一人暮らしの学生に聞いた!部屋探しでこだわった条件・妥協した条件
記事の目次
賃貸のお部屋探し、最後までこだわった条件は?

一人暮らしの学生は、賃貸のお部屋探しで何を重視しているのでしょうか。学生が一人暮らしのお部屋探しをした際に、「最後までこだわった条件」を調査しました。

4割以上の学生が、賃貸のお部屋探しで最後まで「2階以上」を条件としており、「通勤・通学に便利」「最寄り駅から近い」と続きます。ここでは、上位5位までのこだわり条件を、もう少し詳しく解説していきます。
2階以上
2階以上の部屋は、1階と比べて外からの視線が気になりにくいことや、防犯の観点などから、希望条件として挙げる人もいます。ただし外階段や塀など足場となるものがある場合は、2階以上でも窓などから侵入される可能性があります。2階以上だからといって安心せず、施錠や補助錠をしたり、タイマー付き照明を設定して在宅の演出をしたりと、防犯対策は必要になるでしょう。
通学に便利
通学時間に便利な物件は、人気が高いです。ただし、通学利便性の高い物件は、家賃が高くなることも。予算とのバランスを見ながら検討しましょう。
最寄り駅から近い
最寄り駅から近い物件も人気があり、徒歩10分圏内を条件にする人も少なくありません。一方で、駅の近くに繁華街があったりすると、落ち着いて暮らせないと感じる方もいるかもしれません。可能であれば、異なる曜日・異なる時間帯に複数回現地を訪れてみるとよいでしょう。
交通アクセスがいい
交通アクセスがいい物件とは、公共交通機関へのアクセスのよさを意味します。例えば、駅までのアクセスにバスを利用するエリアの場合、バスの本数が多い路線の近くや、複数の路線が利用できる物件が好まれます。
スーパーマーケットが近い
一人暮らしをする場合、食品や日用品を購入する必要があるため、スーパーマーケットなどが近いエリアを希望する人が多くいます。帰宅が遅くなりそうな人は営業時間も確認し、可能であれば複数のスーパーマーケットやドラッグストアが点在するようなエリアを選択しましょう。
賃貸のお部屋探し、途中で妥協した条件は?

お部屋探しをしている過程で、予算内で条件に合う物件を探すために、条件を妥協する必要も出てくるでしょう。実際にお部屋探しをした学生は、どのような条件を譲歩したのでしょうか。

上から見てみると、「築年数が浅い」「最寄り駅から近い」「2階以上」となっています。「最寄り駅から近い」「2階以上」は部屋探しでこだわった条件と重複しています。これは、他の譲れない条件を優先するために、比較的上位に挙げていた条件を譲歩した結果だと思われます。妥協した条件の第5位までを、もう少し詳しく解説します。
築年数が浅い
「築年数が浅い」は、当初は希望条件に挙げる人が多い一方で、妥協した条件のトップにもなっています。理由としては、「実際に内見してみたら、築年数はそれほど気にならなかった」「きれいにリフォームされていた」などが考えられます。
物件によって管理状態は異なるため、一概に築年数だけで除外するのではなく、内見時に水回りや内装がリフォームされた形跡があるのか確認し、実際に内見してから判断するようにしましょう。
最寄り駅から近い
「最寄り駅から近い」は、こだわった条件としても上位に挙げられていましたが、妥協した条件でも第2位にランクインしています。実際に内見したあとは、利便性だけでなく、快適性や清潔感なども含めて総合的に判断する傾向があるためです。希望に合う物件が見つからない時は、最寄り駅からの距離を広げてみるのもおすすめです。
2階以上
最後までこだわった条件1位だった「2階以上」が、妥協した条件の3位にランクインしています。例えば、オートロックやモニタ付きインターホンなどがある物件や、高台に位置する眺望・通風がよい物件であれば、1階であることはそれほどマイナスポイントにならないかもしれません。
角部屋
角部屋は窓が多く、日当たりや通風などの面で魅力があります。しかし、築年数と同様に、実際に内見してみたら中部屋でも気にならないケースもあるでしょう。また、同じ建物でも部屋の位置によって家賃や条件が異なる場合があるため、予算などの兼ね合いからも妥協する方が多いのかもしれません。
礼金0円
初期費用を抑えたい場合、礼金0円の物件を選択する方法がありますが、他にもフリーレント付き(一定期間の家賃が無料になる)物件や、仲介手数料が割引になる物件を選ぶ方法も考えられます。
譲れないと思っていた条件も、工夫次第で妥協できるかもしれません。条件を広げることで、希望に合う物件を見つけやすくなります。まずは、不動産会社へ予算や希望を伝えて相談してみましょう。
賃貸のお部屋探し、最後までこだわった設備は?

賃貸のお部屋探しで、多くの人が最後まで譲れなかったのは、どのような設備なのでしょうか。次に、最後までこだわった設備のアンケート結果を見ていきましょう。

こだわった設備では、「バス・トイレ別」「エアコン」「洗面所独立」が上位にランクインしています。上位5位までの設備を、もう少し詳しく解説します。
バス・トイレ別
「バス・トイレ別」が1位にランクイン。入浴時間を重視している人や友人を招くことが多い人にとって、バス・トイレ別の条件は絶対に譲れないと感じる方も多いのではないでしょうか。最近ではバス・トイレ別の物件も増えているため、家賃の低い物件でも実現しやすい設備のひとつです。
エアコン
エアコン付きの物件を、希望条件に挙げる人も多くいます。ただしエアコンが付いていない物件でも、自己負担でエアコンを設置できるケースもあります。例えば、高性能なエアコンを設置したい人は、エアコンが付いていない物件をあえて借りる方法もあります。また、エアコンが付いていない物件は、家賃が低く設定されている傾向があり、長く住む場合などはお得に感じるかもしれません。
洗面所独立
3点ユニットバス(浴室にトイレと洗面ボウルがあるタイプ)ではなく、独立した洗面所を希望する人も多くいます。洗面所で朝の身支度をする場合、3点ユニットバスの洗面ボウルと鏡では使い勝手が悪く、収納力も足りないと感じるのが主な理由でしょう。
屋内洗濯機置き場
洗濯機置き場がバルコニーや共用廊下にある物件もあるため、お部屋探しの際にはこの条件も確認しておきましょう。共用廊下に洗濯機がある場合、冬や夏は外気温に耐えながら洗濯をする必要があるだけでなく、洗濯機を他人に使用されたり、洗濯物を盗まれたりするおそれが高まります。屋外に洗濯機置き場がある物件を選ぶ際は、こうしたマイナス面を受け入れられるかどうかで判断しましょう。
オートロック
オートロックは、エントランスで来訪者を制限できるため、防犯を重視する人に根強い人気があります。一人暮らしでは、住人以外の出入りを抑えられる安心感が支持されていると考えられます。ただし、住人と一緒に部外者が入り込む共連れには注意が必要です。過信せず、玄関の施錠や、次に紹介するモニタ付きインターホンの活用など、ほかの対策と組み合わせましょう。なお、モニタ付きインターホンも後付けできる場合があるため、付いていない物件では不動産会社に相談してみてください。
賃貸のお部屋探し、途中で妥協した設備は?

賃貸のお部屋探しの過程で、多くの人が途中で妥協したのは、どのような設備なのでしょうか。最終的には譲歩した設備のアンケート結果を見ていきましょう。

妥協した設備で上位に挙がったのは、「収納スペースの広さ」「オートロック」「洗面所独立」でした。どのような理由から、妥協したのでしょうか。上位5位までの設備を詳しく解説します。
収納スペースの広さ
上位5位までそれほど差がないものの、1位に挙げられたのは、「収納スペースの広さ」です。比較的コンパクトな収納スペースしかない物件でも、足りなくなってしまった場合でもチェストや衣装ケースなどを後から購入しやすいため、立地や築年数、設備が優先されやすいのかもしれません。
オートロック
オートロックは防犯面で重視されやすい設備ですが、妥協した設備でも上位に挙げられています。オートロックのない物件でもモニタ付きインターホンの活用や、補助鍵などでも防犯対策ができるため、譲歩しやすいポイントでもあるのでしょう。
洗面所独立
予算や希望する条件を優先し、独立した洗面所を妥協する人もいます。居室部分にメイクや身支度するコーナーや収納を設けるなど工夫次第で不便さを軽減できる設備のひとつです。
2口以上コンロ
2口以上のコンロがあれば、並行して調理できるので便利です。ただし一人暮らしの場合、料理の品数が少なくてもよいケースや、そもそも自炊の頻度が低いこともあるでしょう。そのような方は、1口コンロでも十分かもしれません。必要に応じて卓上タイプのIHなどを活用する方法もあります。
宅配ボックス
宅配ボックスがある物件であれば、不在時はもちろん、在宅時も対面せず受け取れます。オンラインショッピングが多い人にとって、欠かせない設備の1つでしょう。一方で、時間指定などを活用すれば、それほど必要性を感じない人もいらっしゃるかもしれません。また、宅配ボックスがある物件でも、宅配ボックスが埋まっている場合は、受け取れないため、宅配ボックスの有無だけでなく、住戸に対して十分な数があるのか確認するようにしましょう。
最後まで譲れなかった設備もあれば、途中で妥協した設備もあることがわかりました。絶対に必要だと思っていても、他の条件や代替策によって優先順位を下げられる設備もあるでしょう。なぜ必要なのか、他のもので代替できないか、今一度検討してみましょう。
専門家に聞く!見落としがちなポイント

最後に、専門家ならではの視点で、部屋探しで見落としがちなポイントを8つ紹介します。実際に住んでから後悔しないためにも、内見時にチェックしておきましょう。
コンセントの位置・数
冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器など、キッチンで使いたい家電に対して、コンセントの数が足りないと、想像以上に不便に感じます。使用する家電のレイアウトや数をイメージしておき、内見時に十分な数があるかを見ておきましょう。具体的には、ベッド・デスク・電子レンジ・冷蔵庫・洗面所など、家具家電を置いた状態を想定して、コンセントが実際に使える位置にあるかを確認します。
ゴミ置き場までの距離
ゴミ置き場までの距離が長すぎると、ゴミを捨てるたびに身体的な負担を感じるかもしれません。しかし、ゴミ置き場が近すぎる場合、夏の暑い時期などはニオイが気になる可能性もあります。管理状態をチェックするためにも、内見時にはゴミ置き場も確認しておくと安心です。
エアコンの製造年
エアコンが設置されていても、製造年や機種によって省エネ性能などが異なります。またニオイが気になる場合もあり、電気代にも影響します。内見時には製造年だけでなく、型番なども確認しておくとよいでしょう。
洗濯機置き場の寸法
特にドラム式の洗濯機の購入を検討している場合は、洗濯機置き場や搬入経路の寸法を測っておきましょう。また、洗濯機本体の寸法だけでなく、建具に干渉しないか、搬入経路・防水パン・扉の開閉に問題がないかを確認しておけば、「置けない」「搬入できない」などの失敗を防げます。
外階段やエレベーターの位置
部屋から外階段やエレベーターが近いのは便利ですが、住民が深夜に利用する場合もあり、足音やエレベーターの音を不快に感じる可能性があります。特に音や振動に敏感な人は、なるべく離れた位置を選ぶとよいでしょう。
インターネットやスマートフォンのつながりやすさ
インターネット無料の物件でも、回線の利用状況などによって通信速度が変わる場合があります。契約前に、利用できる回線や通信速度の条件などを不動産会社に確認しておきましょう。内見時に携帯電話の電波状況もチェックしておくと安心です。
隣地の状況
隣地や窓の外の状況は、変わる可能性があります。日当たりがよいから入居を決めたのに、「数カ月もしないうちに、隣地で建築がはじまった」ケースもあります。隣地の状況が変化しても日当たりが望めるのか、建築予定の看板が出ていないかチェックするようにしてください。
湿気や結露の生じやすさ
湿気や結露が生じやすい部屋は、衣類や書籍などの大切な持ち物を傷めるだけでなく、カビの発生につながる可能性があります。内見時にはクロスが張り替えられていることもあり、わかりにくいかもしれませんが、押し入れやクローゼットの中をのぞいて、カビ臭を感じないか確認してみましょう。
まとめ
最後に、賃貸のお部屋探しでこだわったポイントや設備と、妥協したポイントや設備をおさらいします。
賃貸のお部屋探しでこだわったポイントは?
こだわったポイントでもっとも多かったのは、「2階以上」です。2位以下は「通勤・通学に便利」「最寄り駅から近い」「交通アクセスがいい」「スーパーマーケットが近い」で、便利に暮らすための条件を重視しています。
賃貸のお部屋探しでこだわった設備は?
一人暮らしの学生は、「バス・トイレ別」「エアコン」「洗面所独立」「屋内洗濯機置き場」「モニタ付きインターホン」など、快適かつ安全に暮らすための設備を重視しています。
賃貸のお部屋探しで妥協したポイントは?
多くの人が譲歩した条件は、「築年数が浅い」「最寄り駅から近い」「2階以上」「角部屋」「礼金0円」です。こだわった条件ともいくつか重複していますが、どうしても譲れないポイントを優先するために、妥協できる条件も考えておきましょう。
賃貸のお部屋探しで妥協した設備は?
部屋探しの過程で一人暮らしの学生が譲歩した設備は、「収納スペースの広さ」「オートロック」「洗面所独立」「2口以上コンロ」「宅配ボックス」です。こうした設備が備わっていない部屋でも、入居にいたっています。自分にとって譲れない条件が何なのか、そして譲歩できる設備があるのか、今一度考えてみましょう。

