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Column #17

首都圏のタワーマンション居住者の本音!住む前のイメージと実態の違いとは?

購入検討者向け
調査

タワーマンションの購入を検討している方が抱く不安のひとつに、「実際に住んでみたらイメージしていた生活と違って後悔することになるのでは?」という思いがあるのではないでしょうか。そこで首都圏のタワーマンションにお住いの方を対象に、「住む前にもっていたイメージ」と「実際に住んでから感じた実態」がどう変化したか、アンケート調査を行いました。イメージと実態の違いを、タワーマンション居住者の方の本音からチェックしてみましょう。

住む前にもっていたイメージ

実際に今住んでおられる方が「どんなイメージをもってタワーマンションに住むことを選んだのか」を複数回答で調査してみたところ、74.2%の方が「眺望がよいこと」と回答されました。

また、「駅から近い」(37.9%)、「アクセスがよく出かけやすい」(34.2%)「通勤に便利」(23.2%)とタワーマンションが、交通の便がよい場所に建てられるというイメージをもって居住場所として選んでいることもわかりました。他にも、「共有施設で休日を楽しめる」ことを期待されていた方も15.8%おられ、タワーマンションのもつイメージ通りの結果となっているといえます。

なかには「エレベーターの待ち時間が長い」(27.9%)といった心配事をイメージしていた方も3割近くおられ、現実的に「住んでからの生活」を住む前から考えている様子が伺えました。

住んでから「イメージと違った」と思ったことは「共有施設」の利用頻度?!

「タワーマンションに住んでみたら、実態はイメージと違っていた」こととして多くの方が挙げたのが「共有施設はあまり利用しない」で、45.6%と半数近い方が回答されています。スポーツジムやパーティールーム、ラウンジなど多くの共有施設があることもメリットとして挙げられるタワーマンションですが、イメージしているよりも共有施設の利用頻度は低いことが見えてきました。

共有施設をあまり利用しない理由は、居住スペースだけで十分満足できる生活が営めたり、毎日・毎週利用するイメージをもって住んでみたものの「思ったほど使う用事がない」と感じられていたりと、さまざまあると予想されます。理由はなんであれ、実際にはイメージしているほど利用しないケースが多いようなので、現在タワーマンションの購入を検討していて「共有施設を日々使う」イメージをもっておられる方は「本当に使うかな」と一度冷静に考えて、物件選びをしてみるとよさそうです。

また、懸念事項として住む前のイメージに挙げられていた「エレベーターの待ち時間」については、31.7%の方が「(実際には)あまり気にならない」と回答されており、嬉しい誤算もあるようです。

他にも、「風が強かった」「日当たりが思った以上によかった」と自然環境に関するイメージとの違いがあったという回答もありました。

「イメージ通り」だったことは「眺望」と「アクセス」

「眺望」や「アクセス」のよさは、実際に住んでからもイメージ通りだったと満足されている方が多いようです。「眺望のよさ」がイメージ通りだったと回答された方は60.6%、「アクセスがよく出かけやすい」を挙げている方は50.6%と半数以上おられる結果が出ています(複数回答)。また、「駅から近い」を挙げた方も41.7%いらっしゃいました。

「イメージと実態が大きく違ってがっかりするのでは……」、と不安をもっている方にとっては朗報といえる結果ではないでしょうか。

まとめ

タワーマンションは、普通のマンションと比べて「眺望」や「共有施設」「アクセスの良さ」などがメリットとして大きく取り上げられることが多く、さまざまな期待感をもって購入をすることも多いものです。そんな“よいイメージ”と“実態”にどのくらいの差があるかを、事前に知るには「現地へ行って実際に見てみる」ことも大切なポイントとなります。

イメージと実態に大きな違いはなさそうだということはアンケート結果からわかってきましたが、それでも不安だというタワーマンション購入検討の方は、現地で調査をしてみるのがよさそうです。

(今回実施したアンケート調査について)

アンケート実施日:2016年11月
アンケート対象者:首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)
有効回答数:190名

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