
- 同棲は同居やルームシェアと何が違う?同棲をする前に知っておくべきこと
- カップルが一緒に住むことを「同棲」といいますが、同じような意味をもつ「同居」とは何が違うのでしょうか?同棲、同居、ルームシェアとの違いとは…。同棲・同居をする前に知っておくべきことをわかりやすく解説します。
恋人と順調に交際が進んでいくと、「同棲」という言葉が脳裏に浮かんでくるタイミングが何度かあると思います。
特に一人暮らしをしていると、風邪で寝込んでいるときや、地震や台風など自然災害が起こったときに「こんなときに恋人がそばにいてくれたら…」と考えたりしますよね。
しかし、今のままでも十分幸せだし同棲してもうまくいくかわからない。など、なかなか同棲に踏み切る勇気が出なかったり、実家に住んでいる場合は、一度家を出たらそう簡単には戻ることができなくなるのでは?と不安になってしまいますよね。
そもそも、同棲したらどんなメリットがあるの?デメリットの方が多いのでは?と考える人も少なくないと思います。
そんな疑問に対して、先輩カップルたちのリアルな声を集めてみました。同棲がうまくいく秘訣も教えてもらいましたので、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
同棲したらどのようなメリットがあるのか、先輩カップルに聞いてみました。
同棲することのメリットを教えて!
(回答サンプル数209人)※複数回答可順位 | 理由 | 票数 |
---|---|---|
1 | 一緒にいる時間が増える | 54 |
2 | 家賃や生活費が節約できる | 53 |
2 | 相手の本性を知ることができる | 53 |
3 | 生活スタイルや価値観の違いがわかる | 35 |
4 | 結婚後のイメージがしやすい | 31 |
5 | 寂しくない | 15 |
6 | 何かあったときに助け合える | 12 |
6 | 結婚相手にふさわしいかジャッジできる | 12 |
7 | 安心感がある | 10 |
8 | 家事が分担できる | 8 |
同棲することの一番のメリットは、一緒にいる時間が増えることでした。仕事が忙しくてなかなか会えなかったり、遠距離だったカップルは特に一緒にいられることに対してのよろこびは大きいと思います。一人暮らしだった人にとっては、風邪をひいたり具合が悪いときには看病してもらえたり、地震や豪雨などの自然災害が起こったときも相手がそばにいてくれたら安心ですね。
家賃や生活費が節約できるというメリットについては、男性側の意見が多い印象でした。家賃や生活費が半分になるだけでなくデート代や交通費など含め金銭面でのメリットが大きいのかもしれません。また、同棲をすると大きな買い物もしづらくなるため、浪費癖がある人にとってはストッパーとなる相手がいるとうれしいですね。
一緒に過ごす時間が長くなるにつれ気を遣わなくなりはじめると相手のさまざまな面が見えてきます。
たとえば、クールでしっかり者に見えるけど実は甘えたがりだったり、優しくて癒し系だけどいざとなったら頼れる存在だったり、誰も知ることのない意外な一面を見られるのも同棲ならではのメリットといえるでしょう。
育ってきた環境によって生活スタイルや価値観は違うもの。大好きな恋人が今までどんな生活を送ってきたのか、これからどんな生活を送っていきたいのか言葉だけでは知ることのできないことも身近で感じられるのはうれしいですね。
また、お互いの生活スタイルや価値観の違いがあった場合、早い段階ですり合わせておくことが重要です。違和感を抱えたまま同棲を続けていてもうまくいきません。
結婚を前提に同棲をしはじめた人も多いことからか、結婚生活のシミュレーションをおこなっているという意見も。「恋愛と結婚は別」だとよくいいますが、別だからこそランキングの6位にある「結婚相手にふさわしいかジャッジできる」という意見にも納得ですね。
「うれしいことは2倍に辛いことは半分」、「周辺の散歩でもデートになる」など、思わず目からうろこが落ちる意見も。
上記のほかにも、女性からは「防犯上よい」、「虫が出たときに退治してもらえる」、「仕事で落ち込んだときに慰めてくれる」などという意見もありました。女性は同棲することで安心感を得られている人が多い印象です。
そのほかにも男女ともに「家に帰ると明かりがついていること」や「食事中も会話ができて楽しい」など些細な事でも幸せを感じられているようで、微笑ましい限りですね。
続いて、同棲したらどのようなデメリットがあるのか、先輩カップルに聞いてみました。
同棲することのデメリットを教えて!
(回答サンプル数209人)※複数回答可順位 | 理由 | 票数 |
---|---|---|
1 | 一人の時間がなくなる | 80 |
2 | 相手の嫌な面が見えてくる | 36 |
3 | 相手に気を遣う | 18 |
4 | 結婚のタイミングを見失う | 17 |
5 | 新鮮さがなくなる | 16 |
5 | 喧嘩したときに逃げ場がない | 16 |
7 | プライバシーがなくなる | 8 |
7 | 好き勝手にできなくなる | 8 |
7 | 喧嘩が増える | 8 |
8 | 鬱陶しいと感じるときがある | 6 |
8 | 友達と遊べなくなる | 6 |
同棲に対する一番のデメリットは「一人の時間がなくなること」が圧倒的に多い結果となりました。同棲カップルに聞いた部屋探しで一番重視した条件のアンケートの結果でも「個室がある」という答えが多かったことから、たまには一人でゆっくり本を読んだり、趣味を楽しめる部屋やスペースがあることが同棲を上手くいかせる秘訣のようです。
同棲のメリットでもあった「相手の本性を知ること」や、「生活スタイルや価値観の違い」がプラスだけでなくマイナスになることも。今まで気付かなった一面が悪い面ばかりだと百年の恋も一時に冷めてしまいそうです。イライラや不満を溜め込んでいるといつか爆発して二人の関係が修復不可能になってしまう恐れも。お互いに我慢せずに相手に直して欲しいところはきちんと伝えましょう。
今まで一人暮らしだった人は、一人に慣れてしまって同居人がいるとなかなか自分のペースが出せない人もいると思います。トイレやお風呂の時間などは、自分のペースで利用したいけど、パートナーが待っていることを考えるとゆっくりしていられません。友達と遊びにいったり、実家に帰省するときもついついパートナーのことが頭によぎってしまうようですね。
結婚を前提に同棲をしはじめても気がついたら何年も経ってしまったということもあるようですね。
ほかのアンケートで、同棲から結婚に至ったカップルに結婚することになったきっかけを聞いたところ「なんとなくそろそろしようかなと思った」、「付き合いが長くなったので」という意見もあることから結婚を前提で同棲をはじめるのであれば、どのタイミングで結婚するのかあらかじめ決めておいたほうがいいかもしれません。
「異性としてのドキドキが悲しいくらいなくなる」という意見には同棲の“理想と現実”が見えた気がします。
「結婚のタイミングを見失う」という意見と同様に、結婚前の同棲ならば新婚生活のウキウキ感を楽しむためにもやはり同棲期間は決めておくべきでしょう。
喧嘩をしても同棲をしていないのであれば、しばらくお互い連絡を取らずに頭を冷やすなんてこともできますが、喧嘩したあとも常に顔を合わさなければならない場合、冷静に考えることも難しいかもしれませんね。 喧嘩している時期が長くなるほど謝るタイミングを見失ってしまうもの。自分が折れることで仲直りができるのであれば、ここはひとつ大人になって早めに謝ってみては?
「ご飯を適当に作れなくなった」、「洗濯や掃除が自分とは違うやり方残念」という意見は一人暮らしから同棲したカップルにとっては“同棲あるある”かもしれませんね。洗濯物の干し方や食器の洗い方で喧嘩したなんて話もよく聞きますし、家事のスキルは人それぞれ違うのでどこまでできればOKとするか話し合うといいかもしれません。
この他にも、サプライズプレゼントを隠すのが大変なんていう意見もありました。
同棲のメリットについてのコメントに「同棲をしてデメリットを感じなかったから結婚した」とあるように、お互いに同棲のデメリットと感じている問題を解消すればおのずと同棲の先に結婚が見えてきそうですね。
苦手な家事も2人でやれば楽しい時間になりそうです
同棲することのデメリットをご紹介しましたが、いくつもデメリットがあると知って、「やめておこうかな……」なんて考えてしまった人もいるかもしれません。しかし、事前に二人で話し合ったり取り決めを設けたりしておけば、こうしたデメリットの多くは解消できます。以下に解消方法を解説しますので、ぜひ同棲前に実践してみてください。
結婚を前提として同棲するのであれば、あらかじめ同棲期間を決めておくといいでしょう。どれだけの期間を経て結婚に進むのか、そのタイミングを明確することで、同棲は結婚までの準備期間になります。お互い結婚を意識して過ごせますし、だらだらと同棲期間だけが長引くことを避けられるでしょう。結婚に向けて貯金したり、式の準備を進めたりしながら生活すれば、同棲期間は二人にとってより楽しいものになるはずです。
また、例えば同棲中に起きた喧嘩などのトラブルも、結婚後を円満に過ごすための試練だと考えられます。お互いに話し合いながら解決策を探していけば、その後の結婚生活が少しずつ具体的にイメージできるのではないでしょうか。同棲期間をどの程度にすべきなのかについては、以下記事を参考にしてください。
日々の生活では、さまざまなことが起こります。ときに予期せぬ事態から、喧嘩に発展してしまうことがあるかもしれません。特に家事など毎日のことは、あらかじめ最低限のルールを決めておくのがおすすめです。そのルールに従って行動することで、不要なトラブルを避けられます。
例えばゴミ出しや掃除、料理などを曜日ごとで担当制にしたり、プライベートな時間をお互い確保できるようにしたり。いくら仲のいいカップルでも、家事の得手不得手や生活スタイルは違って当然です。それをあらかじめ確認し、ルールを設けておくことで、暮らしやすさに繋がるでしょう。
同棲すれば、当然ながら同じ家で生活することになります。そのため、食費や光熱費、通信費といった二人共同で発生する生活費について、どのように分担するか決めておくことも大切です。単純に半分ずつ折半というケースもあれば、家にいる時間の多い方が光熱費や通信費を多めに負担するというケースもあるでしょう。また、それぞれの収入に応じて比率を調整するのも一つの方法です。あらかじめ生活費の分担を決めておかないと、いざ生活を始めてからもめる原因になりかねません。
総務省統計局が公表している「家計調査(2022年)家計収支編 世帯人員別」をもとに、二人世帯の生活費を調べてみました。その結果、毎月おおよそ32万円が生活費としてかかるようです。
二人暮らしの1カ月の生活費
内訳 | 金額(円) |
---|---|
住居(※) | 85,577 |
食料 | 67,573 |
光熱・水道 | 22,037 |
家具・家事用品(※) | 10,840 |
被服及び履物 | 6,820 |
保健医療 | 14,895 |
交通・通信 | 34,348 |
教育(※) | 413 |
教養娯楽(※) | 23,118 |
その他 | 55,981 |
合計 | 321,602 |
住居費、つまり賃料等がもっとも多くを占め、約85,000円となっています。次いで多いのが、食料で約67,000円。この二つだけでも15万円以上におよび、生活費全体の半分近くとなっています。
同棲した際に、お金のことでもめてしまうケースは少なくありません。例えば生活費をちゃんと支払ってもらえないなど、トラブルが発生しやすいようです。しかし、これは誰でもできるだけ避けたいことでしょう。そうならないためには、お互い無理のない生活が送れるよう事前に住居を選ぶほか、収入や使用比率等から納得のいく生活費の分担を考えることが大切です。
生活費に必要なお金はどちらかが取りまとめて管理するのはもちろん、1つ共通で使用する銀行口座を作り、毎月の生活費をそこに集めて引き落としてもらう方法もあります。毎月金額を決めてお互いが口座にお金を振り込み、そこから生活費を差し引いて残った分を結婚費用として積み立てるのもいいかもしれません。お互いに話し合い、もっとも納得感があり、手間のかからない方法を選んでください。
なお、同棲での生活費や分担方法については、以下記事で詳しく解説しています。節約のコツも取り上げていますので、同棲生活の参考にしてください。
お互いに気分よく生活していくためには、やはりお互いに協力し合うことが大切です。人それぞれ得手不得手がありますし、相手の家事の仕方を見てイライラするなんていうのもよく聞く話。しかし、それらは同棲して初めて知ることですから、これは仕方のないことではないでしょうか。
家事でのトラブルを避けるには、お互いに得意な分野を担当するのがおすすめです。そうすれば、お互い家事におけるストレスを軽減させて過ごせるでしょう。どちらも苦手なら交互に担当したり、一緒に家事をするなど、二人で協力し合い余計なストレスが溜まらないように工夫してください。これまで家事をあまりやったことのない人なら、まず取り組んでみることで、意外に得意だったということがあるかもしれません。
夕食は家で食べるのか、仕事帰りに飲みに行くなら何時頃に帰ってくるのかなど、帰宅時間をちゃんと知らせるようにしましょう。パートナーは待っていますし、連絡がなければ心配してしまいます。連絡がないために食事を作っていて、帰る頃には冷めてしまっているかもしれません。目安の時間でもわかっていれば、不要な心配や手間をかけずに済みます。
あらかじめ門限を設け、これを過ぎる場合にのみ連絡するというルールなら、最低限の連絡のみで留められるのではないでしょうか。もちろん、あらかじめ遅くなる予定があるのなら、それを共有しておくことで相手を待たせたり心配させたりせずに済みます。
同棲のデメリットとしても、喧嘩すると気まずいというものがありました。いくら仲がよくても他人ですから、ちょっとしたことで喧嘩してしまうことはあります。そうした際には、なるべく早く謝って許してもらうことが大切です。もし喧嘩してしまったなら、その日のうちに仲直りするなどルールを設けておくといいでしょう。どうしても考え方ややり方などが違って喧嘩につながるようなら、ちゃんと話し合いの時間を持って、お互いに解決策を検討することも重要です。話し合うことで、同じ喧嘩を何度も繰り返さないようになります。
その他、同棲する際のルールについては、以下記事で詳しく取り上げていますので参考にしてください。
すでにパートナーが一人暮らししている場合、その家で一緒に住み始めるというカップルもいます。これなら一人が引越すだけで済みますし、費用も押さえて同棲できるかもしれません。しかし、居住人数が増えるため、どうしても一人暮らしの物件だと手狭に感じてしまうでしょう。そのため、できれば同棲に適した新居に引越すことをおすすめします。
新しく住居を探す場合には、同棲するのに適した環境を選んでください。どのような間取りがいいのかは、仕事やプライベートでの趣味、生活リズムなど、それぞれのライフスタイルによって異なります。
日々のすれ違いが原因で、せっかく同棲しても別れてしまうカップルが少なくありません。もしお互い仕事をしていて、家の中でなかなか顔を合わせる機会がないようなら、1LDKの間取りがおすすめです。
寝室の収納も2カ所に分かれているので、それぞれ使えるのも嬉しいポイントです!
1LDKは寝室のほかに、ゆっくり過ごせるリビング・ダイニングがあります。就寝以外の時間は基本的にリビング・ダイニングで過ごすことになるので、一緒にいる時間を大切にできるでしょう。
お互いにテレワークのため家で仕事していたり、何かしらの趣味を持っていたりすることもあります。そうした場合には、それぞれプライベートな空間を持てる2LDK以上の間取りがおすすめです。
仕事で夜勤などがある場合、1人ずつ寝室を分けているケースも。生活スタイルを考慮して間取りを選びましょう
仕事中も一緒だったり、趣味に集中したいのにパートナーの行動で気が散ってしまったりするとストレスになります。そのため、一人の時間も楽しめる部屋を確保しておくとよいでしょう。何か考え事があったり、喧嘩して気持ちを落ち着かせたりしたいときにも、一人になれる部屋があると安心です。
普段からどのようなことに意識していれば同棲がうまくいくのでしょうか。
先輩カップルたちに同棲がうまくいく秘訣を聞いてみました。先輩たちの経験から教えてもらったことを教訓にすればきっと同棲のデメリットも解消できるはず!
同棲生活がうまくいく秘訣を教えて!
(回答サンプル数320人)※複数回答可順位 | 理由 | 票数 |
---|---|---|
1 | お互い干渉しない | 64 |
2 | 感謝の気持ちを伝える | 32 |
2 | 思ったことはきちんと伝える | 32 |
3 | 相手を思いやる | 30 |
3 | お互い自分の時間をつくる | 30 |
4 | 家事を分担する | 27 |
5 | 何事も自分から率先してやる | 23 |
6 | ある程度は我慢や妥協をする | 16 |
7 | 相手に期待しない | 15 |
同棲のデメリットに「プライバシーがなくなる」という意見があったように、個々の生活を大切にすることが同棲をうまくいかせるコツのようです。せっかく同棲しても、常に監視されているようで落ちつかない。一人暮らしのほうがラクだった…。なんてことがないように、お互いほどよい距離感を設けておきましょう。
親しき仲にも礼儀ありというように何かしてもらったときにはきちんと感謝を伝えましょう。「ありがとう」とひとこと気持ちを伝えるだけで相手も心地がよくなるものです。お互い気持ちのいい毎日が過ごせるためにも感謝と謝罪の気持ちは口にだして伝えるようにしましょう。
自分にとっては気にならないことが相手にとっては気になることだってあります。不満に思っていることを伝えたら嫌われてしまうかも?と言いたいことも言わず我慢している人もいるかもしれません。しかし片方ばかり我慢していることが多い同棲はうまくいってるとはいえません。お互いフェアにするためにも「無礼講で話す日を週に1回つくる」というアイデアはいいかもしれませんね!
相手に不満を伝える際にも、不快にならない言い方にしないと喧嘩になりかねません。交際当初は相手に好かれたいから相手に気を遣っていても時間が経つにつれ、ついつい相手に甘えてしまいがちになりますよね。気心知れた仲でも相手の気持ちを考えることが大切です。
「お互いを干渉しない」にも共通しますが、気兼ねなく一人で過ごす時間があることが大切なようです。
一人の時間が過ごせるように個室を設けたり、月に数回は一緒に過ごさない日を作るなど日々のストレスが発散できる時間を作るように心がけましょう。
「見返りを求めない」、「相手を変えようとしない」という意見もあるように、自分のペースに相手を合わせようとするのはよくないようです。同棲をすることで、どちらか一方がラクになるのではなく大変なことは二人で協力しておこなうことが重要のようです。お互い支え合いながら成長していけるような相手が理想ですね。
同棲を始める前に知っておくべき基礎知識をまとめました。参考にしながら、あらかじめ二人で話し合っておくとよいでしょう。
同棲にあたって新しく部屋を借りる場合には、初月賃料や敷金礼金など含めて家賃の4~6カ月分ほどが必要になります。また、その他にも家具や家電など新しいものを揃えるなら、それなりに多くのお金がかかるでしょう。こうした初期費用がいくら発生するかは、必ず事前に確認のうえ想定しておいてください。
お互いすでに一人暮らししているなら、まずはどちらかの家で同棲を始めるのも一つの方法です。ただし、単身者向け物件だと二人暮らしができません。また、それ以外でも許可を得ずに同棲した場合には、大家さんや管理会社とトラブルになることがあります。あらかじめ確認を取り、許諾を得るようにしてください。
その他、家具や家電をお互いに持ち寄って使えば、初期費用はその分だけ押さえられます。まずは生活を始めてみてから、引越しや家具・家電等の買い直しを考えてもいいでしょう。逆に最初から何もかも買い揃えようとすると、生活してみて不要なものが出ることもあります。なお、同棲する際の初期費用については、下記の記事で詳しく解説しています。
厚生労働省の「住生活基本計画における居住面積水準※ 」によると、居住人数が二人の場合、最低でも30平米(約18.5帖)の広さが必要とされるようです。これを下回ると、生活のしにくさを感じてしまうかもしれませんので目安にしてください。同棲カップルに人気の間取りは2LDKや1LDKですが、二人の収入やライフスタイルに合わせて、暮らしやすい間取りを選ぶとよいでしょう。どのような間取りが適しているのか迷った際には、以下記事を参考にしてください。
同棲を始めるにあたって、あらかじめ必要になるものをチェックしておきましょう。具体的にはテレビやテーブル、ソファなどの家具類、冷蔵庫や洗濯機をはじめとした家電、その他にトイレットペーパーや洗剤などの消耗品などが挙げられます。物件によっては、自分たちでガスコンロや照明、エアコンなどを手配しなくてはいけないケースもあるでしょう。実際に住む物件で何が備わっているのかを確認し、生活をイメージしてみてください。必要だと思って購入しても、いざ生活してみたら不要だったなんていうことも少なくありません。
以下記事でより詳しく取り上げていますので、ぜひ参考にご覧ください。
生活や生計を共にする場合、その世帯の中心となる代表者といえるのが世帯主です。同棲する場合、この世帯主に誰がなるのかも考えておきましょう。方法としては、どちらか一方が世帯主になる、あるいは二人とも世帯主になるという2パターンがあります。前者であれば世帯主となる一方が、後者であれば二人とも各自が世帯主として住民登録します。詳しいメリットやデメリット、方法などについては、以下記事で解説していますのでご覧ください。
同棲前に親へ挨拶に行くかどうか、頭を悩ませる人も多いでしょう。基本的には挨拶に行った方が、親も安心できますし、何かあったときに協力を得られやすいのでおすすめです。黙って同棲してしまうと、親からの印象が悪くなってしまうかもしれません。しかし、同棲前から親とも交流があるなどの場合は、わざわざ挨拶に行かずとも口頭で伝える程度でいいかもしれません。
実際のところ、挨拶するかどうかはカップルによって判断が多少異なります。以下記事で実際に同棲した方々の声などを取り上げていますので、悩んだ際の参考にしてください。
いかがでしたか?同棲にはたくさんのメリットがある一方で、デメリットもあることがわかりました。どのようなことがデメリットと感じるのか事前にわかったことでこれらを回避していけば、同棲は二人にとって“メリットしかない”ものへと変わるかもしれません。もし恋人との同棲を考えているなら、同棲経験者の先輩たちの意見を参考に思い切って同棲を始めてみませんか?
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