新築マンション・分譲マンション(一年以上の未入居マンション含む)、新築タウンハウス・分譲タウンハウス(一年以上の未入居タウンハウス含む)が公開されています。

住みタイム 東京都江戸川区

住みタイム
東京都江戸川区

東京都と千葉県の境に位置し、都内の隠れたベッドタウンとして人気が高まっている東京都江戸川区。葛西臨海公園に象徴されるように、東京都江戸川区内の公園の総面積は東京23区第1位。南北に流れる荒川は太平洋へ注がれ、海風が街を通り抜けていきます。そんな豊かな自然はもちろん、商業施設の充実や子育て支援の独自施策など、“住みやすい街”に向けて進化を遂げる東京都江戸川区の魅力を紹介します。

水と緑のネットワークが張り巡らされた東京都江戸川区は、公園とは切っても切り離せない関係。けれど、ひと口に公園と言っても、観覧車あり、動物園あり、さらには日本庭園もあり。さまざまな公園を中心に街を散策し、そこに流れる時間や根差した文化、生活する人々の表情を見てみましょう。
※掲載している情報は、2021年7月14日時点の情報です。

Morning

熟成醗酵させた絶品バゲットを
食べて、“17分間の空の旅”へ出発!

朝ご飯を求めてやってきたのは葛西駅。お目当ては、住宅街の一角にあるベーカリー「boulangerie JOE(ブーランジェリー ジョー)」です。売り切れ必至の噂通り、オープンと同時にお客さんがひっきりなしに店内へ。扉を開けると焼きたてのパンの香りに包まれ、目の前では店内の工房で焼かれたばかりのパンが次々と陳列されていきます。赤ワインで漬け込んだいちじくとクリームチーズのパンや「日替わり食パン」など、ずらりと並ぶパンはいずれも手間暇と愛情がかけられたものばかり。今朝は一番人気のバゲットを購入して、店先のテラス席でいただきましょう。生地を24~30時間熟成醗酵させたバゲットは、小麦本来の甘み・旨み・香りが驚くほど豊かに口の中に広がります。

素敵な朝食をいただいた後は、お散歩をしに「葛西臨海公園」へ。都区内有数の大きさを誇るこの公園の特徴は、緑と海を同時に満喫できること。大部分が緑に覆われ、季節の植物が花を咲かせる園内には心地よい海風が流れてきます。芝生広場にシートを広げてピクニックを楽しむ男女、葛西臨海水族園へ向かう家族連れ、バーベキューで盛り上がる若者たちと、みんなが思い思いの時間を過ごしています。芝生広場を抜けると、日本最大規模のダイヤと花の大観覧車が見えてきました。6人乗りの広々としたゴンドラに乗り込んで、“17分間の空の旅”へ出発です。周囲を見渡せば、空に向かって伸びる東京スカイツリーに雄大な富士山、そして、どこまでも続く太平洋の水平線。開放的な景色とのんびり流れる時間に心がほぐれていきます。

葛西臨海公園を後にしたら、旧江戸川の河川敷で散歩を続けましょう。北に向かって歩くと旧江戸川が新中川と二手に分かれ、一之江エリアに到着します。このエリアは、江戸時代に田島家によって新田が開かれた由緒ある土地。その歴史は、田島家の屋敷である「一之江名主屋敷」でたどることができます。田島家が代々務めた名主(なぬし)とは、江戸時代の村の民政を行っていた役人のこと。身分は百姓ながら、田島家は武士のような門構えと玄関を許されていたそうです。確かに、安永年間(1772~1780年)に再建されたという主屋は、立派な茅葺き屋根を備えた堂々たる造り。屋内は凛とした静けさに満ち、土間の囲炉裏にくべられた薪がパチパチと弾ける音が響き渡ります。襖の奥には、池に鯉が泳ぐ風光明媚な庭園。古き良き日本の風情を感じさせるその光景からは、東京都江戸川区が大切に守り抜いてきた歴史の豊かさが感じられます。

9:00

  • boulangerie JOE(ブーランジェリー ジョー)
  • boulangerie JOE(ブーランジェリー ジョー)
boulangerie JOE(ブーランジェリー ジョー)
東京都江戸川区南葛西2-23-10 カーサデエスペランサ1F
営業時間:9:00~19:00頃(売り切れ次第終了)
休み:月・火・水

10:00

  • 葛西臨海公園
  • 葛西臨海公園
葛西臨海公園
東京都江戸川区臨海町6
入園自由

11:00

  • 一之江名主屋敷
  • 一之江名主屋敷
一之江名主屋敷
東京都江戸川区春江町2-21-20
開館時間:10:00~16:00
休み:月(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月8日)※臨時休館あり
入館料:100円(中学生以下は無料)
Daytime

商店街を満喫した後は、
わくわく時間と大人時間を体験

「お昼ごはんは何にしよう?」とやってきのは、JR小岩駅南口から伸びる商店街「フラワーロード商店街」。創立から60年を超える江戸川区内最大規模の商店街で、コンセプトは「雨が降っても傘のいらない横のデパート」。その言葉通り、全長1733mに及ぶアーケードは住民に大好評です。カフェに雑貨屋、美容院にアパレルショップと、軒を連ねる約200のお店はよりどりみどり。「肝心のランチは定食屋にしようか。鉄板焼き、いや、ギョウザもいいなあ。」と悩みながら歩いていると、焼き鳥のこうばしい香りが鼻孔をつき、和菓子屋のどら焼きが目に入り…。誘惑の連続に嬉しい悲鳴をあげてしまいそうです。

結局、ランチはフラワーロードで気になったお総菜を片っ端から購入。両手に買い物袋を携えて、西葛西にある「行船公園」にやってきました。まずは、桜広場のベンチに座って腹ごしらえ。辺りには、レジャーシートを広げてお弁当を食べている家族の姿がちらほら見られます。この「行船公園」の特色は、「自然動物園」と「平成庭園」の2つの施設があること。先に、約60種550点の動物が飼育されている自然動物園へ行ってみましょう。

正門を潜ると、フンボルトペンギンたちがつぶらな瞳でお出迎え。飼育係の人が親切に動物たちの生態を教えてくれたり、ウサギやヤギとふれあえるコーナーがあったりと、園内は入園無料とは思えないほどの充実ぶり。大人から子どもまで、たくさんの笑顔であふれています。
続いて平成庭園に足を運んでみると、打って変わって、そこには静かな空気が流れています。木々に彩られた池を囲む日本庭園。池の畔に佇む数寄屋造りの純日本建築・源心庵。まるで絵はがきのような美しい光景に、思わず息を呑んでしまいます。来園者はその光景を愛でるようにゆっくりと歩を進め、季節の花々を見つける度に立ち止まっています。春は満開のしだれ桜にショウブ、夏はサルスベリ、秋はモミジと、四季折々の草花を見に、季節が移り変わるごとに訪れる人が多いのも納得です。

愛らしい動物たちに胸が躍る体験と、四季の豊かさに身を浸す大人の時間。行船公園は、その両方を同時に楽しめる公園でした。

12:00

  • フラワーロード商店街
  • フラワーロード商店街
フラワーロード商店街
東京都江戸川区南小岩6付近

13:00

  • 自然動物園
  • 自然動物園
自然動物園
東京都江戸川区北葛西3-2-1
開園時間:10:00~16:30(土・日・祝日は9:30~、11月から2月は~16:00)
休園日:月(祝日の場合は翌休)、年末年始
入園料:無料

15:00

  • 平成庭園
  • 平成庭園
平成庭園
東京都江戸川区北葛西3-2-1
園内自由
Night

自分だけの“一生モノ”と、
小さな幸せに出合える街

釣りしのぶや江戸風鈴など、東京都江戸川区はさまざまな伝統工芸品の生産地としても知られています。技術を継承する職人たちは、パリで開催されているJapan Expoに出展したり、美大生とコラボレーションして商品を作ったりと、匠の技を今に伝える努力を惜しみません。そんな逸品を求めてやってきたのは、「新川さくら館」。桜の名所・新川千本桜地域の休憩場所として、また区民の憩いの場として誕生した施設です。館内のお休み処では工芸品を販売中。涼やかな音色を奏でる江戸風鈴、江戸時代から受け継がれる染色方法で作られた江戸手ぬぐいなど、丁寧な仕事が光ります。大量生産された商品とはひと味違う、自分だけの“一生モノ”に出合えるはずです。

1日の締めくくりは、軽く汗を流しに「江戸川区スポーツランド」へ。東京23区唯一の区が運営するアイススケート場(冬季)のほか、健康ルーム、プール(夏季)、テニス・フットサルコートをリーズナブルな料金で利用できるスポーツ施設です。各種ウエイトマシンを備えた健康ルームは20時まで営業しており、仕事帰りに立ち寄る会社員も多いそう。ストレッチやヨガ、シェイプアップといった体操教室は女性を中心に人気を博しています。

ランニングマシンで走っていると、今日の出来事が次々と頭に浮かんできます。青々とした木々、頬を撫でる海風、歴史の重さを湛えた静かな空間や工芸品、癒やしを与えてくれる動物たち、それにおいしいパンやお総菜も。ささやかだけれど小さな幸せにあふれていて、思い返すと笑みがこぼれてしまいそう。うっすらと額ににじむ汗を拭いながら、「この街ならきっと、健康的で幸せな毎日を送れそうだな。」と思いました。

18:00

  • 新川さくら館
  • 新川さくら館
新川さくら館
東京都江戸川区船堀7-15-12
開館時間:9:00~21:30(最終入館21:00) ※お休み処は9:30~17:30(6月1日~9月30日は9:30~18:00)
休館日:年末年始(12月28日~1月4日)※臨時休館あり

19:00

  • 江戸川区スポーツランド
  • 江戸川区スポーツランド
江戸川区スポーツランド
東京都江戸川区東篠崎1-8-1
受付時間:9:00~20:00 ※開館時間は施設によって異なる
休館日:施設によって異なる
Information

東京都江戸川区の暮らし情報

交通
縦長の形をした東京都江戸川区には、3つの路線が区内を横断するほか、上野と成田空港をつなぐ京成線が通っています。東京都江戸川区北部は総武線、中心部は都営新宿線、南部は東京メトロ東西線。それぞれ東京駅、新宿駅、大手町駅といった都心部につながっています。東京都江戸川区内を縦断する環状七号線にはバスが走り、電車と共に東西南北の快適な移動ができます。
買い物・散歩
イトーヨーカドーを中心に、ファッションやグルメなどの専門店で構成される大型ショッピングモール・アリオ葛西やイオン葛西店、小岩駅直結のショッピングセンター・シャポー小岩などの商業施設はもちろん、地域に根差した商店街も充実。葛西臨海公園といった大型公園のほかに5カ所の親水公園、18本の親水緑道があり、お散歩コースには事欠きません。
医療・健康
東京臨海病院(西葛西)、江戸川メディケア病院(小岩)、江戸川病院(小岩)などの総合病院があります。また、栄養士による健康ボランティアの実施、ウォーキング普及活動や健康講座の開催を行うファミリーヘルス推進員を組織するなど、区民主体の健康への取り組みが盛んです。
子育て・教育
1歳未満の乳児がいる家庭に毎月1万3000円が支給される乳児養育手当など、独自の補助金制度を設け、積極的に子育てを支援しています。また、子育て世代を支援する「子育て応援サイト」を開設しています。
コミュニティ
多くの地域団体・自治会が組織され、防災・防犯、青少年の育成、環境美化などに取り組んでいます。また、集会室や和室、スポーツルームなどを備えたコミュニティ会館が東京都江戸川区内に複数あり、区民の交流の場として利用されています。
イベント・行事
10月上旬に行われる東京都江戸川区最大のイベント・江戸川区民まつりでは、パレードやイベントが行われ、多くの人でにぎわいます。江戸川河川敷に約1万4000発の花火が打ち上げられる江戸川区花火大会も有名です。その他、江戸川区特産金魚まつりや江戸川「食」文化の祭典など、地域文化や伝統にまつわるイベントも充実しています。

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