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住みタイム 埼玉県川越市

住みタイム
埼玉県川越市

“小江戸・川越”として知られる埼玉県川越市は、年間700万人が訪れる関東屈指の観光地であると同時に、県内第3位の約35万人が暮らす住宅地。川越駅東側には江戸の情緒を残す蔵造りの街並みが広がる一方で、西側には閑静な住宅街が広がっています。観光地としてのワクワクと住みやすさを探しに、埼玉県川越市で過ごす一日を見てみましょう。
※掲載している情報は、2019年11月18日時点の情報です。

Morning

時の鐘が告げる川越の朝、
街を見守る神社で良縁を願う

ゴーン、ゴーン、ゴーン……。辺り一帯に響き渡る、伸びやかな鐘の音。江戸時代に造られた「時の鐘」が、川越の街に朝の訪れを告げます。川越駅からほど近い観光エリアである蔵造りの街並みにこの鐘楼が造られたのは、江戸時代初期。約400年にわたって街を見守り、日に4度、市民に時の移ろいを知らせています。

1日の初めに鐘が鳴るのは朝の6時。会社や学校へ向かう人、軒先を掃除する人と、にわかに街が動き出します。時の鐘から歩いて約10分に位置する「川越氷川神社」にも、早朝から参拝に訪れている人の姿が見られます。約1500年前に創建されたこの神社は、川越の総鎮守(そうちんじゅ)として人々に親しまれてきました。
“リンリン”という音に誘われて境内に向かうと、そこには色とりどりの風鈴が無数にぶら下げられています。古くから縁結びのご利益が名高いこの神社では、夏から秋にかけて「縁むすび風鈴」という祭事を実施。たくさんの江戸風鈴の音色にのせて、参拝者の願いごとを神様に届けています。凛とした境内の空気に包まれながら涼やかな音色に耳を澄ませていると、「今日一日、どんな縁に恵まれるかな」と胸が高鳴ってきます。

川越氷川神社では例大祭をはじめとするさまざまな祭礼を催していますが、最も多くの人でにぎわうのが川越まつり。次にやってきたのは、その川越まつりの歴史や魅力を伝える「川越まつり会館」です。
エントランスを抜けた先の展示ホールに現れたのは、川越まつりで使われている2台の山車(だし)。高さ8mという大きさにも圧倒されますが、江戸と川越の職人の技が凝縮された、精巧できらびやかな飾りに目を奪われます。毎年10月の第3土・日曜には、この絢爛豪華な山車が街中をめぐり、住人も観光客も一体となって拍手と歓声を送ります。
新しい住民の行事参加を積極的に促しているという川越氷川神社。川越まつりが育み続ける地域の人と人のつながりもまた、ひとつの“縁結び”なのかもしれません。

川越まつり会館を出ると、すっかりお日さまが顔を上げてぽかぽか陽気に。日なたぼっこをしに、「川越水上公園」へ行ってみましょう。木漏れ日に満ちた園内を散策し、芝生広場に腰を下ろしてしばしの“まどろみタイム”。ボート池でスワンボートを漕ぐ家族の笑い声、遊具広場で遊ぶ子どもたちのはしゃぎ声がかすかに聞こえ、目を閉じると穏やかな心持ちになってきます。サッカーやテニスコート、BBQ広場もあるこの公園は、アクティブなレジャーと緑の癒やしを体験できる憩いの場。毎年7月から3種類のスライダーが自慢のプールが開園し、市内有数のレジャースポットとしてにぎわいに包まれます。

7:00

  • 川越氷川神社
  • 川越氷川神社
川越氷川神社
埼玉県川越市宮下町2-11-3

9:30

  • 川越まつり会館
  • 川越まつり会館
川越まつり会館
埼玉県川越市元町2-1-10
開館時間:4月~9月 9:30~18:30(入館は~18:00)、10月~3月 9:30~17:30(入館は~17:00)
料金:一般300円(20名以上の団体は240円)、小中学生100円(20名以上の団体は80円)
休館日:毎月第2・第4水曜(祝日の場合は翌日休み)、12月29日~1月1日、臨終休館日あり

10:30

  • 川越水上公園
  • 川越水上公園
川越水上公園
埼玉県川越市大字池辺880
Daytime

蔵造りの街並みで味わう、
観光地を普段づかいする贅沢

埼玉県川越市が小江戸と称されるのは、江戸時代に埼玉一の城下町として名を馳せ、今もその面影を残すことから。川越藩は“江戸の台所”と呼ばれるほど物資の供給地として栄え、今も歴史的建造物や旧跡が数多く残っています。午後は、そんな小江戸めぐりに出発! とその前に、腹ごしらえを。お目当は1832年創業の「うなぎ いちのや 川越本店」です。
入間川、荒川の良質な水を使ったうなぎ料理が名産の埼玉県川越市の中でも、ここは屈指の名店。なぜなら、この店の蒲焼は白焼きをせずに生のまま蒸してから焼く、ここでしか食べられない唯一無二の味。炭火のほのかな香りとともに身は口の中でふわりとほぐれ、秘伝のタレのほどよい甘さに箸が進む進む……。約190年にわたって愛されているのも納得のおいしさです。

お腹が満たされたら、時の鐘のお膝元である「川越一番街商店街」へ。川越の代名詞ともいえる蔵造りの景観が連なり、多くの観光客でにぎわうスポットです。
頑丈な瓦屋根に漆喰の壁、重厚な開き扉を持った蔵造りの家は、その多くが商家。歴史を受け継ぎながら時代と足並みを合わせ、さまざまな商いを行なっています。陶器や包丁、箸などの専門店には職人技がきらりと光る逸品が並び、ワンランク上の日用雑貨が揃うのが大きな魅力。会社や学校の帰り道に、和菓子や焼き団子を食べ歩きする楽しみも見つかります。この街に暮らせば、観光地を普段づかいする贅沢が味わえるのです。

商店街を歩いていると、蔵造りの街並みから頭を覗かせる時の鐘が午後3時を告げます。おやつを求めて路地を曲がれば、そこは20軒ほどの菓子屋が軒を連ねる菓子屋横丁。1796年に江戸菓子を製造したのをきっかけに菓子屋が集まり、昔懐かしい駄菓子や麩菓子などのお店に行列ができています。
ふと通りかかった「玉力製菓」の店先には、いも飴、あんこ飴、ベッコウ飴、薬草入りのど飴など、さまざまな種類の飴がずらり。「季節によって異なりますが、年間で50種類くらいの飴が並んでいます。1914年の創業以来、昔ながらの手づくりの製法で作っているんですよ」と店主の久保田さんが教えてくれました。飴の中に鮮やかな模様をつくる組飴をはじめ、飴づくりは熟練の技を要する繊細にして地道な作業。久保田さんが飴玉ひとつひとつに込めた愛情が、ほのかな甘みとともに口の中で溶けていきます。

12:00

  • うなぎ いちのや 川越本店
  • うなぎ いちのや 川越本店
うなぎ いちのや 川越本店
埼玉県川越市松江町1-18-10
営業時間:11:00~21:00(LO 20:30)
定休日:不定休

14:00

  • 川越一番街商店街
  • 川越一番街商店街
川越一番街商店街
埼玉県川越市幸町付近

15:00

  • 玉力製菓
  • 玉力製菓
玉力製菓
埼玉県川越市元町2-7-7
営業時間:10:00~16:00頃 ※土・日曜は16:30~17:00頃に閉店。日によって異なる。
定休日:月曜(休日の場合は翌日休み)
Night

経済や文化をリードしてきた街で、
ビールと料理の“縁”が結ばれる

川越と聞いてイメージするのは、蔵造りの街並みに代表される江戸時代のレガシー。一方で、川越は明治期に入ってからも先進的な発展を遂げ、近代的な文化を積極的に取り入れてきました。例えば、電灯が灯ったのも、電車が走ったのも、ゴルフ場ができたのも川越が埼玉県初。蔵造りの街並みに突如現れる西洋建築もそのひとつです。
この建物は、1918年に埼玉県初の銀行として造られた第八十五国立銀行(現・埼玉りそな銀行)。鉄骨鉄筋コンクリート造りの3階建て、ルネサンス様式をベースにした大正モダンのデザインが、蔵造りの街並みにあってひときわ目を引きます。平成に入っても埼玉県初の中核市(大都市制度のひとつ)に指定されるなど、経済や文化をリードしてきた川越市のシンボルであり、同時に市民の誇りでもあるのです。

埼玉県川越市の名産品として名高いCOEDOビールもまた、いわば時代をリードしてきた存在。地元の良質な水と原料を使ったオリジナルビールで1990年代の地ビールブームを牽引し、海外の品評会でも高い評価を得てきました。そんなCOEDOビールの醸造所に併設されたレストランがあると聞けば、今日のディナーは決まり! 喉を鳴らしながら「香麦(シャンマイ)」の扉を開きます。
店内の奥には大きな醸造タンクが2つ。そこで造る限定ビールはもちろん、ほかにもスタンダードの全6種類のCOEDOビールを楽しむことができます。「醸造所直送の樽生で飲むと、瓶や缶とはフレッシュさが驚くほど違うんですよ」とシェフの長瀬さん。メニューをめくると「おや、料理は中華?」。「COEDOビールのスパイスは中華の醬(じゃん)と相性がいいんです。ビールの苦みや甘みなどの味わい、あるいは原料に合う素材や調味料を使った料理を心がけています」と言う長瀬さん。そのコンセプトは、ビールと料理の“ペアリング”! 一日の終わりに、とっておきの縁にめぐり会いました。

観光地としてのにぎわいに包まれながら、歴史が息づく街に暮らす贅沢と喜びを感じられる埼玉県川越市。その一方で、経済や文化をリードし続けることで、住みやすい街としても発展を遂げてきました。豊かな歴史に触れ、たくさんの名産品や名物と出会い、地域を通して人とつながり……。この街に暮らせば、もっともっと素敵な縁に恵まれることでしょう。

19:00

  • 埼玉りそな銀行川越支店(旧第八十五国立銀行)
  • 埼玉りそな銀行川越支店(旧第八十五国立銀行)
埼玉りそな銀行川越支店(旧第八十五国立銀行)
埼玉県川越市幸町4-1
※外観見学は自由

20:00

  • 香麦(シャンマイ)
  • 香麦(シャンマイ)
香麦(シャンマイ)
埼玉県川越市福田59-1
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00(土・日曜・祝日は11:00~21:00)
定休日:月・火曜(祝日の場合は営業)、年末年始、不定休あり
Information

埼玉県川越市の暮らし情報

交通
埼玉県川越市内にはJR川越線、西武新宿線、東武東上線の3路線が走っており、西武新宿駅、池袋駅などに乗り換えなしでアクセス可能。JR川越線は埼京線と直結しており、新宿駅・渋谷駅などへ直通運転しています。また、埼玉県川越市内を循環するバス「川越シャトル」も便利です。
買い物・散歩
飲食店や日用雑貨店などが軒を連ねる川越一番街商店街は、街歩きにぴったりのショッピングスポットとして人気です。一方、大型商業施設や百貨店も充実しており、川越駅周辺には「ルミネ川越」「西武本川越ぺぺ」「アトレマルヒロ」「ウニクス川越」などが集まっています。
医療・健康
県内でもトップクラスの設備を誇る「埼玉医科大学総合医療センター」をはじめ、「武蔵野総合病院」「埼玉病院」などの総合病院が充実しています。「健康かわごえ推進プラン」では健康づくり、食育、歯科口腔を推進しているほか、中学3年生までを対象とした医療費の助成制度もあります。
子育て・教育
子育て情報誌「こえどちゃん」、育児応援サイト「ママフレ」などで、子育てに役立つ情報を発信しているほか、子育て支援施設の設置、子育て講座・イベントなどを実施。2019年現在、待機児童は前年よりも減少し、認定こども園の普及にも力を入れています。
コミュニティ
284の自治会、22の支会によって運営されている川越市自治会連合会では、交通安全対策、防犯・防災、環境美化などを推進しています。また、川越氷川神社は新住民の行事参加を積極的に受け入れており、行事を通した地域交流が盛んに行われています。
イベント・行事
毎年10月の第3土・日曜に行われる「川越まつり」は、70万人超(2017年)の観光客が訪れる一大イベント。「小江戸川越七福神めぐり」「小江戸川越春まつり」といった観光資源を活かしたイベントをはじめ、「川越百万灯夏まつり」「小江戸川越花火大会」など、さまざまな行事がめじろ押しです。

アットホーム 新築マンションの住みタイム 埼玉県川越市のページです。埼玉県川越市の街を網羅した豊富な街情報をビジュアル重視のページでわかりやすくご紹介します。アットホーム 新築マンションでは、ひとり暮らしやDINKS向けのコンパクトマンションからファミリーにおすすめな大規模マンション、おしゃれな高級マンション、タワー・低層マンションなど幅広い物件情報を掲載しています。埼玉県川越市で人気の新築分譲マンションをお探しの方は、こまめに物件の情報をチェックすることをおすすめいたします。新しいマンションの情報をいち早く受け取りたい方は、新着お知らせメールをご登録ください。アットホーム 新築マンションはあなたの物件探しをサポートいたします。

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