのポイントは?
物件を選ぶ際は、家賃や間取りだけでなく、大学までの通学時間や最寄り駅からの距離、買い物のしやすさも確認します。オートロックやモニター付きインターホンなどの防犯設備、収納や室内洗濯機置場といった設備も重要です。昼間だけでなく夜間の周辺環境も確認し、安心して暮らせる物件を選ぶことが大切です。
まとめ
大学生の一人暮らしを充実させるには、早めの準備が欠かせません。必要な家具・家電や初期費用、毎月の生活費を確認したうえで、通学や生活のしやすさを考えて物件を選びましょう。引越し前後の手続きも一覧にしておくと、漏れを防げます。
最初は、不安や寂しさを感じることもあるかもしれませんが、周囲の人を頼りながら少しずつ生活に慣れていくことが大切です。
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