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【経験者に聞いた】賃貸の「ロフト付き物件」は便利?やめたほうがいい?メリット・デメリットと選び方のポイント

【経験者に聞いた】賃貸の「ロフト付き物件」は便利?やめたほうがいい?メリット・デメリットと選び方のポイント
部屋の天井近くに設置されている「ロフト」はワンルームや1Kのような限られた居室スペースでも、広々とした空間を確保できる利便性もあり、学生の一人暮らしなどでも人気を集めている間取りです。

そこで今回は、ロフト付きの物件に実際に住んだことがあるみなさんにアンケート調査をおこない、そのリアルな実態をご紹介。メリット・デメリットをはじめ、住みやすいロフト付き物件の選び方や便利な活用方法などを解説していきます。

記事の目次

「ロフト付き物件」はどんな物件?

ロフト付き物件はどのような部屋でしょうか
ロフト付き物件はどのような部屋でしょうか

「ロフト付き物件」とは、天井付近に設置された空間(ロフト)を併設させた部屋を指します。ロフトがあることで、一人暮らし向けのワンルームや1Kのようなコンパクトな間取りでも、部屋を2つのゾーンに分けて使うことができます。
ロフト部分には簡易式の階段やハシゴなどで登るパターンが多く、また内部には小窓・コンセント・TVアンテナ端子・LANポートなど、物件によってさまざまな設備も整えられています。

建築基準法では、ロフトは収納目的の場所として位置づけられており、1つの部屋として設置することが認められていません。そのため、床面積や天井までの高さに制限があります。

ロフトの定義は以下のように定められています。

  • ロフトの天井の高さは1.4m以下で、物件の床面積の2分の1未満
  • ロフトへ上がるハシゴが可動式で固定されていない

メゾネットとの違い

ロフト付き物件と同様に、同じ室内でフロアが分かれる構造として、「メゾネット」と呼ばれる形態の物件もあります。双方ともに上下の階層に分かれる点は同じですが、メゾネットになると、上方のフロアも通常の居室として使用できる部分に大きな違いがあります。簡単にいえば、1部屋にメゾネットは2階以上の階層がある集合住宅で、各住戸には内階段でつながる、上下のどちらのフロアも立って歩ける居室となります。

ロフト付き物件のほうが、上階のスペースは、コンパクトかつ簡易的なものとなるイメージです。

経験者に聞いた!「ロフト付き物件」のメリット

ではここからは、ロフト付き物件に住んだ経験のあるみなさんにアンケートを取り、実際にメリットだと感じた部分をランキング形式でご紹介していきます。

ロフト付き物件でメリットと感じたことTOP4

順位 メリット 票数
第1位 スペースが確保できる 13
第2位 収納スペースとして使える 11
第3位 秘密基地感がありワクワクする
第4位 天井が高くて開放感がある

回答サンプル数:26 ※複数回答可

ロフト付き物件では、天井裏にはなるもののもう1つ空間が追加される分、スペースの有効活用がしやすくなることが大きなメリットになるようです。ではさっそく、経験者のリアルな声を交えながら、ロフト付き物件にはどのような魅力があるのか詳しく見てみましょう。

【第1位】スペースが確保できる

    みんなの声
  • ワンルームでも生活空間を広く使える。(10代/女性)
  • 部屋が広く使える。(20代/女性)
  • 収納や寝るスペースが確保できる。(20代/男性)
  • 使えるスペースが多い。(30代/女性)
  • 居住空間を有効的に利用できた。(30代/男性)

特にワンルームや1Kのような部屋数の少ない間取りでは、ロフトが付いていることで、使えるスペースが増える点にメリットを感じられるようです。コメントでは「ワンルームでも広く使える」などの声も。
例えばワンルームでも下方のフロアをダイニング、上方のロフトをリビングや寝室などのくつろぎスペースというように、生活空間を分けた使い方ができるでしょう。

【第2位】収納スペースとして使える

    みんなの声
  • ロフトを収納として使えるので居室が広々。(20代/女性)
  • 使う頻度が低い荷物を置いておける。(30代/女性)
  • 収納場所が増える。(30代/女性)
  • 荷物置き場として使える。(30代/男性)

ロフトに荷物を集めて収納スペースにしておくことで、居室を広く使いやすくできるのも利点でしょう。例えば「おしゃれが好きでファッションアイテムがたくさんある」「趣味のコレクションの置き場に迷う」など、荷物量が多くなりそうな場合にも、ロフト付き物件がおすすめ。
またコメントにもあるように、普段使わないような、使用頻度の低いアイテムを片付けておくのにも便利です。

【第3位】秘密基地感がありワクワクする

    みんなの声
  • 物置として広く使える、寝床として秘密基地のような感覚を味わえる。(20代/女性)
  • 秘密基地みたいでわくわくした。(30代/女性)

ロフト部分は、通常立ち上がるのは難しいほどの高さしかないですが、その隠れ家的な雰囲気がかえって「わくわくする!」との声も。独特の狭い空間がまるで秘密基地のようで、なんとなく落ち着くように感じる人もいるようです。
ロフト部分を使って、お気に入りのスペースとして、こだわりの空間をつくっていくのもよいでしょう。

【第4位】天井が高くて開放感がある

    みんなの声
  • 天井が高い。(20代/女性)
  • 天井が高いので開放感がある。(20代/男性)

ロフト部分を確保する分、各住戸自体の天井を高くしている物件も多く、のびのびとした開放的な一面も。基本的にロフト付き物件は、居室の一部の上方スペースに設けられる構造となります。そのためロフトがない居室部分では、天井の高い開放的な印象となりやすく、限られたスペースでも広く見えやすい利点もあります。

同じ広さの物件より賃料が安い可能性がある

ランキングには入っていませんが、ロフト付きの物件では、部屋全体の広さのわりに賃料が抑えやすい傾向にあります。基本的にロフトは、居室には該当しないため、各物件全体の床面積にも数えられません。仮に同じワンルームで、物件A「居室9畳+ロフト3畳(計12畳)」と、物件B「居室12畳」があったとします。この場合、住戸自体の合計の広さは同じでも、物件Aのほうが家賃は安くなるケースも。
このようにロフト付き物件は、広さを確保しながらコスパよく住むことができるでしょう。

経験者に聞いた!「ロフト付き物件」のデメリット

ロフト付き物件には、ここまでに出てきたような数々の魅力があるなかで、実際に住んでみて感じられるデメリットも。以下からは、ロフト付き物件に住んだ経験のあるみなさんが感じた、注意しておきたい困りやすい部分も見てみましょう。

ロフト付き物件でデメリットと感じたことTOP5

順位 デメリット 票数
第1位 暑くなりやすい
【同率】
第2位
昇り降りが大変
【同率】
第2位
エアコンの効きが悪い
【同率】
第2位
掃除・整理が大変
第5位 階段が邪魔

回答サンプル数:26 ※複数回答可

ロフト付き物件のデメリットとして挙がったのは、天井近くに位置するスペース特有の難点で、なかでも第1位の「暑くなりやすい」は意外と見落としやすい点でもあります。ではさっそく、経験者の実際の感想も見ながら、それぞれの注意点を詳しく見てみましょう。

【第1位】暑くなりやすい

    みんなの声
  • 夏場は熱がこもりやすく暑い。(10代/女性)
  • 夏は暑すぎて使えない。(20代/女性)
  • 熱がこもって暑い。(20代/女性)
  • 夏は暑すぎる。(30代/女性)

空気の性質として、温度が高くなればなるほど上方に溜まっていくため、ロフトのような高所は夏場だと使いにくいケースも。コメントでは「夏は暑すぎて使えない」などの声もあり、寝室や勉強部屋のように、長時間過ごすような使い方を考えている場合には要注意です。
ロフト付き物件を選ぶ時には、こうした夏場の暑さも含めて、窓の有無やエアコンの位置などを確認しながら、季節を問わず過ごしやすいかどうかも考慮しておく必要があります。

同率【第2位】昇り下りが大変

    みんなの声
  • 移動が面倒。(20代/女性)
  • 疲れ果てている日はロフトのベッドまでたどり着けず床で寝てしまう、夏場冷気が来なくて暑い。(20代/女性)
  • 登り降りが面倒。(30代/男性)

ロフトまではハシゴで上がるため、コメントにもあるように、疲れている時などには移動するのが体力的にしんどく感じてしまうことも。、ハシゴを使っての昇り下りは両手がふさがれやすく、荷物の上げ下ろしが大変になりやすいでしょう。
ロフトを検討する際には、上下移動にも無理がなさそうか、十分に配慮しておくことをおすすめします。

同率【第2位】エアコンの効きが悪い

    みんなの声
  • 冷暖房の効率が悪すぎる。(20代/女性)
  • 空調効率が悪い。(30代/女性)
  • 温度調整が難しく荷物も下ろすのが大変なので結局使わない。(30代/女性)

エアコンの位置次第では、ロフトまでなかなか冷気・暖気が届かず、季節によっては空調設備を使っていても過ごしにくく感じてしまうケースもあるようです。前述にあるような夏場の暑さだけでなく、場合によっては冬場も含めてロフトを活用しにくい可能性もあり、ロフトを日常的に使いたいと考える際には注意しましょう。

同率【第2位】掃除・整理が大変

    みんなの声
  • 掃除が面倒。(20代/女性)
  • 天井が高いので電球交換が大変。部屋が異常に暑くなる。(30代/女性)
  • ロフトに上がる頻度が少ないので、何を置いていたか忘れる。(30代/女性)

ロフトは天井が低いうえに、ハシゴなどでわざわざ上る必要があり、特に掃除機がけをするのはなかなか大変です。また収納場所にするにしても、コメントのなかには「置いたものを忘れる」などの声もあり、いろいろと保管できるがゆえに荷物の中身を把握しきれなくなるケースも。
「ロフトのなかに収納棚を置いて整理整とんする」「ハンディ型の掃除機を使う」など、きれいに維持する工夫も必要です。

【第5位】階段が邪魔

    みんなの声
  • ハシゴが邪魔。エアコンの効きが悪い。(30代/女性)
  • 階段部分がリビング空間で邪魔になる。(30代/男性)

ロフトに向かって、ハシゴや階段をかけるための場所が取られる分、ちょっとしたデッドスペースができたり動線の妨げになったりすることもデメリットに感じているようです。特にハシゴの場合は、その下のスペースが斜めに空いてしまうため、なんとなく中途半端な空間ができるように感じることも。
階段下に収納などが設けられている場合もあるので、部屋選びの際には、ロフトに上がるハシゴ収納場所やハシゴ下のスペースにも注目してみるとよいでしょう。

ケガをする可能性がある

ランキングには入っていませんが、ロフトを頻繁に使う際には、ケガをしやすい一面も。例えばハシゴから足を踏み外したり、上った時に天井に頭をぶつけたりなど、ロフトならではの注意したい部分もいくつかあります。
なかでもロフトへの上下移動時の転倒・転落は、大きなケガにもなりかねないため、使用する際には十分に気を付けましょう。

ロフトはどうやって使う?

ここからは、ロフトがあることでどのような活用ができるのか、具体的な用途例をいくつかご紹介していきます。

収納スペースにする

ファッションアイテムをはじめ、荷物量が多い方におすすめの活用方法が、収納スペースとしての使い方です。クローゼットよりも広々と面積が取れる場合も多く、例えば季節物の寝具をはじめ、スノーボードや釣り具などのアウトドア用品といった大型アイテムを置くことも可能。またはシーズンオフ品をロフトに保管して、時期ごとに衣替えしながら使うのも便利でしょう。ただし上下移動が不安定になりやすい分、あまりに重たい荷物などは出し入れしにくい一面も。
無理なく出し入れできるように、各アイテムの使用頻度や置き方などにも注意しながら、収納スペースとして活用できるとよいでしょう。

寝室にする

ロフトのように、コンパクトな天井高や広さを活用するなら、基本的に寝そべって過ごす就寝スペースにするのもおすすめです。隠れ家のような独特の雰囲気から、静かにくつろげるプライベート感も出やすく、ゆったりと休むための寝室にもぴったりでしょう。
ただし夏場の熱気がこもりやすいなど、空調の調整が難しい一面もあり、季節によってはあまり長い時間を過ごすのは厳しく感じる可能性も。寝室にしたい場合には、必要に応じて扇風機やホットカーペットなど、快適にすごせるようコントロールできるアイテムを取り入れるようにしましょう。

洗濯物を干す

ロフトならではの高さを活かして、柵やふちなどをうまく使いながら、洗濯物が干せるようにするのも便利なアイデア術の一つです。もしくは窓が設けられていて、直射日光が入りやすく通気もできる場合には、ロフト自体を物干し場としてランドリースペースのように使う方法もあります。
ただし窓がなく通気性・換気性の低いロフトだと、湿気が溜まりやすく、洗濯物の乾燥には向かないケースも。
ロフトを物干し場にしたい時には、洗濯物が乾きやすく湿気対策ができそうな場所なのか、十分にチェックしておくのが無難です。

趣味のスペースにする

生活空間との区分けができるロフトを活用して、こだわりのコレクションなどを集めた趣味スペースをつくるのもおすすめの活用方法です。ロフトのように限られたプライベートなスペースに、お気に入りのアイテムなどを集結させることで、どこか特別感のある秘密基地のような雰囲気を演出できます。
ただし特に夏場には、熱が溜まって気温も湿度も高くなりやすい一面があり、大切なコレクションを保管する際には要注意。あらかじめ、高温多湿を防ぐ対策も考慮しておく必要があります。

書斎にする

静かにこもることができるロフトは、じっくり読書に集中する書斎スペースにも活用できるでしょう。本を読むのはもちろん、ちょっとした作業を黙々と進めるような、勉強スペースのように使うのもおすすめ。ただし室温の調整が難しい部分もあるため、比較的長い時間を過ごすことを想定するなら、冷暖房対策にも十分に配慮しておく必要があります。

生活しやすい「ロフト付き物件」、選び方のポイント

ロフト付き物件を検討する際に確認しておきたいポイントをまとめました
ロフト付き物件を検討する際に確認しておきたいポイントをまとめました

ロフトの利便性を存分に活用しつつ、より快適に過ごせる部屋を見つけるために、知っておきたい物件選びのポイントもご紹介。あらかじめ内見時にチェックしておきたい、重要な確認事項も含めて解説していきます。

移動のしやすさ

ロフトスペースをどのように利用するかにもよりますが、ロフトへの行き来を頻繁にするような使い方をする場合には、内見の際に昇り降りがしやすいか実際に試してみることが大切です。例えば荷物を持ったままの上下移動もできそうなのかなど、ロフトの使い方のイメージもしながらチェックしてみましょう。

ハシゴ・階段の種類を確認する

ロフトへの移動のしやすさは、昇り降りに使う設備に応じて変わってきます。特に各段の幅が狭かったり、急こう配だったりするハシゴ型だと、踏み外しの危険が高くなりやすいリスクも。ロフトの使用頻度が低くなりそうであれば、さほど気にならないかもしれませんが、寝室のように日常的に使うスペースにしたい時には注意が必要です。

室温管理のしやすさ

「ロフトスペースが暑かったり寒かったりする」との意見が特に多かったですが、エアコンの設置位置は必ず内見時に確認することをおすすめします。

一般的に冷たい空気は部屋の下に、暖かい空気は部屋の上に溜まると言われていますので、ロフトの高さより下にエアコンが設置されているとロフト部分が涼しくならない可能性があります。
そのため、ロフトと同じ高さにエアコンがあることを確認しておくとよいでしょう。もしエアコンの高さがロフトより低い場合は、扇風機やサーキュレーターなどで空気を循環させることで暑さ対策はできますが、コンセントがないとサーキュレーターは回せませんのでコンセントの位置もチェックしておきましょう。

エアコンの位置を確認する

エアコンの位置は当然ながら物件によって異なるため、なかにはロフトの内部に設置されていたり、室内のもっとも高い位置に取り付けられていたりするケースもあります。寝室・趣味スペース・書斎など、長い時間過ごすような用途になりそうなら、できるだけロフトと同等またはそれよりも高い位置にエアコンがある物件を選ぶのがベストです。

ロフト内での過ごしやすさ

ロフトは何となく秘密基地のような特別感がありカッコよく感じたりおしゃれに見えたりしますが、憧れだけでロフト付き物件に決めてしまうと、後々デメリットのほうが大きくなって後悔することも。
例えばロフトを勉強スペースや寝室代わりに使いたい場合は、「ロフトの天井が低すぎて座って作業しにくい」といったことがないように、生活をイメージする確認をしておくことが大切です。

上の階からの生活音

ロフトのように天井に近いスペースでは、上階からの生活音が伝わりやすく、人によっては耳障りに感じてしまうことも。下の居室にいるとさほど聞こえてこない足音なども、ロフトに行くと思ったよりも響いて気になってしまうこともあり、音に敏感な場合には注意が必要です。週末や夜間など、一般的な在宅時間になりやすいタイミングで内見ができると、周囲の生活音もチェックしやすいためおすすめです。

普段生活する空間での暮らしやすさ

ロフトへはハシゴや簡易な階段などで昇り降りしますが、上下移動の設備を収納ができないことも多く生活空間に常にあるため、邪魔に感じてしまうことがあります。ハシゴと壁の間に生まれたデッドスペースは収納に使うなど、より生活がしやすくなる工夫をしてみるのもよいでしょう。

コンセントの有無

物件によっては、あくまでロフトは収納扱いとして、コンセントを設置していないケースも見られます。また一般的な物件では、ロフト内のコンセントは1箇所に限られている場合がほとんどで、使い方次第では電源が足りなくなる可能性も。とはいえ仮にコンセントがないロフトでも、下の居室から延長コードをつないで、電源を確保できることもあります。そもそもロフトにコンセントがあるのか、もし延長コードを使用するならどの程度の長さが必要そうなのか、内見の際に採寸して確認できると入居の準備もスムーズにできます。

窓の有無

ロフトのような簡易的なスペースの場合、窓がなく、換気がしにくいケースも少なくありません。ちなみに窓があれば通気性も確保できて、なおかつ太陽光も入るため採光もしやすいのが利点。もし窓がなさそうなら、サーキュレーターなどの換気グッズや照明など、必要に応じて追加していくことになります。ロフトの用途に合わせて、窓があったほうがいいのか検討しつつ、通気や採光にも問題なさそうかチェックしておくのがおすすめです。

「ロフト付き物件」に向いている人とは?

ロフトがある部屋に向いている人について解説します
ロフトがある部屋に向いている人について解説します

最後に、ロフト付き物件がおすすめの人についてまとめていきます。

部屋の広さを確保しつつ家賃を抑えたい人

ロフト付き物件では、室内の合計面積を大きく取りやすい間取りながらも、家賃が安くなりやすい場合があります。「○畳くらいはほしい!」という場合にも、「ロフト込みで○畳になればいいかも」との考え方にしてみたほうが、賃料を抑えられる可能性も。部屋全体の広さもコストも、両方重視したい人には、ロフト付き物件がおすすめです。

生活スペースを分けたい人

ロフトがあることで、室内のゾーン分けが柔軟にしやすくなるメリットもあり、生活スペースの区分けが明確にしやすい特徴もあります。例えばワンルームや1Kの間取りでも、ロフトを使うことでリビングダイニングと寝室というように、それぞれで生活スペースを変えることが可能。少ない部屋数でも、できるだけ生活スペースを分けたい人には、ロフト付き物件がおすすめです。

大きめの収納が欲しい人

例えばクローゼットや押し入れに入れるのが難しい荷物がある場合など、できるだけ大きめの収納スペースが必要な人にも、ロフト付き物件がおすすめです。クローゼットや押し入れなどの通常の収納に比べて、ロフトのほうが広く面積が取られているケースが多く、さまざまな荷物が保管しやすい利点があります。なるべく収納を重視したい時にも、ロフト付き物件がぴったりです。

まとめ

ロフト付き物件は、天井近くに広くて使いやすいスペースが追加される分、部屋数が少ないなかでもさまざまな生活空間を実現できる魅力があります。実際にワンルームや1Kなど、学生の一人暮らしで選ばれやすい間取りで見られることも多く、自分の生活を存分に満喫できる部屋にコーディネートしやすいのも利点。勉強に集中できるスペースを確保したり趣味を充実させたりなど、ロフトの活用を通じて、より自分好みの生活空間を叶えやすくなります。
一人暮らしの物件を探す際には、ぜひ本記事も参考に、ロフト付き物件も候補に入れながら検討してみてください。

■アンケート概要
ロフト付きのお部屋に住んでいる方(住んだことがある方)にご質問です。ロフトがあって「良かったと感じること」「悪かったと感じること」を教えてください。
調査方法:インターネットリサーチ
回答サンプル数:26人
対象:10代~80代男女(全国)
調査時期:2025年9月

執筆者

たけなつ

2019年よりフリーで活動しているWebライター。
広告会社でのコピーライターを経て、現在は幅広いジャンルのコラム記事などを執筆。
愛知・東京・北海道と各地を渡り歩き、19歳からの10年で7回引越しを繰り返す好奇心旺盛人。

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