住みタイム 神奈川県茅ヶ崎市

神奈川県茅ヶ崎市が生んだスターといえば、サザンオールスターズ。神奈川県茅ヶ崎市内にはゆかりのスポットが多数あり、街全体でサザンオールスターズを応援しています。その名を冠したサザンビーチは、2000年に開催されたサザンオールスターズのライブでパブリックビューイングも行われたスポットで、サザンオールスターズファンの聖地として有名です。しかし普段は、江ノ島や鎌倉に比べれば観光客も少なく、愛犬を連れて散歩する人や、ビーチ沿いをランニングする人など、地元の人の生活に溶け込んだ場所になっています。ビーチの入り口にあるモニュメントは「茅ヶ崎サザンC」。サザンオールスターズのCDジャケットに使用されたファン必見のスポットであると同時に、「Cの右側に人が立つとCの切れ目が繋がって円（縁）になる」という縁結びスポットの場としても人気を集めています。

サザンビーチから茅ヶ崎駅までの間にも、サザンオールスターズにあやかった「サザン通り商店街」があります。商店街に軒を連ねるお店は、ハワイアン料理から焼肉店、布団屋、スポーツ用品店と多種多様。「地元の海の街」といった雰囲気で、通る人を温かく迎えてくれます。

「茅ヶ崎の人は、楽しいことが大好きで、おおらかな人が多いですね。大きな海を見て育つと、小さなことでクヨクヨしなくなるんだと思いますよ」と話してくれたのは、1923年創業の老舗茶商「小林園」の社長、小林さん。こちらの看板商品も、サザンオールスターズにちなんで名付けられた「茶山（さざん）」。静岡県の茶葉と京都府の抹茶を独自にブレンドしたお茶で、遠方からもこの商品目当てにファンが訪れるそう。なんと小林さんは桑田さんとも親交があり、ご本人の公認もいただいてるんだとか。サザン通り商店街にはほかにも、洋菓子店が販売している「サザンロール」や「サザン神社」などサザンオールスターズにちなんだものが多くあるので、探しながら歩いてみるのも楽しいかもしれません。