
- 同棲の初期費用、みんなはいくらかかった?平均金額や分担方法、節約のコツ
- 同棲を始める前に、初期費用としていくら用意すればよいのでしょうか。この記事では、部屋を借りる際に必要な費用や家具や家電、生活用品の購入費など、先輩カップルの意見とともにご紹介いたします。
恋人との同棲が決まり、同棲の準備がはじまったら一番の楽しみとなるのが同棲生活で必要な家具や家電を選ぶときではないでしょうか?
「ソファで寝転びながら大きなテレビで映画が見たいね」、「ベランダにテーブルセットを置いて二人でワインを飲みたい」など、買いたいものを話し合いながら同棲生活を想像するとワクワクしてきますよね。
新しい家具や家電で気持ちよく新生活をスタートさせたいところですが、全て買い揃えるとなるとかなり大きな出費となります。なるべく初期費用を抑えるためにも実家や一人暮らしで使用していた家具や家電を利用しつつ、部屋の広さと家具のサイズや容量を考慮しながら一部だけ買い替えたり、新生活がスタートしたあとから徐々に買い足していくのがよいでしょう。
また、お互いが持っている家具や家電を同棲する部屋に持っていく場合、インテリアについて事前にすり合わせをしておかないと家具や家電の色がバラバラで統一感のない状態になりかねません。
二人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させるためにも、同棲生活に必要なものとそうでないものを見極めていきましょう。
記事の目次
同棲していた部屋のインテリアはどのようにして決めた?
二人で話し合ってインテリアを決めたカップルが多いようですね。新しく家具や家電を買い揃える場合、同棲する部屋のフロアカラー(床の色)に対して家具やファブリック(カーテンやラグなど)が際立つ色合いのものを選ぶとよいでしょう。
例えば、フローリングの色がナチュラルの場合、ソファや家具の色はナチュラルを選ぶよりも濃いライトブラウンやダークブラウンを選ぶと家具が際立ちます。また、フローリングの色がダークブラウンの場合、全体的に重めにならないよう白やオレンジ、ブルーの明るい色のファブリックを取り入れたりすることで、おしゃれ度がグンっとあがります。
ソファやラグをフローリングよりも濃い色にするだけでインテリアが際立ちます。色ものはファブリックで取り入れると◎
インテリアテイストが決まったところで、買い足すものをピックアップしておきましょう。
新生活をはじめるにあたり一般的に必要とされているものをまとめました。最初からいろいろ買い揃えるといらないものまで衝動買いする恐れもあるので、まずは必要最低限のものだけを揃えて同棲生活を開始してみましょう。しばらく暮らしているうちに生活に不足しているものや、あったら便利なものが自然と見えてくるはずです。
リビング・ダイニング
テレビ/テレビ台/テーブル/ソファ・椅子/ラグなど
キッチン
冷蔵庫/電子レンジ/炊飯器/鍋・ケトル/調理器具/食器・カトラリー/食器洗剤・ふきんなど
寝室
ベッド・寝具/ハンガーラック・衣類収納ケース
浴室・お風呂
洗濯機/洗濯カゴ/洗剤・柔軟剤/バスマット/タオル・バスタオル/歯磨きセット/ドライヤー/お風呂のふた/シャンプー・トリートメント/ボディソープ・ボディタオル/
トイレ
トイレットペーパー/トイレカバー・マット/サニタリーボックス
その他
各部屋のカーテン/掃除機・掃除グッズ/時計/延長コード/消臭剤・芳香剤/文房具類・工具類
部屋に設置されていない場合、買う必要があるもの
エアコン/照明/ガスコンロ
新生活で必要となるものは意外に多く、いろいろ買い揃えるとそれなりに費用がかかることがわかりますね。
家具や家電を買い揃えるのが難しい場合は、二人暮らし向けの家具・家電付きの物件の他、家具・家電のサブスクリプションなどを利用するとよいでしょう。
同棲経験者の人たちに買ったはいいけど、不要だったものを聞いてみました。先輩たちの意見を参考にすれば、無駄のない買い物ができるはず?!
同棲生活で不要だと思うものは?
ダイニングセットやテーブル類は、ダイニングとリビングどちらで食事をするかで、一方が不要となるケースが多いようです。
同棲をはじめる前に食事をする場所を決めてから家具を選ぶといいかもしれませんね。
ダイニングテーブルやローテーブル以外にも、カフェテーブルや折りたたみのテーブルも不要だったという声もあることから、メインとなるテーブルがひとつあれば十分でしょう。
同棲生活で一番不要だったものは、普段使わない食器と答えた人が多く、ペアカップや5客組セットの食器などが挙がっていました。
女性の場合は特に、同棲の準備期間中って可愛いグラスやペアの食器を見付けるとついつい買ってしまいがち。しかし、食器やグラスって結局使い勝手のいいものしか使わないことが多いですよね。
ソファについては、ラグの上に座ることが多くソファを背もたれとして使っていることが多いようです。
家具のなかでもソファはボリュームがあり存在感も大きいため、サイズ選びを間違えると生活動線や家事動線の妨げになる可能性も。大きめのソファを買って後悔している人も多いことから邪魔にならず圧迫を感じさせないサイズを選ぶとよいでしょう。
もともと使っていたベッドをあとから買い替える羽目になったという意見が多いようですね。同棲当初は一緒に寝ていても寝室を別にしているカップルもいることから、生活のリズムが違っていたり、パートナーの寝相が悪かったり、いびきがうるさい場合はあらかじめ同室内でもベッドをツインにするか、寝室を別々にしたほうが良さそうです。
座椅子とホットプレートはそれぞれ買っても使わなくなったという意見が多いようでした。座椅子は置いておくにも邪魔との声もあることから収納スペースに余裕がないと置き場にも困りそうです。また、ホットプレートは準備や後片付けが面倒くさいから使わなくなったという意見が多い印象でした。友達を呼んで焼肉やお好み焼きパーティーなどを開くのが好きでない限り、あまり出番はなさそうですね。
棚などの大きい家具は処分をするにも費用がかかりますし、こたつやトレーニング機器も収納するのに場所を取ります。同棲生活をイメージしてみて本当に必要なものか考えてから購入するように心がけましょう。また、使わなくなった家具や家電は、リサイクルショップやフリマアプリを利用するとエコにつながるうえお小遣いにもなりますよ。
同棲生活であると便利だと思うものは?
家賃や生活費を二人で出し合う場合は、共同の財布や共同で使用する銀行口座を作っておくことがオススメのようですね。同棲生活がうまくいくために決めておくべきルールについてのアンケート 結果にもあったようにお金の管理については事前に決めておくべきルールです。支出額をお互いが把握できるよう共同の財布や口座を作って“家計を見える化”しておけば、お金のことで揉めることもありませんし、節約にもつながります。
掃除は1LDKや2LDKなど部屋数が多いと負担を感じますよね。また、共働きの場合では早朝や夜に掃除機をかけると近隣に迷惑をかける場合も。二人が仕事をしている間にロボット掃除機が掃除をしてくれれば家事の負担がグンと減ります。
家事分担に関して喧嘩が多いカップルは導入を検討してみては?
自炊をしているカップルは二人分の食材の保存はもちろん、作り置きをする場合にも大型冷蔵庫があると便利ですよね。一人暮らし用の冷蔵庫では、要冷蔵のお土産やふるさと納税の返税品が届いたときにも困りますよね。冷蔵庫は詰め込みすぎると冷気の流れが悪くなり、消費電力も増えるため省エネタイプの大型冷蔵庫を購入したほうが節約につながるかもしれません。
お掃除ロボット同様、時短家電となる乾燥機付き洗濯機が人気のようです。特にドラム式洗濯機だと音も静かなので、仕事から帰ってきてから洗濯をすることも可能ですね。さらにドラム洗濯機は、ヒートポンプ式とヒーター式に分かれており、ヒートポンプ式はヒーター式に比べ水道代や電気代も抑えられるため節約にもつながります。大型家電の寿命は約6年~10年と言われています。なかなか買い替えることのない大型家電は多少高くても高機能で省エネのものを選ぶことをおすすめします。
収納とベッドはそれぞれ個別にしたほうがいいという意見が。
収納に関しては、洋服はもちろん、各自で使っているパソコンや本などもすぐ取り出しやすいように個別に収納棚を設けるとよいとのことでした。不要だったものにもあがっていたベッドに関しては、2台にするべきという意見が!同棲を機にベッドを買い替える場合はシングルベッド2台にしておいたほうが良さそうです。
ToDoリストや、買い物リストとしてホワイトボードは便利ですね。マグネット式のホワイトボードを冷蔵庫に貼り付けておけばすぐ目につきますし、ついつい忘れがちになる資源ごみ回収の日や、消防設備点検日など忘れることもなくなりそうです。
食洗機も共働きカップルにとって時短家電として取り入れたいですよね。わざわざ食洗機を買わなくても、部屋の設備として食器(洗浄)乾燥機が付いている物件もあるので検討してみては?
不要だったもの、あると便利だったものにベッドが出てきましたが、そもそもみんなはどのようなタイプのベッドを使っていたのでしょうか? 同棲経験者の人たちに寝室やベッドサイズについても質問をしてみました。
同棲中、寝室はどうしていた?
(回答サンプル数282人)寝室を1つにしているカップルは91%で、さらに82%は一緒に寝ているという結果に。はじめは一緒に仲良く寝ていても起床や就寝の時間が異なる場合、あとから寝具を別々にしたというカップルもいるようです。
同棲に人気の1LDKの間取りも、同等の平米数で2DKを選択すれば各自の部屋が持てます。それぞれのカップルの暮らしぶりによって間取りにも向き不向きがあります。自分たちの生活スタイルに合うのはどのような間取りか考えてみましょう。
同棲中、一緒に寝ていたカップルに質問!使用していたベッドサイズを教えて!
(回答サンプル数225人)使用しているベッドサイズについては、セミダブルが32%と一番多い結果に。恐らく一人暮らしのときに使っていたベッドをそのまま使っているのだと思いますが、そもそもセミダブルは一人用のベッドサイズです。二人で寝るにはあまりオススメできません。
一般的にシングルとセミダブルの横幅はたった20cmほどの差でしかありません。人は寝ている間に20~30回は寝返りを打つと言われているので、寝返りのことも考えたらセミダブルに二人で寝るのは窮屈です。
また、同棲あるあるとしてパートナーのいびきや、就寝時の室温や布団の体感温度の差でゆっくり眠れないこともあります。一日の疲れをとるためにも睡眠環境はとても重要です。お互いにリラックスできる寝室づくりを目指しましょう!
同棲生活をはじめようとしているカップルだけでなく、新婚カップルにとっても参考になったのではないでしょうか?
後々買い替えるのが大変そうなベッドは、お互いの生活スタイルなどを考慮してから購入しましょう。食器棚や収納棚についても、引越し先となる部屋の間取りや設備に応じて選ぶと失敗は少なくなりそうです。
アットホームサイトでは、家具や家電付きの物件はもちろん、食器(洗浄)乾燥機付きや、ウォークインクローゼット付きなど、こだわり条件からも物件を探すことができます。同棲生活にあると便利な設備をピックアップして、二人が快適に暮らせる素敵な住まいを見つけましょう!
<アンケート調査概要>
対象/全国16〜60歳の二人暮らし経験者
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2021年2月
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