【最新】家の売却相場は?調べる方法や築年数別の目安・高く売るコツを解説

この記事では、不動産市場の動向や、築年数別の売却相場を解説します。また一戸建てを高く売る方法や、売却相場の調べ方も紹介するのでぜひ参考にしてください。
記事の目次
一戸建ての売却相場は近年上昇!
・首都圏中古戸建住宅成約価格

(出典:公益財団法人 東日本不動zou産流通機構)
東日本不動産流通機構が1月に発表した「首都圏中古マンション・中古戸建住宅長期動向グラフ【2013年1月~2023年12月】」を見てみると、コロナ禍に一度価格が下落しましたが、その後は上昇していることがわかります。
中古一戸建てが人気の理由
では、なぜ中古一戸建てが人気なのでしょうか。理由としては以下が挙げられます。
新築一戸建てに比べて割安
中古一戸建ては、新築一戸建てに比べて割安です。コロナ禍に新築一戸建ての供給量が減ったことや、土地や建築資材の高騰などにより、新築一戸建ては価格が高騰しています。したがって新築よりも割安感のある、中古一戸建てが注目されています。実際に人気があります。
新築住宅の供給数が減った
2つ目の理由は新築住宅の供給数が年々減っていることです。
野村総合研究所の発表によると、新設住宅着工戸数は、2022年度の86万戸から、2030年度には74万戸、2040年度には55万戸と減少する見込みだそう。
続いて、公益財団法人 東日本不動産流通機構の「首都圏中古マンション・中古戸建住宅長期動向グラフ」を見ていきましょう。
・首都圏中古戸建住宅在庫件数

(出典:公益財団法人 東日本不動産流通機構)
首都圏の中古一家建ての在庫数は、コロナ禍によって2020年1月頃を境に急激に減少したものの、2023年7月にはコロナ禍前の数字に戻りつつあります。供給数は増加傾向にあるため、現在は希望や条件に合う中古物件を見つけやすい状況です。
エリアや間取りが選べる
中古一戸建ての供給数が増えたこともあり、希望するエリアや間取りの物件を選びやすい状況です。また比較的画一的な間取りやデザインの新築分譲住宅に比べて、中古一戸建ては注文住宅などもあり、個性的な物件にも出会いやすいことも魅力です。
実際の物件を確認できる
新築一戸建ては完成前に購入するケースが多い一方で、中古一戸建ては実際に実物を確認できます。また居住中であることも多く、引越し後の生活をイメージしやすいことも人気が集まる理由のひとつです。
リフォーム・リノベーションができる
中古一戸建ては比較的割安な価格で購入できるため、その分リフォームやリノベーションに費用を充てられます。注文住宅は自分好みに建築できますが、どうしてもコストが高くなります。中古住宅を購入してリフォームをするほうがハードルは低いでしょう。
早く入居できる
中古一戸建ては早く入居できるのが魅力です。新築一戸建ては完成するまで入居できず、引越しまでに数カ月かかるケースも少なくありません。
しかし中古一戸建ては、売主の都合によっては1~2カ月程度で入居できることもあります。子どもの入学や転職など、引越したいタイミングに合わせやすいこともメリットです。
築年数による一戸建ての価格推移
築年数による一戸建ての価格推移を紹介します。

公益財団法人 東日本不動産流通機構が2024年1月に発表した「首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 【2023年10~12 月】」から首都圏の一戸建て売却相場を見てみましょう。
築年数 | 価格 | 価格から見た 下落率 |
---|---|---|
5年未満 | 5,310万円 | ― |
5年~10年未満 | 4,849万円 | 8.6% |
10年~15年未満 | 4,643万円 | 12.5% |
15年~20年未満 | 4,329万円 | 18.4% |
20年~25年未満 | 4,199万円 | 20.9% |
25年~30年未満 | 3,423万円 | 35.5% |
30年以上 | 2,533万円 | 47.7% |
※下落率は築0~5年未満を100%として計算。土地の価格や建物の状態によって異なる場合があります
首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 [2023年10~12月]
(出典: 公益財団法人 東日本不動産流通機構)
築5年未満を100%として計算していることもあり、5~10年未満の下落率は8.6%と、それほど下がっていません。例えば東京都内で立地条件がよい場合は、新築時より値上がりしているケースもあるでしょう。
また築20年~25年未満でも下落率は20%程度にとどまっており、依然として資産価値が高いことがわかります。
建物は経年により劣化するため、首都圏は土地値が高いことも影響していると考えられます。なるべく高値で売ることを希望するのであれば、築20年~25年までに売却を検討しましょう。
購入時の価格から物件相場をシミュレーション
上記のデータをもとに、築年数が経つにつれ購入時の価格からどれくらい下がるのかシミュレーションしてみました。
物件価格 | |||||
---|---|---|---|---|---|
新築 (購入価格) |
2,000万円 | 3,000万円 | 4,000万円 | 5,000万円 | 6,000万円 |
5年未満 | |||||
5年~10年 未満 |
1,828万円 | 2,742万円 | 3,656万円 | 4,570万円 | 5,484万円 |
10年~15年 未満 |
1,750万円 | 2,625万円 | 3,500万円 | 4,375万円 | 5,250万円 |
15年~20年 未満 |
1,632万円 | 2,448万円 | 3,264万円 | 4,080万円 | 4,896万円 |
20年~25年 未満 |
1,582万円 | 2,373万円 | 3,164万円 | 3,955万円 | 4,746万円 |
25年~30年 未満 |
1,179万円 | 1,935万円 | 2,580万円 | 3,225万円 | 3,870万円 |
30年以上 | 915万円 | 1,569万円 | 2,092万円 | 2,615万円 | 3,138万円 |
※下落率は築5年未満を100%として計算。土地の価格や建物の状態によって異なる場合があります
購入した時の価格と築年数が交わるところの価格を確認し、住宅ローンの残高と比較してみましょう。
住宅ローンの残債があっても売却はできますが、決済日に受け取る売買代金で完済できない場合は、自己資金を充当するなどしなければなりません。
上記はあくまでも、一般的な下落率を参考に算出したものです。実際には不動産会社に査定依頼し、査定価格を参考に資金計画を立てましょう。
築年数別・一戸建て売却価格相場
ここからは、公益財団法人 東日本不動産流通機構の「首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況」から、首都圏エリアの一戸建ての売却価格相場をさらに詳しく見ていきましょう。
【築5年未満】一戸建て売却相場
首都圏エリアの築5年未満の一戸建てはいくらで売れるのでしょうか。売却価格相場は以下となります。
売却 価格 |
前年比 | 売却 件数 |
前年比 | |
---|---|---|---|---|
東京都 | 7,219万円 | 16.40% | 91件 | -28.9% |
埼玉県 | 3,762万円 | -6.90% | 48件 | -23.80% |
千葉県 | 4,200万円 | 6% | 71件 | -6.60% |
神奈川県 | 5,088万円 | 3.80% | 93件 | -9.70% |
首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 [2023年10~12月]
(出典: 公益財団法人 東日本不動産流通機構)
1都3県の売却価格には、大きな差があることがわかります。また東京都は前年比で16.7%も上昇しており、土地や人件費の高騰や、築浅物件の希少性から高くなったと考えられます。
築5年未満の一戸建ては築年数が浅く、新築時と比べても、ほとんど劣化していない状態です。設備の故障・不具合などがなければ、リフォーム費用はほとんどかかりません。ほとんどの物件は、ハウスクリーニング程度で済むでしょう。
【築5年~10年未満】一戸建て売却相場
首都圏エリアの築5年~築10年未満の一戸建てはいくらで売れるのでしょうか。売却価格相場は以下となります。
売却 価格 |
前年比 | 売却 件数 |
前年比 | |
---|---|---|---|---|
東京都 | 6,237万円 | -0.3% | 155件 | -9.4% |
埼玉県 | 3,643万円 | -3.9% | 90件 | -8.2% |
千葉県 | 4,047万円 | 14.7% | 101件 | 14.8% |
神奈川県 | 4,615万円 | -0.7% | 109件 | -4.4% |
首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 [2023年10~12月]
(出典: 公益財団法人 東日本不動産流通機構)
千葉県は前年比で15%近く高くなっていますが、その他は前年とさほど変わらない価格でした。千葉県は売却件数も増加しており、取引の市場が好調であることがわかります。
築5年超~10年未満の建物はまだ状態がよく、浴室やキッチンなど水回りもそのまま使えることが多いでしょう。もしリフォームするとしても、クロスや畳の張り替えや、フローリングのワックスがけなど、比較的安価な内装リフォーム程度で済みます。
【築10年~15年未満】一戸建て売却相場
首都圏エリアの築10年~築15年未満の一戸建てはいくらで売れるのでしょうか。売却価格相場は以下となります。
売却 価格 |
前年比 | 売却 件数 |
前年比 | |
---|---|---|---|---|
東京都 | 5,971万円 | 21.0% | 133件 | 0.0% |
埼玉県 | 3,529万円 | 14.5% | 66件 | 17.9% |
千葉県 | 3,098万円 | -6.2% | 58件 | 5.5% |
神奈川県 | 4,527万円 | 1.6% | 118件 | 14.6% |
首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 [2023年10~12月]
(出典: 公益財団法人 東日本不動産流通機構)
どのエリアも築15年までは下落率は低く、東京都と埼玉県は前年に比べて高値で売却していることがわかります。
築10年~築15年になると、給湯器やガスコンロは寿命を迎え、交換が必要になってきます。まだ浴室やキッチンは使える状態ではあるものの、給湯器やガスコンロの交換と合わせてリフォームを検討する時期になります。
また10年保証が切れるタイミングです。外部改修が必要になってくる時期でもあり、屋根や外壁の劣化具合では、補修や改修が必要です。少なくとも屋根の点検やシロアリの調査を依頼し、急激に劣化が進まないように注意しましょう。
【築15年~20年未満】一戸建て売却相場
首都圏エリアの築15年~築20年未満の一戸建てはいくらで売れるのでしょうか。売却価格相場は以下となります。
売却 価格 |
前年比 | 売却 件数 |
前年比 | |
---|---|---|---|---|
東京都 | 5,653万円 | 6.6% | 156件 | 6.1% |
埼玉県 | 3,078万円 | 8.4% | 96件 | 14.3% |
千葉県 | 2,946万円 | 10.5% | 69件 | -6.8% |
神奈川県 | 4,424万円 | 12.2% | 96件 | -3.0% |
首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 [2023年10~12月]
(出典: 公益財団法人 東日本不動産流通機構)
前年比で見ると、どこのエリアも売却価格は上昇しています。購入希望者にとって築15年~20年は手ごろ感があり、建物もそれほど劣化していないので、売主にとっては売りやすいタイミングです。
築15年~20年になると、多くの建物は水回りのリフォームや外部改修が必要になってきます。水回のリフォームに数百万円、外部改修にも数百万円かかることを想定して購入を検討する人も多く、建物の状態よりも、購入価格や立地を考慮して選ぶ傾向があります。
基本的に売るためのリフォームする必要はありません。手入れを検討する場合は、不動産会社に相談してからにしましょう。
【築20年~25年未満】一戸建て売却相場
首都圏エリアの築20年~築25年未満の一戸建てはいくらで売れるのでしょうか。売却価格相場は以下となります。
売却 価格 |
前年比 | 売却 件数 |
前年比 | |
---|---|---|---|---|
東京都 | 5,742万円 | 0.6% | 137件 | 8.7% |
埼玉県 | 2,511万円 | -8.7% | 78件 | 21.9% |
千葉県 | 2,878万円 | 15.2% | 75件 | -19.4% |
神奈川県 | 4,349万円 | 18.4% | 128件 | 12.3% |
首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 [2023年10~12月]
(出典: 公益財団法人 東日本不動産流通機構)
東京都は、築15年超から25年と比べて、100万円ほど成約価格が上がっており、千葉県と神奈川県はそれほど変わらない価格で成約にいたっていることがわかります。
税務上の数値を参考にすれば、木造住宅の耐用年数は22年です。したがって築20年を超えると、建物の価値はほとんどないと判断される傾向にあります。
購入希望者は建物の価値よりも、立地や環境を重視して購入するようになるでしょう。上記の結果は、中古一戸建ての需要の高さが影響した可能性があります。
もしリフォームや外部改修などの履歴があれば、購入希望者にとってプラスの評価になることがあるため、証拠となる書類を準備しておきましょう。
【築25年~30年未満】一戸建て売却相場
首都圏エリアの築25年~築30年未満の一戸建てはいくらで売れるのでしょうか。売却価格相場は以下となります。
売却 価格 |
前年比 | 売却 件数 |
前年比 | |
---|---|---|---|---|
東京都 | 5,286万円 | ‐6.8% | 113件 | -4.2% |
埼玉県 | 2,137万円 | -5.6% | 80件 | -14.0% |
千葉県 | 2,089万円 | -11.8% | 84件 | -16.0% |
神奈川県 | 3,471万円 | 1.4% | 95件 | 25.0% |
首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 [2023年10~12月]
(出典: 公益財団法人 東日本不動産流通機構)
神奈川県は築20年超~25年未満と比べて、1,000万円近く価格が下がっているのが特徴的です。
築25年超のもなると、建物の価値はほとんどありません。評価額が変動しにくい土地の価格で取引されるため、築30年以降の売却価格は値崩れしにくくなります。
一度もリフォームや外部改修をおこなっていない場合、建物の状態はかなり劣化していることが予想されます。もし中古一戸建てとして売却するのであれば、専門家によるホームインスペクション(建物状況調査)を実施し、引渡し後のトラブルを避けるようにしましょう。
【築30年超】一戸建て売却相場
首都圏エリアの築30年超の一戸建てはいくらで売れるのでしょうか。売却価格相場は以下となります。
売却 価格 |
前年比 | 売却 件数 |
前年比 | |
---|---|---|---|---|
東京都 | 3,580万円 | -6.8% | 232件 | 12.6% |
埼玉県 | 1,593万円 | -1.5% | 203件 | -10.2% |
千葉県 | 1,664万円 | 11.3% | 232件 | 0.4% |
神奈川県 | 3,368万円 | 11.9% | 179件 | 3.5% |
首都圏中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況 [2023年10~12月]
(出典: 公益財団法人 東日本不動産流通機構)
これまで5,000万円以上の価格を付けていた東京都も大幅に価格が下落し、3,000万円台になりました。神奈川県と比べても、ほとんど差がなくなることがわかります。築30年以上になればエリアを問わず、築年数の古さが売却価格に影響すると考えられるでしょう。
建物に多額の費用をかけて改修をしていない限り、建物の評価はゼロになります。中古一戸建でなく、古家付き土地として売却することになるでしょう。購入者も土地として購入することになり、解体にかかる費用程度の価格交渉をされる可能性もあります。
一戸建ての売却相場を自分で調べるには
一戸建ての売却相場を調べる方法はおもに4つ考えられます。自分で簡単に調べられ、費用もかかりません。まずはいくつかの方法を使って調べてみましょう。
レインズマーケットインフォメーションで調べる
レインズマーケットインフォメーションとは、国土交通大臣が指定する不動産流通機構である、レインズが公表している成約価格を検索できるシステムです。
都道府県と地域を入力し、さらに追加検索条件を選択することで、調べたい地域や条件の一戸建ての詳細情報を調べられます。会員登録は不要で、すぐに検索できます。
土地総合情報システムで調べる
土地総合情報システムとは、国土交通省が管理・運営しているシステムです。
時期や不動産の種別、地域を選んで成約事例を調べられます。一戸建てやマンションだけでなく、土地や土地建物、農地や林地も調べられるのが特徴です。
またすべての種別を選んで検索できるので、一戸建てとしてだけではなく、売地として売却する可能性がある場合も便利です。
不動産情報サイトで調べる
不動産情報サイトを使って調べることで、実際に売り出されている中古一戸建ての価格相場を参考にします。
アットホームのサイトでは、中古一戸建ての価格相場を調べられるため、自分が住んでいるエリア内の競合になりえる物件が、実際にいくらで売りだされているかを把握できます。

不動産会社に査定を依頼する
家の売却を検討するのであれば、不動産会社に査定を依頼しましょう。より精度が高い売却相場を知れます。机上査定であれば、実際に家を調査することなく査定額を把握できますが、売却する場合は、かならず訪問査定が必要になります。
一戸建てを高く売るコツは?

一戸建てを手放すには人それぞれ理由はあるものの、売却する際は「なるべく高く売りたい!」と誰もが思うはず。ここからは一戸建てを高く売るコツを説明していきます。
周辺エリアの売却相場を調べる
なるべく高く売るためには、周辺エリアの売却相場を把握することが重要です。高すぎる価格設定は売却までに時間がかかり、結局値下げせざるをえないことがあります。
また安すぎても損するため、まず周辺エリアの売却相場を調べて、適正価格で売り出すようにしましょう。
仲介で売却する
家を少しでも高く売却することを優先するのであれば、仲介による売却をおすすめします。不動産会社が買取する場合、再販を想定しているため、相場価格の6割~8割程度になるのが一般的です。
売却してもよい下限価格を決めておく
事前に値引き交渉に応じる場合の、下限価格を決めておきましょう。売却したい気持ちが強いと、つい値引き交渉に応じたくなりますが、下限を決めておくことで安くし過ぎることを防げます。
瑕疵はきちんと告知する
家の劣化や傷、設備の不具合は、隠さずきちんと告知するようにしましょう。
引渡し後に契約で定めた状態や、付帯設備表で告知した内容と異なることが判明した場合、契約不適合責任を問われる可能性があります。
程度にもよりますが、損害賠償請求や代金減額請求されるおそれがあり、内容によっては契約が解除になることもあります。契約不適合責任については、以下の記事をご覧ください。
インスペクション(建物状況調査)を検討する
インスペクションとは建物状況調査のことで、建築士などの専門家が、第三者的な立場で建物の劣化具合や不具合を診断します。
買い手側にとっては安心材料になるため、結果として値引き交渉されにくく、高値での売却につながります。
リフォーム履歴の書類を用意する
もしリフォームを実施している場合は、内容や時期がわかる書類を用意し、購入希望者に説明できるようにします。例えば水回りをリフォームしている場合は、アピールポイントにもなり、査定価格に反映されることもあります。
売却目的でのリフォームは自己判断せずに不動産会社に相談する
売却目的でのリフォームは、自己判断せずに不動産会社にご相談ください。基本的には売却するために、リフォームする必要はありません。
見栄えがよくなっても、リフォームにかかった費用を、売買価格に上乗せできるとは限りません。もし汚れや不具合が気になる場合は、売却経験やノウハウのある不動産会社に相談するようにしてください。
まとめ
家の売却を検討する際は、まず家の売却相場を知っておくことが重要です。この記事で紹介したように成約価格を調べる方法はありますが、売却するのであれば不動産会社による査定が必要です。住宅ローンの残高や売却にともなう諸費用も含めて、資金計画を立てるようにしましょう。
一戸建ては、築年数とともに建物の評価が下がります。なるべく高く売却するためにも、建物の資産価値がなるべく残っているうちに売却するようにしましょう。
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