蔵前駅の新築マンション・分譲マンション購入情報（東京都）

地域情報

• 蔵前駅

  蔵前駅は東京都台東区にある都営地下鉄の駅で、浅草線と大江戸線が乗り入れています。駅の名前でもある「蔵前」という地名は、江戸時代にこの場所に幕府の米蔵があったことに由来しています。蔵前といえば1984年まで蔵前国技館があったことでよく知られる所です。蔵前国技館は、2代目の両国国技館が造られるまで大相撲の本場所が開かれてきました。大相撲開催時には大変な混雑が見られました。そのため蔵前駅浅草線の蔵前橋側の改札口を広くして混雑緩和に対応していたようです。現在では、隅田川花火大会が開催される日にたくさんの見物客で混雑します。

• 蔵前駅からすぐ「鳥越神社」

  鳥越神社は台東区鳥越にある非常に歴史の古い神社で、651年日本武尊を祀って白鳥神社と称したことが始まりといわれています。蔵前駅からは徒歩でもアクセスすることができます。この地を訪れた源義家が、白い鳥が飛ぶのを見て浅瀬を知り難なく隅田川を渡ることができたため、これを白鳥明神のおかげと感謝し、名称を鳥越大明神に改めたといわれています。毎年6月には鳥越祭が行われ、中でも神社の宮神輿は「関東三大宮神輿」のひとつに数えられる名物です。鳥越神社の御輿は「一千貫」という名を持つことからもわかるとおり、都内でも1、2を争う大きさを誇っています。祭りの際にはこの神輿を氏子たちが担いで町内を練り歩きます。日も暮れかかったころ、神輿の弓張提灯に火が入ると祭りは最高の盛り上がりを迎えます。

• 蔵前にある厩橋

  厩橋は隅田川にかかる橋で、台東区蔵前2丁目と墨田区本所1丁目を結びます。それまでこの付近にあった「御厩の渡し」に代わって明治7年につくられました。かつて蔵前周辺には幕府の米蔵があったため、その運搬手段として馬もたくさん飼われていました。「厩」とは「馬屋」のことを指し、周辺には米蔵専用の厩があったことから、「御厩」という名称が使われていました。橋の名前もこの「御厩の渡し」が由来となっています。馬を描いたガラス細工のレリーフや橋灯の支柱付け根には馬のデザインが施されるなど、橋の全体に馬を思わせるデザインが使われています。

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