「バス・トイレ別」「ユニットバス」ってどちらが住みやすい?
賃貸物件を探す際、「日当たりがいい」「駅から徒歩5分以内」「新築物件」など、こだわり条件を複数設定している方も多いのではないでしょうか。
しかし、すべての希望を満たす物件を探すのはなかなか難しく、条件の見直しが必要となるケースも少なくありません。
そのため、満足度の高い住まい選びのためには、「譲れない条件」と「妥協してもよい条件」を整理することが重要です。
そこで今回は、現在賃貸物件にお住まいの方にアンケートを実施し、賃貸物件選びで「妥協してよかった」と感じられているポイントをランキング形式でご紹介します。条件に合った物件がなかなか見つからないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件選びでこだわり条件のなかで妥協しても問題なかったものをランキングにしました。
| 順位 | 条件 | 票数 |
|---|---|---|
| 第1位 | 築年数・建物の古さ | 32 |
| 第2位 | 間取り・部屋の広さ | 20 |
| 第3位 | お風呂の広さ・機能 | 25 |
| 第4位 | 立地・駅からの距離 | 19 |
| 第5位 | 階数・エレベーター | 14 |
| 【同率】第6位 | 収納スペース | 10 |
| 【同率】第6位 | 日当たり・方角 | 10 |
| 第8位 | 騒音・近隣環境 | 8 |
| 【同率】第9位 | キッチンの広さ・配置 | 7 |
| 【同率】第9位 | バス・トイレ別 | 7 |
賃貸物件選びで重視されがちな「築年数・建物の古さ」や「間取り・部屋の広さ」、「お風呂の広さ・機能」といった要素は、実際には住み始めてから徐々に気になりにくくなるケースも見られるようです。
では、さっそく第1位から第5位までのランキング結果について詳しく見ていきましょう。
賃貸物件選びでは「築年数」を重視する方は多いでしょう。しかし、新築物件は物件数が少ないうえ、周辺の家賃相場物件より高い傾向にあります。
築年数が古い物件に実際に住んでみると必ずしも大きな不便につながらないケースも見られます。築年数は外観や建物の印象に影響を与える要素ではありますが、室内の設備更新やリフォームの有無、日頃の管理状況によって住み心地は大きく左右されます。
そのため、築年数だけで一律に判断するのではなく、室内環境や建物の管理状態がよければ、予算内で優良物件に出合える可能性も高くなるでしょう。
「意外と綺麗にしてくれていたので、住んでみるとそこまで気にならなかった。」(20代/女性)
「築年数が古いため畳の部屋がある。水分を溢すとシミになりやすいが、冬でも足先が冷たくなりづらく、メリットもあると感じた。」(30代/女性)
「築年数です。最初は建物の老朽化を気にしていましたが、大家さんの方から積極的に修理を提案してくれました。ありがたいです。」(40代/女性)
「リフォームされていたので気になりませんでした。」(50代/女性)
「築年数が気になったが、リフォームされていて、綺麗だったので気にならなかった。」(50代/女性)
「築浅にこだわっていましたが リフォーム済みと公共部分のメンテナンスや設備の向上で気にならなくなりました。」(60代/女性)
間取りや部屋の広さは住まい選びにおいて重要な要素ですが、広さを抑えることで家賃を比較的低く設定できます。
専有面積がコンパクトな物件は賃料が抑えられやすく、同じ予算であれば、より利便性の高いエリアや駅に近い立地を選びやすくなる点が特徴です。
また、居室が小さいほど冷暖房の効率がよく、電気やガスなどの光熱費も抑えやすくなります。日々の固定費を軽減できることから、生活全体の負担を調整しやすい点もメリットのひとつです。
さらに、コンパクトな間取りは掃除や整理整頓の負担が少なく、家事の時間を短縮しやすい傾向にあります。部屋全体の動線がまとまりやすく、生活の効率を高めやすくなるでしょう。
また、モノの管理がしやすい点も挙げられます。収納スペースが限られることで無駄なモノを買うこともなくなりシンプルな生活スタイルにつながりやすいとされています。
このように、間取りや広さを見直すことで、家賃・立地・生活コストなど他の条件を優先しやすくなります。ただし、在宅時間の長さや荷物量によって必要となる広さは異なるため、自身のライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
「メゾネットタイプであること。」(20代/女性)
「間取り。住んでみれば馴染むものだから。」(30代/女性)
「広さ。それまでより狭くてもすぐ気にならなくなった。」(40代/男性)
「ワンルームで狭すぎると思ったけど慣れてみれば気にならなかった。」(40代/女性)
「リビングの狭さ。物を置かなければ案外不便ではなかった。」(50代/女性)
「部屋数です。少ないなりに何とかなる事に気づきました。」(50代/女性)
【ワンルーム・1K・1DK・1LDK】それぞれどんな間取り?特徴と違いを徹底解説!
引越しの際に気になるのがお部屋の間取り。ワンルーム・1K・1DK・1LDKなど、ライフステージによって適した間取りはそれぞれです。しかし、間取りの表記を見聞きしたことはあるけれど、明確な違いがわからない、という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、間取りの表記の意味やその特徴を解説します。理解することでお部屋がより探しやすくなり、理想の間取りへの近道にもなるはずです!
賃貸住宅の浴室は、一定の規格サイズで設計されており、一般的には0.75坪から1坪程度の広さが多いとされています。特に一人暮らし向け物件ではコンパクトなサイズが採用されることも多いですが、単身者の場合はシャワー派の方は、浴槽のサイズや広さにこだわらなくても不便を感じにくいでしょう。
機能面については、追い焚き機能や浴室乾燥機は便利ではあるものの、必須とは限りません。例えば、追い焚き機能が付いていなくても間隔を空けずに入浴したり、足し湯をおこなうことで温かさを保つことができます。
また、浴室乾燥機もポータブル衣類乾燥機を利用すれば不便に感じることもないでしょう。
「浴室乾燥。前の家にあり、今の家では存在しないが無くても部屋干しで十分だと思った。」(30代/男性)
「追い焚きなし シャワーで十分。」(30代/女性)
「浴室乾燥機能なし。毎回天日干しできるくらい天気の良い地域だから。」(40代/男性)
「お風呂の追い焚き機能がなかったこと。適温でお風呂を用意できるようにコツを掴んでからは、故障のリスクも低いしこれはこれでもいいのかと思った。」(40代/女性)
「風呂場が狭いこと なれたら大丈夫だった。」(40代/女性)
「風呂の大きさ。」(50代/男性)
立地や駅からの距離は重視されやすい条件ですが、生活スタイルによっては大きな支障が出にくい場合があります。駅から離れたエリアは比較的静かな住宅街が多く、騒音や人通りの影響を受けにくい環境が得らやすいため静かな住環境を求める方にとっては最適と言えるでしょう。 さらに、同じ予算であれば駅近の物件よりも広めの間取りや築年数の浅い物件を選びやすい傾向にあります。
在宅勤務が多い場合や車・自転車移動が中心の生活では、駅が近いことにメリットを感じることも少なくなるでしょう。 このように、駅からの距離は利便性に直結する一方で、家賃や住環境とのバランスによっては優先度を下げやすい条件でもあります。通勤頻度や移動手段を踏まえて、立地を決めるとよいでしょう。
「駅から少し遠い点は妥協しましたが、実際に住むと自転車移動が中心になり、そこまで不便さを感じませんでした。」(20代/男性)
「駅からの距離 ほどよい散歩になる。」(20代/女性)
「駅からの距離。在宅で仕事をしているので気にならない。」(30代/男性)
「駅からの距離が気になっていましたが、実際に住んでみると徒歩12分程度なら慣れてしまい全く気にならなくなりました。」(30代/男性)
「コンビニが遠いこと。そんなに買いに行かないのでどうでもよくなった。」(40代/男性)
「商業施設からやや遠い物件に住むことになったが意外と気にならなかった。」(40代/男性)
まずひとつ目に、階数を妥協することで家賃を抑えやすい点が挙げられます。一般的に上層階ほど家賃が高くなる傾向にあるため、低層階を選ぶことで同じ建物でもコストを抑えやすくなります。
高層階は静けさや眺望といったメリットがありますが、エレベーター待ちや災害時の移動負担などの影響を受けることがあります。そのため、小さいお子さんや高齢者がいるご家庭の場合は特に低層階の方が安心して暮らせそうです。
さらに、エレベーターがない物件についても、家賃や管理費が比較的低くなる傾向にあるため、コスト面でのメリットがあります。
このように、階数やエレベーターは快適性に関わる一方で、費用や利便性とのバランスによって優先度を調整しやすい条件でもあります。家族構成や体力面、外出頻度などを踏まえて判断するとよいでしょう。
「エレベーターなし。いい運動になるから。」(30代/女性)
「1階なので窓を開けたら部屋が丸見えだけどカーテンをしたら気にしなくなった。」(40代/女性)
「エレベーターを使わないので、朝急いでいるときに待たなくて良いので楽だった。」(40代/女性)
「4階以上を希望したが、3階しかあいていなかった。 住んだら全く気にならなく、むしろ便利で良かった。」(40代/女性)
「1階であること。気にならないわけじゃないけど、これはこれで便利な面もあるなと思っています。」(40代/女性)
「一階は嫌だったが案外外にもスムーズに出れるしゴミだし楽で快適だった。」(50代/男性)
収納スペースや設備の仕様は工夫と優先順位によって調整しやすい条件といえます。また、収納数が限られることで余計なものを購入しなくなることもメリットとして挙げられます。また、つっぱり棒を使った背面収納や、有孔ボードを利用するなど工夫次第で住みよい空間を作ることも可能です。
また、敬遠されがちな押入れですが、奥行きが広く設計されていることが多く、毛布や季節用品などかさばる物をまとめて収納するにも便利です。DIYが可能な物件であればふすまを貼ってはがせる壁紙でリメイクすればインテリアにもなじみやすくなりますよ。
「収納が少なかったが余分なものは買わなくなった。」(30代/男性)
「クローゼットではなく押入れの部屋があったが便利だった。」(30代/女性)
「靴の収納場所が狭くてあまり入らないように思っていたけれど、使ってみると気にするほどではなかったことです。」(40代/女性)
「収納が少ないけど工夫して使っている。」(50代/女性)
「こだわり部屋FILE」では、収納が少ないと悩んでいる方の解決実例を紹介しています。今すぐマネしたくなるような収納アイデアが満載です!ぜひ参考にしてくださいね。
日照時間が長く室内を明るく保てる南向きの物件は、人気があるため他の方角の部屋よりも家賃が高い傾向があります。そのため、方角を広げて検討することで、同じ予算でも立地や広さなど他の条件を優先しやすくなります。
また、方角によって得られる日差しの時間帯が異なるため、必ずしも「南向きが最適」とは限りません。例えば、東向きは朝に光が入りやすいため自然に目覚めることができ、西向きは夕方に明るくなるため、帰宅時に合わせて室内が暖かくなるなど、それぞれ生活時間に合ったメリットがあります。
また、日中不在が多い人にとっては、方角による影響は少ないでしょう。家にいることの多い時間帯に合わせて方角を決めるとよいでしょう。
「日当たり。むしろ猛暑では涼しさがあったから。」(30代/男性)
「日当たりが若干悪いけど夏涼しかった。」(30代/女性)
「日当たりが微妙だったが、実際に住んでみるとそこまで気にならなかった。」(30代/女性)
「日当たり。日中家にほとんどいないので、あまり気にならない。」(40代/女性)
「南向きが良かったが、東向きで妥協した。朝日が強烈だけど、遮光カーテンで調節できるし、とりあえず日はよく当たる。」(50代/女性)
「陽当たりが悪い部屋を寝室にしたら逆に落ち着けた。」(50代/女性)
「南向き」って本当にベスト?方角ごとのメリット・デメリット、後悔しないための選び方
「南向き」は明るい太陽光が入り込むこともあり、よい部屋の条件としてよく挙げられる条件の1つです。しかし、日当たりが良いからこそ気を付けたいことがいくつかあるほか、南向き以外の物件にもメリットがあります。物件の向きに関する特徴と賃貸物件の選び方について見ていきましょう。
都市部では多少の生活音や交通音があることが一般的です。そのため、多少の音については許容せざるを得ません。
また、日中の騒音については外出している時間帯と重なる場合も多く、実際の生活における影響が小さくなるケースも見られます。生活リズムによって感じ方が変わるため、必ずしも大きなデメリットにならないことがあります。また、大通り沿いの物件では二重窓が採用されていることも多いため、内見時に確認するとよいでしょう。
さらに、騒音は対策で軽減できる可能性も。例えば、遮音カーテンや防音ボードを活用することで、室内環境を調整できる余地がある点も、妥協しやすい理由のひとつといえます。
「大きい道路沿いで洗濯物を外に干さないが、室内干しなのであまり影響なかった。」(30代/女性)
「木造のため、隣の音が気になるかと思いましたが、家でテレビも付けず静かにしている時以外は特に気にならなかった。」(30代/女性)
「大きな通り沿いで騒音が気になりそうだと思ったが慣れた。」(30代/女性)
「集合住宅で隣近所の騒音がうるさいのかと思ったら意外と静かだった事。」(60代/男性)
「線路に近いこと。」(60代/男性)
単身者の場合、自炊頻度がそれほど高くない方であれば、大きなキッチンでなくても日常生活に支障が出にくいでしょう。
また、キッチンは部屋全体の広さに影響する設備のため、広さを抑えることで居室スペースや家賃とのバランスが取りやすくなります。都市部では限られた面積のなかで空間配分がおこなわれるため、キッチンをコンパクトにすることで生活空間を確保することができます。
さらに、コンパクトなキッチンであれば掃除をする範囲も少なくなるため、日々のお手入れもラクになるでしょう。キッチン設備や収納の配置においても、収納ラックの活用により使い勝手を改善できるため、間取りや立地といった変更しにくい条件と比べて妥協しやすいポイントと言えるでしょう。
「キッチンの広さ。」(20代/女性)
「キッチンの間取り。」(30代/女性)
「キッチンの配置。」(40代/男性)
「キッチンスペースの狭さ。」(40代/女性)
「キッチンのシンクの小ささ。」(50代/女性)
バス・トイレ別はこだわり条件のなかでも妥協できない条件として挙げている方も多いですが、生活スタイルによっては優先度を下げても支障が少ない場合があります。
一人暮らしの場合は、入浴やトイレの利用が重ならないため、同一空間でも大きな不便を感じにくいでしょう。また、シャワー中心の生活であれば、三点ユニットでも実用面での影響は限定的になることがあります。
また、バス・トイレ別の物件は家賃が高めに設定される傾向があり、条件を緩和することで賃料を抑えやすくなります。同じ予算内でも、立地や部屋の広さなど他の条件を優先しやすくなる点は、妥協しやすい理由のひとつといえます。
さらに、ユニットバスは掃除が一カ所で完結しやすく、日常の手入れが比較的シンプルになるという利点も挙げられます。
「トイレと風呂が一緒。むしろ掃除が楽。」(30代/男性)
「風呂トイレ別を希望していたが、ユニットバスでも問題なかった。むしろ掃除が楽。」(40代/女性)
「風呂トイレ別。掃除がしやすいのでよしとした。」(50代/男性)
ここまで実際に賃貸物件に住んでいる方たちの「妥協してもよかったポイント」をご紹介してきました。どの条件にも「妥協して問題なかった」という声があることに驚かれたかもしれません。
物件を探す際には、ただなんとなく探すのではなく条件を付けて絞り込んだほうが、自分の理想に近い物件が見つかりやすくなりますが、条件が多数ある場合、該当する物件数はぐんと減ることになります。
譲れる条件と譲れない条件を書き出し、優先順位をつけながら物件探しをしましょう。そうすることで、理想の暮らしに一歩ずつ近付いていけるはずです。
これだけは譲れない!みんなが選んだ賃貸のこだわり条件BEST 10!
賃貸物件を初めて選ぶ場合、「どこをポイントに選んだらいいか分からない」「本当にこの物件でいいの?」となかなか決めることが出来ません。そこで今回は、経験者たちに「ここは譲れない!」というこだわり条件についてアンケートを実施しました。物件選びの先輩たちが大切にする「こだわりの条件」は、一体どんなものなのでしょうか?これから賃貸物件を探す皆さんに、ぜひ参考にしていただきたいランキングです。
いかがでしたか?自分にとっての妥協できる条件がなんとなくでも見えてきたでしょうか?
残念ながら、希望の条件をすべて満たす物件が予算内で見つかるとは限りません。また、最後までこだわった条件が暮らしてみると意外と重要でなかったということもありえます。この記事を参考に、ぜひご自分に合った物件を探してみてくださいね。
不動産情報サイト アットホームでは、ひとりひとりのこだわりを満たす魅力ある物件を多数ご紹介しています。ぜひご利用ください。
【賃貸にお住まいの方に質問】住まい探しの時に妥協したが、住んでみたら気にならなかったことは?
調査方法:インターネットリサーチ
回答サンプル数:174人
対象:18歳~80歳男女(全国)
調査期間:2026年7月