大学生の一人暮らし、準備すべきものは?いつから用意すべき?

記事の目次
快適な一人暮らしに向けて準備をはじめよう!
大学進学でいよいよ一人暮らしがスタート。新生活へのわくわく感が高まる一方で、何から準備したらいいのか、必要なものは何かなど不安は尽きませんよね。
この記事では、入居前・入居時にチェックしておいたほうがよいポイント、一人暮らしに向けて新しく用意するもの、実家から持っていったほうがよいものなどをピックアップしました!いつからお部屋探しを始めるのがよいかタイミングも併せて参考にしてみてくださいね。
まずは据え付けの家具家電や窓のサイズをチェック
賃貸契約をしたお部屋に引越す前に、室内に据え付けの家具家電があるかどうか事前にチェックしましょう。また、カーテンは初日から必要になるため窓のサイズを測っておくことも必要です。
据え付けの家具家電のチェック
まずチェックするポイントは以下の3つです。
- エアコンの有無
- 照明の有無
- コンロの有無
エアコンがお部屋に付いていない場合は自分で購入することになります。一方、本来エアコンが付いていない物件でも前住人が置いていく場合があるため、入居前に確認しておくと安心です。
据え付けのコンロがある場合、タイプにより使えない調理器具があるので、ガスコンロ・電気コンロ・IHクッキングヒーターのどのタイプかもチェックしましょう。
窓サイズのチェック
続いて窓サイズの確認です。カーテンは、入居して夜を迎えた際に「買い忘れてた!」と他の準備に気を取られてついつい忘れがちなアイテムです。
採寸箇所は、カーテンレールの長さとカーテンの丈です。窓の長さでなく「カーテンレール」を基準に測ります。お部屋に窓が複数ある場合は、それぞれのサイズを測っておきましょう。
時間に余裕がなかったり、距離が遠かったりする場合は頻繁にお部屋に行くのは難しいと思いますので、物件を内見する際にある程度、据え付け家具家電のチェック、窓を含めた部屋のサイズを測っておくと安心です。
限られた期間の一人暮らしであれば、家具の購入コストが省ける「家具付き」の物件を検討することもひとつの方法です。なかには冷蔵庫など家電も付いている物件もあります。
大学生の一人暮らしに必要な家具・家電は?
一人暮らしをはじめる時に、必要な家具・家電は何があればよいのでしょうか。「これだけは揃えておきたい」アイテムをピックアップしました。
一人暮らしに必要な家具
- ベッド(寝具)
- デスク&チェアもしくはローテーブル&ソファ
- 収納家具
- カーテン
- ラグ・カーペット
長時間座って勉強や作業をする場合には、パソコン用のデスクとチェアがあると体への負担も軽減されます。テレビを置く場合はテレビ台(テレビボード)もあるとよいですね。備え付けの収納だけで足りない場合は収納家具があると便利です。ラグやカーペットは家具配置前に敷くため早めに用意しておきましょう。
一人暮らしに必要な家電
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 電子ケトル
- 炊飯器
- ドライヤーや髭剃り、電動歯ブラシなど身だしなみ家電
- 掃除機
お部屋に付いていない場合は以下の家電も必要になってきます。
- エアコン(冷暖房器具)
- 照明
- コンロ
テレビについてはお金もかかりますし、必要かどうかは人それぞれかもしれませんね。
加えて大学生活で必須なパソコン、授業で必要であればプリンターなども揃える必要があります。電化製品が多い場合は電源タップも用意しておくとよいでしょう。
大学生の一人暮らしに必要な日用品は?
続いて、一人暮らしをはじめる時に必要な日用品を紹介していきます。
- トイレットペーパー・ティッシュ類
- ゴミ袋
- バス・トイレ・洗面用品
- 調理器具・食器類
- ハンガー
- タオル類
- 洗剤類
- 物干し竿・洗濯ばさみ
- 掃除グッズ(フローリングワイパーなど)
コンビニや100円ショップでも揃えられるものが多くありますが、引越し初日にはトイレットペーパーや簡単な掃除グッズ、ハンガーがあるとよいでしょう。ゴミ袋については自治体の指定収集袋が必要な地域もあるので、引越し先の自治体のごみの出し方について調べておきましょう。
大学生の一人暮らしに必要なものについては、こちらの記事で詳しくまとめていますので併せてご覧ください。
一人暮らしで借りる部屋を探しはじめる時期はいつからがいい?
ここまで、引越し前にチェックしておくポイントや一人暮らしで必要なものについて紹介してきましたが、実際にお部屋を探しはじめるタイミングはいつがよいのでしょうか?
推薦入試やAO入試で年内に進路が決定する人、一般入試やセンター入試で年明けに進路が決定する人さまざまだと思いますが、進路が決定したら親と話し合い、お部屋探しをスタートさせましょう。
物件探しは引越し希望日の2カ月前頃がベストといわれています。学校までどのような交通手段で通うか、バス・トイレ別など譲れない条件はあるか、建物のセキュリティ設備や周辺にはどのような施設があるか、半月~1カ月ほどWeb上で物件を比較して、ある程度希望を固めてから不動産会社に問い合わせをするとよいでしょう。
遠方だとなかなか物件の内見を進めにくいと思いますが、最近ではパノラマ画像や360°動画で室内や物件周辺の様子を見ることができるお部屋も増えてきました。
不動産会社には遅くても引越し希望日の1カ月前までには問い合わせ、または足を運ぶようにしましょう。内見については最寄り駅から物件までの雰囲気を見ることも含めて現地に行ければベストですが、現地に行かなくてもWeb上で物件の内見ができるサービスも増えています。候補物件を絞ることができるので利用してみましょう。
気になった物件に居住者(入居中)がいる場合や、クリーニングが終わっていない場合は、入居日が2週間~1カ月ほど先になってしまうこともあるので入居可能時期はよく確認しておくと安心です。
引越し会社に依頼するか、何をどれだけ持っていくか決める
いよいよ引越しの準備です。まずは実家から新居に持っていくもの、新居で揃えるものを整理しましょう。持っていくものが多いと引越し料金も高くなりますし、かといってすべてをイチから揃えるとなると初期費用がかなりかかってきてしまいます。事前に決めておくとスムーズです。
実家から持っていくアイテム
- 寝具
- 洋服、靴、アクセサリー、バッグ
- 日用品(タオル類)
- 食器や調理器具
趣味の本や漫画、キャラクターグッズにゲームなどつい持っていきたくなりますが、一人暮らしのお部屋の収納は十分でないケースが多いので必要最低限にしておきましょう。また、寝具やタオル、食器や調理器具も揃えるとお金がかかるので、生活が落ち着くまではこれまで自分が使っていたもの、実家で使っていないものを持っていくのもよいでしょう。
新居で揃えるアイテム
- 大型家電(洗濯機、冷蔵庫など)
- 大型家具(ベッド、収納家具など)
- 日用品(消耗品)
初めて一人暮らしをする場合、基本的に大きな家具・家電は実家から持って行かずに新しく揃えることになると思います。
実家で使っていたものが玄関や部屋に入らない、遠方へ引越しをする場合周波数が異なり電化製品が使えないケースもあります(周波数が、「50/60ヘルツ」と記載されていれば、全国どこでも使用が可能です)。引越し先が決まり、部屋のサイズ、コンセントの場所をチェックしてから揃えたほうがよいでしょう。大型の家具・家電は、引越しの荷物が搬入される前に届くよう手配することをおすすめします。
電気や水道、ガス、インターネットなどのインフラ手続きは?
一人暮らしの新生活を快適にスタートするために忘れてはならないのが、電気や水道、ガスという生活に欠かせないインフラの手続きです。さらに大学の授業登録やオンライン授業の受講、レポート課題をメールで提出するなど、インターネット環境の整備も最近では必須になりました。
電気やガス、水道の手続きをしよう
新居でトイレが使えない、電気が付かなくて困った……ということがないよう、引越しの前に確認をしておきましょう。実家から離れて、初めて一人暮らしをする方が多いと思いますので、使用開始の手続きについて説明していきます。
電気の使用開始手続き
主な手続き方法:電話、インターネット、郵送
申し込み時期:事前に申し込みをしなくても入居時から使用可能(一部例外あり)
作業の立ち会い:不要
電気については、入居した際に分電盤のブレーカーを自身で操作すれば利用できるようになります。
事前に申し込みをしていない場合は、新居の玄関などに備え付けられている「電気使用申込書」に必要事項を記入して投函、もしくはインターネットで使用開始の手続きをすれば完了です。使用開始の手続きは放置せずに、すぐに終わらせるようにしましょう。
従来型の電気メーターであれば上記の手続きで問題ありませんが、新居が「スマートメーター」の場合は注意が必要です。スマートメーターは遠隔で電気利用の開始・停止を操作できるもので、事前に申し込みが完了していないと送電が開始されません。引越し前に貸主または管理会社に確認しておきましょう。
ちなみに電気を一度に使用できる量は、お部屋に設置されているアンペアブレーカーの容量で決まっています。電力会社に依頼することで変更は可能ですが、事前にたくさんの電気を使用する場合には、(もしくは、不安な場合には)貸主または管理会社に相談することを忘れずに。
ガスの使用開始手続き
主な手続き方法:電話、インターネット
申し込み時期:引越しの1~2週間前
作業の立ち会い:必要
作業の立ち会いは、安全点検になります。ガス会社の係員が警報装置の作動確認やガス漏れの有無などの点検をおこないます。ガス開栓には必ず立ち会いが必要になり、特に春の引越しが多いシーズンは混むので、早めに使用開始手続きを済ませ開栓の予約をしておくと安心ですよ。
新居がオール電化物件の場合、ガス開栓の手続きは不要です。
水道の使用開始手続き
主な手続き方法:電話、インターネット、郵送
申し込み時期:事前に申し込みをしなくても入居時から使用可能
作業の立ち会い:不要(一部例外あり)
水道については、電気と同様に自分で開栓します。
作業の立ち会いについては基本的に不要ですが、オートロックのマンションは外部から水道のメーターを確認できず立ち会いが必要になるため、あらかじめ立ち会いの有無について確認しておくと安心です。
事前申し込みをしていない場合は、新居の玄関などに備え付けられている「水道使用開始申込書」に必要事項を記入して投函、もしくはインターネットで使用開始の手続きをすれば完了です。使用開始の手続きは放置せずに、すぐに終わらせるようにしましょう。
インターネット環境の整備をしよう
インターネット環境については、いくつか種類があるので新居の環境、自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。大きくは、「固定回線を整備する」、「モバイルルーター(データ通信端末)を利用する」、「スマートフォンのテザリングを利用する」ことが挙げられます。
自宅で使うことが多いのか、大学の構内やカフェなど外で使うことが多いのかなど、自分がどのようなスタイルでインターネットを利用するかを考えながら検討しましょう。
モバイルルーターやスマホのテザリングを利用する場合、物件によっては電波が入りにくいこともあるので、部屋のなかで接続が切れたり速度が遅いといったケースもあります。自宅で使えるかサービスエリアを調べておくと安心です。
インターネット環境の整備については、「大学生の一人暮らし、インターネット環境はどうする?Wi-Fiは必要?」も併せてご覧ください。
また、最近ではインターネットが無料で利用できる物件も増えてきているので、併せて検討してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
大学進学が決まり初めての一人暮らしに気持ちが高まりながらも、けっこう準備が大変だなあと思ってしまう方もいるのではないでしょうか。お部屋を見つけて、引越しから入居するまでに必要なことを事前に整理し準備しておけば、あとはゲームのようにひとつひとつクリアしていくだけ。その先には楽しい新生活が待っていますよ!
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