Column #47

タワーマンションで停電が発生した際の注意点

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大規模な災害を想定し、停電発生時の対処方法を知っておくことは重要です。ここでは、タワーマンションで停電が発生した場合に確認するべきこと、事前の備えについて説明します。

タワーマンションで停電が発生した時に想定されること

2011年の東日本大震災後に仙台市が行った調査によると、マンション106棟のサンプル調査のうち102棟中で、『すべてのエレベーターが停止した』という結果が出ています。

停止したエレベーター102棟のうち当日中に復帰したのは3件で、大半は復旧に2~3日を要しました。

高層階居住の方が階段を使って地上まで昇り降りを繰り返すのは現実的ではないでしょう。

震災のような広域災害の場合は停電が数日間にわたることがあるため、その期間を自宅で過ごせるだけの備えを用意しておく必要があります。

そのほかにも停電時には共用部を含めた照明が消え、オートロックも機能しなくなる場合が想定されます。

また、家電製品やインターネットも利用できなくなるため、情報を得にくい状態になることも考えられます。

停電発生時に確認するべきこと

停電が発生した場合には通電再開時のことを踏まえた対処が必要です。

停電発生時に使用中だったアイロンなどの存在を忘れてしまい、停電復旧時に過熱して火災を招くことを「通電火災」と言います。

このような停電復旧時の通電火災を防ぐためにはコンセントを抜いておくか、万全を期すのであればブレーカーを落としておく必要があります。

停電から復旧した際には家庭内の電気機器を一つ一つ点検してから、ブレーカーを戻すようにすれば安心できます。

台風や落雷などによって近所一帯が停電した場合は、電力会社に連絡することで早期に復旧作業に努めてもらうことができます。

また電力会社のサイトで停電情報を提供していますので、スマートフォンなどでの状況確認も可能です。

タワーマンションでの停電時に備えておくと良いもの

タワーマンションの停電でエレベーターが停止した場合、外出するのが難しくなってしまいます。

高層階からは外の様子がわかりにくく、停電によりテレビなどの使用ができなくなることを想定し電池式ラジオを備えておくと情報収集に役立ちます。

また、懐中電灯はタワーマンションに限らず必須の装備です。電池消費の少ないLEDタイプのものであれば、停電が長期にわたっても使用が可能です。

スマートフォンも緊急時に役立ちます。もしものときのために、容量が大きめのモバイルバッテリーを常備しておくと良いでしょう。

防災対策に取り組んでいるタワーマンションの事例

タワーマンションのなかには、積極的に防災対策に取り組んでいるところも出てきています。

災害に備え、ペットボトル入り飲料水や簡易トイレのほか、投光器や発電機を揃えるなど、物資の備蓄を行っているタワーマンションもあります。

埼玉県さいたま市の「ラムザタワー」では「ラムザ自主防災会」を設立し、大規模災害の発生を想定した備蓄を行っています。

防災倉庫や集会室に分散して、非常用階段避難車や発電機など120品目以上の防災備品を保管しています。

まとめ

タワーマンションの停電時に慌てず対処するには、起こりうる事態を想定した備えが重要です。災害や停電時に居住者の安全を守る物資備蓄や防災対策をとっているタワーマンションも出ているので、物件を検討する際は装備についても確認してみるとよいでしょう。

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