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引越しで必要なものリスト!手続きや新生活に必要なものを徹底解説

引越し準備・新生活に必要なものをご紹介
引越しでは、荷造りに向けた梱包材や新居での生活用品など、あらかじめ準備しておきたいものがたくさんあります。さらに新居の契約から住所変更までさまざまな手続きもあり、きちんと必要書類もそろえておかないと、「窓口に行ったのに重要な申請ができなかった」なんてことも。

そこで今回は、引越しを滞りなく効率的に進めるために、事前に用意しておきたいものを一覧にしてご紹介!また詳しい手続きの進め方や荷造りの仕方などは、別途関連記事にて解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

引越し前の手続きで必要なもの

引越し前の手続きには、さまざまな書類が必要です
引越し前の手続きには、さまざまな書類が必要です

新居の契約手続き

まず、新たな物件を決める際に用意しておきたい、各種書類から見ていきましょう。

  • 身分証明書
  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • 収入を証明する書類
  • 連帯保証人に関する書類

賃貸物件では、入居の申し込み⇒入居審査⇒賃貸借契約の締結の流れで成約まで進むのが一般的です。賃貸借契約では、入居後のトラブル防止のため、必ず審査を実施します。そこで身分証明書(運転免許証など)や住民票、収入証明(源泉徴収票など)を提出するのが通常です。なお未成年の場合は、保護者が契約するケースも多々見られます。その際は、保護者の身分証明書や収入証明を準備します。さらに賃貸の契約では、保証人による家賃などの保証が求められることも。

特に連帯保証人を立てる際には、その人の収入証明などの書類も用意しなければならないことがあるので、覚えておきましょう。また印鑑証明書や実印は、物件の種類によっては必要なケースもあります。詳しくは、以下の関連記事もチェックしてみてください。

役所での手続き

今住んでいる地域からの転居手続きの際に、必要な書類も見ていきます。

  • 印鑑
  • 身分証明書
  • 転出届
  • 転出証明書 ※保管必須

引越しによって居住地が変わる場合、各自治体で住民登録や印鑑登録の内容も変更しなければなりません。こうした手続きにあたり、上記のような書類が求められます。

ちなみに引越し前の転出時には、役所にて転出届を提出するのが原則です(同一市区町村内の異動などの例外あり)。転出届は、役所に備え付けられた書類があるので、窓口に行く場合は事前に用意しなくてもOK。なお転出届を出すと、役所から転出証明書が渡されます。引越し後の手続きに必要なので、受け取ったら大切に保管しておきましょう。

ライフラインの手続き

引越し前には、水道・電気・ガスなど、ライフライン関連の手続きも欠かせません。退去時の解約と入居時の契約に向けて、次のようなものを用意しておきます。

  • 各種ライフライン申し込み用紙
  • 領収書や検針票(お客様番号がわかる書類)
  • 印鑑

領収書や検針票は、各種手続きの際にお客様番号が必要なこともあるので、手元にあるとスムーズに対応できます。またライフライン関連の手続きは、Webや電話だけで進められる場合も。Webや電話で手続きする際には、申し込み用紙や印鑑は必要ないケースがほとんどです。詳しくは、以下の関連記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

契約や役所での申請など、重要な手続きには身分証明書や印鑑などが求められることも多くあります。また新居の申し込みや契約締結時には、手数料などの費用を前払いするのが一般的で、まとまった金額が必要なことも少なくありません。ちなみに役所での手続きにも、登録料など(数百円程度)を支払うことになります。あらかじめ、ある程度のお金も準備しておくと安心です。

引越し作業で必要なもの

荷物をまとめる際などに、ビニールひもがあると便利。ほかにも梱包時に必要なものをご紹介します
荷物をまとめる際などに、ビニールひもがあると便利。ほかにも梱包時に必要なものをご紹介します

ここからは、荷造りや掃除など、退去の準備に向けた必要品なども見ていきましょう。

梱包で必要なもの

  • ダンボール
  • 梱包材
  • 緩衝材
  • 新聞紙
  • ビニールひも・ロープ
  • ガムテープ
  • 養生テープ
  • セロハンテープ
  • 油性ペン
  • ハサミ・カッター
  • 軍手など作業用手袋
  • 工具(ドライバーなど)

緩衝材

食器などの割れ物や小物家電などを包装して保護するために、クレープ紙やビニールタイプのエアバッグ(プチプチ)などの緩衝材があると便利です。引越し会社を利用する際には先方から支給してもらえることも多いですが、インターネットやホームセンターなどでも市販されているので、自分で購入もできます。

新聞紙

例えば砂や土で汚れた靴などの梱包には、新聞紙を使うのがおすすめ。他のアイテムに汚れが付くのを防げますし、新聞紙などの古紙なら処分も簡単です。ダンボールに詰めてすき間ができた時の緩衝材にもできるため、古紙が残っている際には捨てずに溜めておくと便利でしょう。

ビニールひも・ロープ

特に衣類やタオルなどを収納している衣装ケースは、中身を入れたまま運んでもらえることも多くあります。そうした場合に引き出しやふたが開いて中身が出てこないように、ビニールひもやロープでしばると安全。また不用品のダンボールや箱に入りきらない大型の荷物などをまとめたり、梱包した箱が開かないようにしばって強化したりするのにも便利なので、用意しておくのがおすすめです。

ガムテープ

ダンボールなどの封をするのに必要なので、ガムテープは多めに用意しておくとベター。引越し会社を利用する場合には、ダンボールなどの梱包材と一緒に支給されるケースがほとんどですが、さらに余分に準備しておくと安心です。

養生テープ

養生テープは、ガムテープよりもはがしやすいタイプのビニールテープです。ひもやガムテープを使わずに、軽く一時的に留めておくことが可能。のりを残さず、簡単に固定したい時にあると便利です。

セロハンテープ

セロハンテープも、養生テープと同様に粘着が弱いので、簡易的に留めたい時に使いやすいアイテムです。例えばケーブルなどの散らばりやすい小物類をまとめるのに、セロハンテープがあると手軽に固定できます。

油性ペン

ダンボールの内容物や収納場所を書くのに、油性ペンが必要です。荷物の搬入時に、中身がわからないと置き場にも困ってしまいます。引越し後の片付けをしやすくするためにも、大きくわかりやすく書ける、太めの油性ペンを準備しておきましょう。

ハサミ・カッター

細かく刻んでから処分したい不用品やゴミがあったり、新居でダンボールを開封したりするのに、ハサミやカッターを用意しておきましょう。荷解きで使うので、取り出しやすい荷物に
入れておくか、常備しておくと便利です。

軍手など作業用手袋

荷物の搬出・搬入に向けて、大きな家財を運んだりゴミを処分したりするのに、作業用の軍手も準備しておくとよいでしょう。ケガ・汚れ防止など、安全に作業を進めるためには必須アイテムです。

工具

ボルトやナットなどのねじで留まっている家財で、分解して運ぶ必要がある場合に、ドライバー類の工具がないと困ってしまいます。また新しく購入した、家具の組み立てなどで使うこともあるので、ドライバーのセットも用意しておきましょう。

掃除で必要なもの

  • 掃除用具
  • ゴミ袋
  • 防虫剤

掃除用具

退去・入居前後には、ホコリなどの汚れを取ってキレイな状態にできるように、清掃アイテムを準備しておきます。掃除機は他の荷物と一緒に搬出してしまうことも多いので、雑巾・フローリングワイパー・ハンドモップ・汚れ落としシートなど、自分でも運びやすい掃除用具があると便利です。

ゴミ袋

新居までは運ばない不用品や、準備中にゴミが出たりすることもあります。そうした場合に処分しやすいように、まとめておける大きめのゴミ袋を準備しておきましょう。引越し作業中にはゴミが出やすいため、なるべく多めにあったほうが安心です。

防虫剤

引越しで荷物や人の出入りが激しくなると、衣類などに虫が付いてしまう可能性が高くなり、大事な洋服を傷めてしまうことがあります。特にダンボール内は、虫が住み着きやすい環境になっているので、防虫剤を用意しておくのがおすすめです。また新居に家財を入れる前に、くん煙殺虫剤などの害虫対策ができるように、あらかじめ防虫グッズを準備しておくのもよいでしょう。

ここまでに見てきた各アイテムは、引越し作業のなかでもないと困るものが多いので、ひととおりチェックして用意しておくとベストです。さらに、より快適に入居するための準備方法は、以下の記事でもご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

あると便利なもの

  • 台車
  • 圧縮袋
  • チェアソックス
  • ドアストッパー
  • 養生パッド

台車

大きめの家財や重い荷物、複数のダンボールなどを運びたい時に、台車があると手軽に運搬できます。家庭用の簡易式の台車なら、自宅に置いてあってもさほど場所は取りませんし、家のなかでの移動も楽にできて便利です。

圧縮袋

特にかさばりやすい布団や毛布類など、圧縮袋を使って小さくまとめると運びやすくておすすめ。例えばダンボールに入れる衣類なども、圧縮袋でコンパクトにすれば、箱内のスペースも有効活用できてたくさん荷物を梱包できます。

チェアソックス

椅子・机・チェストなどの家具の脚にかぶせるアイテムで、床を傷付けないように保護できる便利グッズです。例えば荷物を運ぶ際に、万が一どこかにぶつけても傷になりにくいのが利点。また床を滑らせやすくなるため、部屋のなかでの運搬もしやすくなります。

ドアストッパー

ドアストッパーがあると、扉を開放したままで固定できるので、いちいち開け閉めする手間を省けます。荷造りや荷解きの際には、荷物を部屋のなかで移動させたり行き来したりすることも多くなるため、ドアストッパーを使うとスムーズに動きやすくなります。

養生パッド

養生パッドは、大きめのマットのような保護シートで、大型の家財などを包んで運べる運搬グッズです。養生パッドをかぶせることで、家財類を傷付けずに搬出・搬入が可能。なお養生パッドは、引越し会社を利用する場合、先方で用意してくれる場合も多くあります。

この章で見てきたアイテムは、必ず準備すべきものではありませんが、あれば引越し作業が効率的になります。余裕があれば、スムーズに荷物を運べるように用意しておくといいかもしれません。

新居での生活に必要なもの

防犯性を高めるためにも、カーテンは早めの準備がおすすめです
防犯性を高めるためにも、カーテンは早めの準備がおすすめです

以下からは快適な新生活にしていくために、日常に欠かせない必需品をはじめとした、必要なアイテムの一例をご紹介します。ぜひ新たなスタートの参考にしてみてください。

引越し当日に必要なもの

  • 寝具
  • カーテン
  • 冷蔵庫
  • 照明
  • トイレットペーパー、ティッシュなどの日用品
  • テーブル・椅子
  • ゴミ箱・ゴミ袋
  • 挨拶用の手土産

新居の鍵は、入居日に不動産会社や大家さんから受け取るのが一般的です。紛失してしまうと大変なので、自宅でも携帯する際にもなくさないように、キースタンドやキーケースなどの保管グッズも用意しておくとよいでしょう。

寝具

ベッドや布団などの寝具は、入居した日から必ず使用するものなので、すぐに使えるように準備しておきましょう。元々の住まいから運び出す場合には問題ありませんが、新たに購入し直すのであれば、早めに用意しておきます。

カーテン

カーテンがないと、外から部屋が丸見えになってしまうので、入居当日にすぐ設置できるように、窓の大きさに合ったサイズのカーテンを準備しておきましょう。日中の遮光だけでなく、防犯の意味でもカーテンは早めから用意するのがベストです。

冷蔵庫

食材や飲み物の保管に必要なので、引越し当日から使える状態にしておいたほうが無難。旧居から搬入するのであれば、引越し会社に設置してもらえるので問題ないですが、新しく購入するなら入居日に届くように手配しましょう。また一人暮らし用やファミリー用など、サイズ・機能性などは商品ごとに異なるので、ライフスタイルに合ったタイプを選ぶようにします。

照明

物件によっては元から設置されていることもありますが、入居者が用意する場合も多くあります。照明がないと、夜間は真っ暗な部屋で過ごすことになって不便なので、引越し当日から点灯できるように準備しておきましょう。

トイレットペーパー・ティッシュなど紙類

トイレットペーパーやティッシュなどの紙類は、用を足したりちょっとした汚れを拭いたり、引越し当日から何かと使う場面も多い必需品です。入居日の段階から、何個かストックを持っておいたほうが安心でしょう。

テーブル・椅子

最初のうちは、床で座って過ごしても問題ありませんが、テーブルと椅子があると便利です。特に食事をする時には、床よりも、テーブルと椅子があったほうが食べやすくなります。大きめの家具のなかでも、早めから準備しておくと快適に過ごしやすいでしょう。

ゴミ箱・ゴミ袋

荷解きの時にはがしたガムテープをはじめ、生活をするなかで、何かとゴミは出ます。引越し直後からキレイにまとめておけるように、ゴミ箱とゴミ袋はなるべくセットで用意しておきましょう。自治体によって異なりますが、各地域で指定のゴミ袋があることも多いので、入居当日に引越し先で購入するといいかもしれません。

挨拶用の手土産

新居のご近所の方々に挨拶回りをする場合には、お菓子やタオルなど、簡単な手土産を準備しておきましょう。引越し当日までに用意しておけば、すぐにでもご挨拶がしやすく、入居直後の忙しいなかでも合間を見てお伺いできます。また引越し時の挨拶回りについては、以下の関連記事でもご紹介しているので、参考にしてみてください。

新生活に必要なもの

  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • 掃除機
  • エアコン、ヒーターなど
  • テレビ
  • 食器、カトラリー
  • 各種洗剤
  • スポンジなど
  • 洗面用具、バスグッズなど
  • ハンガー、洗濯バサミ、物干し竿、物干しスタンド
  • 調理器具
  • 収納

洗濯機

家族構成やライフスタイルによって異なりますが、例えば一人暮らしなら、コインランドリーなどで代用する方法もあります。とはいえ、いちいちお店と行き来するのは大変なので、洗濯機も早めから用意しておくと無難です。また商品ごとに、1回で洗える量や機能性などは変わってくるため、しっかりと生活環境に合った洗濯機を検討しましょう。

電子レンジ

冷凍食品などのレトルト類や保存食を温めるのに、手軽に活用しやすいのが電子レンジです。最近では電子レンジを使った調理方法もたくさんあり、火を使わずに食事を済ませやすいメリットがあります。忙しい時にはありがたい存在で、必要性も高い調理家電です。

掃除機

掃除機はあったほうが便利ですが、生活環境によっては、フローリングワイパーや粘着式のカーペットクリーナーなどで代用できる場合も。また掃除機のなかにも、紙パック式やサイクロン式、ハンディ型など幅広い種類があります。どのタイプの掃除用具が適しているのか、普段のライフスタイルをイメージしながら選んでみてください。

エアコン・ヒーターなど

エアコンやヒーターなどの空調機器は、特に冬や夏などの気候が厳しい季節には必須。室温を調節する空調機器がないと、場合によっては健康を害するリスクもあり、快適に過ごすためには欠かせません。ただし賃貸で、エアコンなどの空調機器を自分で取り付ける際には、物件管理者の許可が必要です。とはいえ最近では、空調完備の物件も増えてきているため、自前で用意しなくてもいいケースも多々あります。
また、エアコンが付いていない場合でも交渉次第で設置してくれる場合もあるため、大家さんや不動産会社に相談してみましょう。

テレビ

テレビは必要に応じて、新生活をはじめてみてから購入してもOK。特に一人暮らしなどの場合、スマートフォン・パソコン・タブレットで事足りる部分も多くあります。そもそもテレビは今の生活にないと困るのか・見る習慣があるのか、一度見直してみるのもいいかもしれません。

食器・カトラリー

食器とカトラリー類は、食事をする時には欠かせない存在です。こちらも必要に応じて買い足していくと、ムダなくそろえやすいですが、少なくともコップ・お皿・お椀・箸・スプーン・フォークなどはあると便利でしょう。

各種洗剤

食器用をはじめ、お風呂・トイレなどの水回りの掃除用や洗濯用など、各種洗剤も準備しておきましょう。こうした消耗品類は忘れがちですが、いざという時にないと困るので、なるべく早いうちからそろえておくと安心です。

スポンジなど

先ほどの各種洗剤と一緒に、洗浄道具となるスポンジなども用意しておきます。例えば掃除用なら柄付きなど、必要に応じて、どのようなタイプがいいのか選ぶようにしましょう。

洗面用具・バスグッズなど

洗面器やバスチェアなどの浴室用具をはじめ、シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・洗顔フォームなどのアメニティ類も必要です。お風呂は引越し当日から使うことも多いので、浴室関連のアイテムも早めにそろえておきましょう。

ハンガー・洗濯バサミ・物干し竿・物干しスタンド

ハンガー・洗濯バサミ・物干し竿は、洗濯物を干す際の必須アイテムです。またベランダが狭い・物干し竿が置けないなど、洗濯物を干す場所が足りなさそうな時には、室内に置ける物干しスタンドがあると便利でしょう。

調理器具

特に一人暮らしの場合、自炊するかで必要なアイテムも変わってきます。とはいえ最低限でも、小鍋やフライパンなどの加熱系の調理器具はあったほうが便利でしょう。また物件のなかには、ガスコンロが設置されておらず、自分で用意しないと火を使えない場合も。ガスコンロを買う際には、置き場の寸法を測っておき、そのサイズに合わせて購入しましょう。

収納

クローゼットや棚など、備え付けの収納に入りそうなら問題ありませんが、収まらない場合にはタンス・チェスト・ハンガーラックなどの収納家具も買い足すとよいでしょう。各物件の収納スペースや荷物の量も見ながら、必要か検討してみてください。

ここまでには、さまざまな生活用品が出てきましたが、上記はあくまで一例です。家族構成や生活環境、物件の機能性などに応じて必要なアイテムは変わってくるので、簡単な目安として参考にしてみてください。

引越し後の手続きで必要なもの

引越し前と同様に、引越し後も必要な手続きが多くあります
引越し前と同様に、引越し後も必要な手続きが多くあります

最後に、引越し後の転入や住所変更の手続きなどで、必要なものをご紹介していきます。引越し前の役所での手続きと関連する部分も多いので、ぜひあわせてチェックしてみましょう。

  • 身分証明書
  • 転入届(転出証明書)
  • 転居届
  • 各種登録変更書類
  • 印鑑

身分証明書

引越し前後の役所関連の手続きでは、本人確認ができる身分証明書の提示が求められることが多くあります。ここでいう身分証明書とは、顔写真付きの本人確認書類が一般的です。例えば、運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど。場合によっては、写真入りの学生証や社員証でも、健康保険証などと一緒に提示することで本人確認書類として認められます。

転入届(転出証明書)

引越し先に住所を異動した際には、各自治体の役所にて転入届を提出しなければなりません。なお転入届の記入書類は、窓口に行けば備え付けの用紙があるため、自前で用意しなくても問題ありません。ただし転出届の申請時に受け取った転出証明書は、持参して提示する必要があるので、忘れずに持っていきましょう。

転居届

同一市区町村内の近隣で住所が変わる際には、各自治体の役所にて転居届を提出するのが一般的です(転出届は不要)。ただし東京都内で区が変わる場合には、転出届・転入届の手続きが必要なので注意しましょう。地域によって申請方法には違いがあるので、必ずお住まいの自治体の公式ホームページなどを一度確認してみてください。

各種登録変更書類

こどもの転校・転園に関する申請や、福祉・医療関連の補助制度の住所変更登録など、世帯ごとの生活環境によってさまざまな手続きが発生します。また車や免許がある場合には、車両登録や運転免許証の変更手続きも必要です。

なかでも行政関連の住所変更手続きは、役所にて対応するのが基本で、記入書類などは各窓口に備えられています。また私立学校や幼稚園などの申請・申し込み用紙などは、先方から支給されることも多いですが、何が必要なのか一度問い合わせしてみるとよいでしょう。

印鑑

用紙を使った手続きでは、押印が求められる場面も多々あります。こうした正式書類では、ゴム印ではなく、きちんと認印を用意しておきましょう。

まとめ

引越し前後で準備しておきたいものは、大きく分けると、手続き関連の書類・荷造りや荷解きグッズ・生活用品の3点です。なおそれぞれの細かい必要アイテムは、家族構成・ライフスタイル・物件の種類・転居の仕方など、さまざまな要素次第で変わってきます。今回は一般的に必要性の高いものを洗い出しているので、ぜひ本記事はあくまで参考として、何がないと困るのか十分に検討してみてください。

執筆者

たけなつ

2019年よりフリーで活動しているWebライター。
広告会社でのコピーライターを経て、現在は幅広いジャンルのコラム記事などを執筆。
愛知・東京・北海道と各地を渡り歩き、19歳からの10年で7回引越しを繰り返す好奇心旺盛人。

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