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趣向を凝らした展示で、灘五郷の酒造りについて学ぼう。
日本を代表する酒どころ「灘五郷」がある、神戸市東灘区。1743年創業の白鶴酒造は、この地域で最も有名な酒造メーカーの一つです。大正時代に建てられた酒蔵を改造した資料館では、昔ながらの道具と等身大の人形を使い、清酒ができあがるまでの工程を立体的に展示。酒造会社としては世界初のプロジェクションマッピングも常設し、酒造りについてわかりやすく紹介しています。
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サッカーファンに人気!勝運を導くヤタノカラス。
神功皇后が弓矢と甲冑を納めて熊野大神に戦勝を祈念し、すべての願いが叶えられたという伝説が残る土地。ここに鎮座する弓弦羽神社は、厄除開運や諸願成就のご利益があると言われています。シンボルは三本足のヤタノカラス。その縁で、サッカー日本代表が勝運祈願に訪れたこともあるのだそう。名前が似ているフィギュアスケート選手のファンの聖地としても知られています。
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日本酒好きなら一度は訪れたい、銘酒「福寿」の蔵元。
1751年創業の老舗蔵元。13代にわたって銘酒「福寿」の名前と味を守り続けています。敷地内には4つの蔵があり、その中の一つ「東明蔵」では酒造りを見学することができます(2日前までに要予約)。蔵直売所で販売されている蔵元直営ならではの、搾りたてで加水調整を行っていない「蔵直採り生酒」に注目を!「福寿」シリーズのきき酒コーナーもあり、日本酒好きにはたまらない、いちおしのスポットです。
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夏のレジャーならお任せ!1日遊べる本格ウォーターパーク。
夏季限定でオープンする、関西屈指のレジャー施設。全長150mの流れるプールや、南の島気分を味わえる波のプールなど、8種類が屋外に集結。全長60m、落差12mのスリリングなウォータースライダーも!さらに、噴水やファミリープールといった小さな子ども向けの施設も充実。泳ぎ疲れたら、スパプールでリラックス。サンシェードを張れる広場やメニュー豊富なフードコーナーもあり、暑い夏に家族で訪れたいスポットです。
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早咲きから遅咲きまで。次々に花開く、約200本の梅。
江戸時代から梅の名所として名高い岡本エリアにある、観梅スポット。園内には「楊貴妃」や「本黄梅」をはじめ、大宰府天満宮から贈られた「飛び梅」など約40種・約200本の梅が植えられています。見頃のピークは2月中旬から3月中旬頃ですが、早咲きから遅咲きまで種類が豊富なので、比較的長い期間梅見を楽しむことができます。甘い香りに包まれて、ほっこりとした時間を過ごしてみては。
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一煎ごとに風味が変わる、日本茶の奥深さを堪能。
煎茶を中心に、常時10種類以上の日本茶がそろうカフェ。静岡、宇治、九州の産地から店主が選んだ個性があるお茶は、一煎ごとに香りや風味が変化していきます。和・洋・アジアンのスイーツが充実しているのも魅力。通年で楽しめるかき氷は、ふわっとした氷と旬の食材の絶妙な味わいが人気を呼んでいます。普段家では味わうことのできない日本茶を、ほっこりとした気分で味わうことができるお店です。
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名門進学校が点在するエリア。大学も多いアカデミックな街。
東灘区は、灘中学校・灘高等学校をはじめとする、全国トップクラスの名門進学校が多いエリアです。そのため中学・高校受験がさかんで、学習塾も多数あり、教育熱心な家庭が多いのだとか。さらに、神戸大学や神戸薬科大学、甲南大学など、様々な分野が学べる大学のキャンパスも点在。学生が多く、活気があり、アカデミックで落ち着いた雰囲気が感じられる街です。
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耳までバクバク食べたくなる!ふわふわ&もちもちの食パン。
低温長時間発酵によって厳選素材の味わいを引き出す、こだわりの食パンの専門店。食感を軽くするため、角ではなく山型を採用するなど、品質と味に徹底的にこだわったオリジナルの食パンは、そのままでもトーストしても絶品です。一度食べたら他のものは食べられなくなるほど!定番商品のほか、レーズン食パンや季節限定の食パンも人気。HPなどで焼き上がり時間を通知しているので、事前にチェックしてから足を運んで。
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駅から徒歩約15分。市街地の近くにある豊かな自然。
市街地からほど近い場所に豊かな自然が広がっているのも、東灘区の魅力。阪急岡本駅から住宅街を抜けて15分ほど歩くと、六甲山系の保久良山中腹にあたる「保久良夢ひろば」に到着します。子どもたちが自然と触れ合えるよう整備された広場で、春にはコブシの花が咲き、夏は新緑が美しく、秋には紅葉が鮮やか。緑豊かな場所には、植物や昆虫など、様々な生き物との出会いが待っています。
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六甲山から流れ出す清流は、区民にとっての憩いの場。
神戸市東灘区の中央には、六甲山の最高峰付近から湧き出して大阪湾へ注ぐ住吉川が流れています。中流から下流にかけての約2.5kmは、両端の河川敷が「清流の道」として開放されています。地域住民の努力で美しく保たれている水辺は、ジョギングや散策にぴったり。夏には子どもたちの水遊びスポットとしても賑わいます。
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素晴らしい眺望も必見。海を見下ろす山上に鎮座する神社。
石器時代から古代祭祀の場であったとも言われる、非常に長い歴史を持つ神社。鳥居左側には海上安全の神様・椎根津彦命が鎮座し、その横には「灘の一つ火」として茅渟の海を見守ってきた石灯篭も。神様が宿る岩とされる磐座がいくつもあり、多くの人を惹きつけるパワースポットです。標高約185mの金鳥山の中腹にあり、東は生駒、西は淡路島まで見渡せる絶景スポットとしても知られています。
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できたての味は格別!ちくわやかまぼこの手作りに挑戦。
ちくわやかまぼこなどの練り製品で知られる「カネテツデリカフーズ」は、大正時代から続く東灘区の老舗企業。同社が運営する「てっちゃん工房」では、魚のすり身を使ったちくわやかまぼこ作りが体験できます(要事前予約)。自分で作ったできたては、風味豊かで格別のおいしさ!工房内のショップでは、ここでしか味わえない揚げたての天ぷらやキャラクターグッズなど限定商品を販売。おいしさと楽しさがあふれる施設です。
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五月晴れの下、だんじり囃子とともに勇壮なだんじりを見物。
江戸時代にはすでに、各村落の祭りに登場していたという東灘のだんじり。現在は区全体で32台のだんじりがあり、毎年5月の連休を中心に御影、本山、そして住吉の各地区でだんじりが集結し、宮入やパレードが催されます。その特徴は、担ぎ上げて勢いよく駆け抜けるのではなく、ゆっくりと街中を曳き回すこと。土台の外側には、神戸のだんじりにしか見られない「コマ」と呼ばれる車輪が取り付けられています。お囃子と威勢のいい掛け声を聞きながら、飾り幕や彫刻を見物してみてください。
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家族そろって気軽に楽しめる、自然のアスレチック!
日本のロッククライミング発祥の地とされ、初心者から上級者まで岩登りが楽しめる登山コース。初心者は「高座の滝」を起点に、「風吹岩」に至る1時間ほどのルートがおすすめ。足を掛けられる踏み場や、鎖場、はしごなどが整備されているため、子ども連れのファミリーにも人気。「風吹岩」からは大阪湾と阪神の街並み、そして六甲の山々を360度見渡せる絶景が楽しめます。アクティブに過ごしたい休日にぜひ足を運んでみて。
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ごはんとの相性抜群の甲南漬など、灘のグルメを満喫。
阪神・淡路大震災で倒壊した甲南漬本店の跡地につくられたコミュニティスペース。旧本店の雰囲気を受け継いだ建物の「甲南漬本店」を中心に、「甲南漬資料館」やカルチャー教室、複数の食事処などがあります。「甲南漬本店」で販売されている「甲南漬」は、酒どころ灘の特産品として約100年もの伝統を誇る、芳醇な香りとコクのある奈良漬。併設の食事処ではこだわりの料理と共に味わえます。お土産にもおすすめです。