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住みタイム 東京都荒川区

住みタイム
東京都荒川区

東京都荒川区は童心に返ることができるノスタルジックなエリアです。下街風情残る昔ながらの風景には、ほのぼの雰囲気の遊園地や駄菓子屋さん、繊維街などの専門店が集まっており、気取らず、自然体で日々を過ごすことができます。そんな東京都荒川区の1日を見てみましょう。

東京23区の東部に位置し、下町の雰囲気が色濃く残る東京都荒川区。古くからの住民が多く、地元で愛され続ける老舗も多数。東京の中でも特に“居住地”としての魅力が受け継がれています。そんな東京都荒川区にも、最近は若い人たちの新しい住まいとして注目が集まっているようです。
※掲載している情報は、2021年7月9日時点の情報です。

Morning

ゆっくり笑顔になれる
都内のスローライフ

東京都荒川区の朝の名所といえば、“朝日神明宮”とも呼ばれる「石浜神社」です。724年に聖武天皇の命を受けて創建された由緒正しき神社であり、浅草名所七福神の1つとしても有名。毎朝のように地元の人たちが足を運びます。なかでも、多くの参拝客が足を止めるのが、溶岩でできた大きな“富士塚”。なんでも、石浜神社は、かつては西に富士山、東に隅田川、北に筑波山を望むことができたという絶景スポットだったそう。江戸の人たちも、ここで同じように朝の空気を吸い込み、晴れ晴れとした気持ちで1日を始めたのかも…。想像すると、歴史のある町で暮らすことの喜びがしみじみと感じられます。

通勤・通学時間を過ぎた東京都荒川区の午前は、とてもスローに流れます。下町情緒が色濃く残る商店の前では、お母さんたちが井戸端会議。路地では猫が日向でゴロンとうたた寝の真っ最中。都心のすぐ近くにあるとは思えないほどの風景に、心がほっこり安らぎます。

そんなスローなスポットの1つが、隅田川沿いにある都内唯一の区立遊園地「あらかわ遊園」。大正11年に建てられたという歴史あるこのテーマパークには、1周約138mのコースを“日本一遅く走る”という「ファミリーコースター」や、園内をゆっくりと巡回する「豆汽車」など、おもちゃの世界をのぞいたようなかわいらしいアトラクションがたくさん。小さな子どもも安心して遊べるので、地元住民にとって貴重な憩いの場所として愛されています。小学生未満は入場無料というリーズナブルさも、気軽に通える重要なポイントです。リニューアルオープン後の2022年には、観覧車やメリーゴーランドといったアトラクションを建てるほか、休憩・食事スペースが広くなるとのこと。新しく生まれ変わる「あらかわ遊園」に出合えるのが今から楽しみです。

「あらかわ遊園」と同じ時代に暖簾をあげた「佃煮 中野屋」も、この街に暮らすならぜひ通いたい老舗。アサリやうなぎの佃煮など、江戸っ子好みのしっかりした味つけは毎朝のご飯にぴったりです。お客さんは昔ながらの常連さんに、下町散策を楽しむ観光客、そして若いお母さんたちも多いとのこと。
「東京でこんなにのんびりした街って珍しいでしょう? 昔はお年寄りばかりだったけれど、最近は若い人が増えてきていますよ。」と、長年街を見てきた店主の金子修さんは教えてくれました。派手な観光地や繁華街ではない“のんびり”した東京都荒川区の良さが、次の世代にも受け継がれているようです。

常連さんがやってきて、笑顔で「いつものちょうだい!」というと、金子さんもニッコリとうなずきます。朝の東京都荒川区には、自然に笑みが浮かぶようなうれしい風景がたくさんありました。

8:00

  • 石浜神社
  • 石浜神社
石浜神社
東京都荒川区南千住3-28-58
開門時間:参拝自由

10:00

  • あらかわ遊園
  • あらかわ遊園
あらかわ遊園
東京都荒川区西尾久6丁目35-11
※2022年春頃までリニューアル工事のため休園中。

11:30

  • 佃煮 中野屋
  • 佃煮 中野屋
佃煮 中野屋
東京都荒川区西日暮里3-2-5
営業時間:10:00~18:00
休み:水
Daytime

1日中歩いてもまだ足りない
大人も魅了する問屋さん巡り

スローな朝を満喫したら、午後は東京都荒川区内の“宝探し”へ。実は東京都荒川区は、大人も子どもも夢中になれるスポットの宝庫でもあるのです。

まず向かったのは日暮里駅の南口。ここは大正時代から続く“繊維の街”です。駅前から伸びるストリート沿いには約90もの繊維店が密集しています。「繊維の商店街では、全国でもここ界隈が一番でしょう。」と胸を張るのは、上質な生地からビンテージクロスまで、さまざまな生地を取り揃える「齊藤商店」の店主・齊藤雅久さんです。「店によって扱う商品もお店のカラーも違うので、宝探しのような感覚で選ぶ楽しさを味わってほしいですね。」とのこと。さまざまな布やボタンが並ぶ景色は、カラフルなパッチワークのよう。1日中歩いても、到底回りきれそうにありません。

街を訪れるのは、ファッション業界の人や趣味で裁縫を楽しむ人、そして未来のデザイナーを目指す学生たちとさまざま。齊藤さんにとっては、熱心に通りを歩く人たちはかわいい子どものような存在らしく、「うちで買った繊維で海外の賞をもらったなんて報告を受けると、もうたまらなくうれしいですよね。」とにこやかな表情になります。

日暮里駅周辺は “お菓子の街”としての歴史もあります。戦後間もない頃には約100店もの駄菓子問屋が集まっていたそうで、子どもたちにとってはまさに夢の場所だったのです。その名残を感じられるのが、駅前に残る唯一の駄菓子問屋「大屋商店」です。現在は近代的なビルの2階にありますが、入り口付近まで近づけば、店先にあふれる大量の駄菓子に目を奪われます。子どもの頃にお小遣いを握りしめて何を買おうか悩んだ懐かしい駄菓子やクジ引き、おもちゃまで盛りだくさん。問屋さんですが、ここでは個人向けの販売も可能です。
「駄菓子を見ると懐かしい気持ちになるのでしょうか、実は子どもよりも大人のお客さんの方が多いんですよ。」と教えてくれたのは店長の大屋清さん。確かに、店内は夢中になってお菓子を選ぶかつての子どもたちでいっぱいです。
「毎度どうも、はい。1個おまけね!」と言う大屋さんのうれしい言葉に見送られてお店を出ると、両手は大人買いした駄菓子の袋でいっぱいになっていました。

「ぬりえ美術館」も、つい夢中になってしまうスポットの1つ。昭和20~30年代のレトロな塗り絵から、海外の美しい塗り絵までさまざまな作品を展示するこの専門美術館では、実際に塗り絵を楽しめるコーナーが人気。なかには子どもたち以上に真剣な表情で塗り絵に興じるお母さんの姿もあり、微笑ましい時間が流れています。

好きなことに熱中していると、時間が経つのはあっという間。東京都荒川区のスローな時間でさえとても短く感じるのは、年を重ねてもみんな同じようです。

13:00

  • 齊藤商店(日暮里繊維街)
  • 齊藤商店(日暮里繊維街)
齊藤商店(日暮里繊維街)
東京都荒川区東日暮里4-33-3
営業時間:10:00~17:00、土10:00~16:00
休み:日、祝日

15:00

  • 大屋商店
  • 大屋商店
大屋商店
東京都荒川区西日暮里2丁目25-1 203 ステーションガーデンタワー2F
営業時間:9:30~16:00
休み:月、第3火曜

16:00

  • ぬりえ美術館
  • ぬりえ美術館
ぬりえ美術館
東京都荒川区町屋4-11-8
営業時間:12:00~18:00(3月~10月)、
11:00~17:00(11月~2月)
休み:平日(土・日のみ営業、祝祭日でも土・日以外は原則的に休館)
Night

路面電車に揺られて
ホッとできる我が家へ

ノスタルジックな風景が多い東京都荒川区は、夕方がよく似合います。

学校帰りの子どもたち、夕食の買い物をするお母さんたちが行き交う景色は、レトロで懐かしい東京の原風景といったところ。その真ん中を走るのが、路面電車の都電荒川線。始発駅でもある「三ノ輪橋停留場」は、昭和30年代頃をイメージしたレトロな佇まい。約1万3200本ものバラの花で沿線が彩られており「関東の駅100選」にも選ばれています。ここから発車する路面電車は、毎日地元の人々を乗せて、ガタン、ゴトンとゆっくり東京都荒川区内を進んでいきます。

三ノ輪橋から離れて、お隣の南千住へ。東京都荒川区の東側に位置する南千住。駅の東側には、すぐそばを隅田川が流れる自然豊かな住宅地が広がります。なかでも南千住駅から徒歩10分ほどのところにある「瑞光橋公園」は、東京23区内とは思えないほどゆったりした空気が流れるスポット。隅田川の入り江に沿って整備されたテラスは、川を眺めながらのんびりする人の姿がいつも絶えません。複合遊具も設置されているため、休日は子どもの元気な声でいっぱい。キラキラと夕陽が輝く川を前にホッと一息つく時間は、毎日の生活の中の癒やしのひとときになることでしょう。

夜の街を歩いていると、家々からテレビの音や一家団らんの声が聞こえてきました。人々の生活の場所として発展してきた東京都荒川区には、飾らない人々の暮らしが驚くほど近くにあります。懐かしくて、夢中になれて、ほっこり落ち着ける。東京都荒川区の毎日は、暮らす人たちの温もりでいつも包まれているようです。

17:00

  • 三ノ輪橋停留場
  • 三ノ輪橋停留場
三ノ輪橋停留場
東京都荒川区南千住1丁目

18:00

  • 瑞光橋公園
  • 瑞光橋公園
瑞光橋公園
東京都荒川区南千住8-18-1
園内自由
Information

東京都荒川区の暮らし情報

交通
山手線や千代田線、つくばエクスプレスなど9路線が利用可能。東京都荒川区内には、コミュニティバス「さくら」が運行しており、地元の人々の移動に役立っています。
買い物・散歩
食料品から服飾、雑貨までそろえた商業施設「エキュート日暮里」「LaLa Terrace」があります。またレトロな風景の残る下町エリアである日暮里、町屋界隈は散策スポットとしても人気です。
医療・健康
東京都荒川区内には、東京女子医科大学東医療センターや南千住病院、東京リバーサイド病院といった総合病院が数多くあります。また、荒川区医師会は電話で随時医療に関する相談を受付け。「夜間小児救急医療センター」を開設し、子どもの救急医療に対応します。
子育て・教育
15歳までの子どもを対象に、保健治療自己負担分を助成。また、荒川区役所のホームページ「あらかわ子育て応援サイト」では、育児手当から子育て交流サロンの告知まで、子育てに役立つ情報を発信しています。
コミュニティ
東京都荒川区内在住・在勤・在学の18歳以上から受講者を募り、体験学習や講義を通して地域社会の担い手を育成する「荒川コミュニティカレッジ」を開設。他にも、サークル活動やイベントで区民が交流できる場を提供しています。
イベント・行事
ポータルサイト「あらかわまなびプラザ」では、誰でも気軽に楽しめるスポーツイベント情報を発信。東京都荒川区主導で自然観察のワークショップやエコ教室などのイベントなども多数開催しています。

アットホーム 新築マンションの住みタイム 東京都荒川区のページです。東京都荒川区の街を網羅した豊富な街情報をビジュアル重視のページでわかりやすくご紹介します。アットホーム 新築マンションでは、ひとり暮らしやDINKS向けのコンパクトマンションからファミリーにおすすめな大規模マンション、おしゃれな高級マンション、タワー・低層マンションなど幅広い物件情報を掲載しています。東京都荒川区で人気の新築分譲マンションをお探しの方は、こまめに物件の情報をチェックすることをおすすめいたします。新しいマンションの情報をいち早く受け取りたい方は、新着お知らせメールをご登録ください。アットホーム 新築マンションはあなたの物件探しをサポートいたします。

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