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STEP 1.予算を確認する

仕送り・アルバイト収入から家賃の上限を考えよう

憧れの学校に入学して、初めての一人暮らし。楽しいキャンパスライフに期待いっぱいですよね。これから入居する住まいは、そんなあなたの毎日を支える生活拠点です。まずは適切な家賃の上限を決めて、それをもとに探してみましょう。

収入の二本柱はやや厳しめの想定を

自身の給料で家賃や生活費を賄う社会人と違って、学生が住まいを借りて生活するときには、必要な費用を主に仕送りやアルバイト収入で賄うことになります。

快適で充実した学生生活を送るため、資金はなるべく多く欲しいもの。ただ、仕送りについては、大半の親が子供のために精一杯の額を出していますから、欲しいだけもらう、というのは難しいところです。

それなら大学生になればアルバイト職種はたくさんあるし、「講義とうまくやりくりして効率よく稼ぐぞ!」と考えている人もいるでしょう。

ただ、学業を頑張りながらのアルバイトはやはり大変なので、それほどは稼げない、という実態があります。

試験時期や就職活動で忙しくなれば、バイトどころではなくなってしまう、というようなこともある程度想定しておいた方がよいでしょう。

生活費には余裕を残したい

人生の中で大切な意味を持つ学生生活ですから、よく学びよく遊びたいところですよね。そのためには資金も必要です。実際に、学生生活にはどういった出費があるのか、確認してみましょう。

まず、光熱費や食費、散髪代や医療費などの保健衛生費は、学生と社会人で特に大きな違いはありません。社会人と一番大きく違うのは、学業に必要な学費や修学費(書籍、文具、実習などに要する費用)がかかることでしょう。

このうち学費は仕送りとは別に出してもらうのが一般的ですが、修学費は生活費の一部として、仕送りの中から賄うことが多いので、学業の状況によっては、大きな負担になることもあるようです。

その他に、学生ならではの出費として、意外に大きな割合を占めているものに、「サークルの活動費」があります。

同じ趣味を持つ仲間と、一つの目的に向かって活動するのは楽しいもの。でも、合宿や遠征の費用、道具や材料費など、楽しみには出費もついて回ります。

逆に、社会人では貯蓄が収支の中で大きな割合を占めますが、学生にはとりあえず不要でしょう。こんなふうに、社会人と学生では、賃貸住宅での一人暮らしでも、出費の性質はそれなりに違います。

その他にも、新しい暮らしを始めてみると、「こんなところにもお金が必要だった」と気づかされることがありますから、生活費を想定する時には、少し余裕が残るよう考えるのがおすすめです。

地域の相場を調べてみよう

家賃の上限を決めるときには、もう一つ大切な要素があります。通学に便利な、住み替え候補地域の家賃相場です。相場を知らずに自分勝手に金額を設定して探しても、「全然合う物件がない!」などということになってしまいます。

したがって家賃の上限は、「仕送りとアルバイト収入・生活費」を基に出した金額と、地域の相場をすり合わせて、決める必要があります。

そうやって定めた金額では、希望の物件が見つけにくいときには、立地を含めた条件や、出費、アルバイト収入の想定などを調整して、経済的に無理のない学生生活を送れるよう、計画を立てましょう。
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