男子大学生の一人暮らし、部屋探しのポイントとおしゃれなインテリア術

そこで今回は、お部屋を探す際のポイントや一人暮らしで持っていたほうが良いもの、狭い部屋でもオシャレに見せる男子流インテリア術などをご紹介します。
記事の目次
男子大学生の一人暮らし、おすすめの部屋の広さはワンルームか1K
まず、一人暮らしをする際の間取りタイプはどのようなタイプがよいかについてご説明します。実家住まいの方などは、家族構成にもよりますが2DK~4LDKくらいのお家に住まわれている方が多いと思います。家族で住む場合は部屋数も必要ですが、一人暮らしをする場合は自分のみで生活をしていきますので、ワンルーム(1R)か1Kほどの間取りで十分だといわれています。
もちろん1DKや1LDK、それ以上の部屋数があるお部屋でもよいのですが、一般的に広い部屋になればなるほど家賃が上がっていきますので、お財布とのバランスを見て間取りタイプを決めていきましょう。
どのような条件で部屋を探せばいい?

大学生が一人暮らしをするお部屋を探す際に、特に意識をしておいたほうがよいポイントをまとめました。
大学から近い・交通の便がよい
大学のキャンパスに近ければ近いほど通学にかかる交通費や時間がかからず、講義と講義の隙間時間にわざわざ大学近くのカフェや図書館、食堂などで時間を潰す必要もなく家に帰るのがよいポイントでしょう。
ただ、大学から近いことで、友達のたまり場になるということも考えられ、毎日の生活が家と大学の往復だけとなってしまい「学生生活がつまらない」と感じてしまう可能性もあります。
「大学近辺」と割り切ってお部屋を探すのではなく、例えば、「大学まで20~30分程度のエリアで、映画鑑賞やショッピングのできる商業施設のある駅付近」など自分の大学生活をイメージしつつお部屋を探すのも1つの方法です。
駅やバス停が近い
都心にある大学のキャンパスに通う場合、大学の近くでお部屋を探すと家賃が高くなる傾向にあります。
そのため、やや離れた場所でお部屋を探すとなると電車やバス、自転車で大学に通学するようになります。電車やバスを利用する場合、駅やバス停に近いほうが移動時間の短縮にもなり、大量の買い物、大型の買い物などをした際にお部屋まで荷物を運ぶ労力がかからないといったメリットもあります。
ただ、駅に近いお部屋の場合は一般的に家賃が高くなりお部屋は狭くなる傾向にありますので、こちらも大学生活を想像して自分自身が許容できそうな範囲での距離でお部屋を探すようにしてみるとよいでしょう。
スーパーマーケットやコンビニが近い
実家での食事は親などが用意をしてくれたと思いますが、一人暮らしの場合、食事の準備は自分でしなければなりません。一般的に自炊をしたほうが外食をするよりお金がかからないといわれており、一人暮らしを始めたタイミングで料理を覚えて自炊を始める人もいます。食事を作る際にはもちろん食材が必要となりますので、新しく住むお部屋の近くや駅から家までの間にスーパーマーケットがあったほうが便利でしょう。
また、自炊はあまりしない方は、コンビニやお惣菜屋さんが近くにあるか事前にチェックしましょう。いざ一人暮らしを始めてから、駅の反対側にしかコンビニやお惣菜屋さんがなくて買い物が面倒くさいと思うこともなさそうです。
オートロックなどセキュリティ対策がされている
オートロックやモニター付きインターホン、防犯カメラなどが整備されている賃貸物件の場合、基本的に建物内に住民以外は入れません。
モニター付きインターホンがあれば、誰が来たかを確認し、知らない人であれば無視をすることもできるため安心して一人暮らし生活を送れます。
また、初めての一人暮らしで親が心配する場合も多く、親を安心させるためにセキュリティ対策がされているお部屋に住む学生もいます。ただ、設備が充実している物件の場合、その分家賃が高くなるケースもありますので、立地やお財布とも相談してどこまで妥協できるかを決める必要があります。
男子大学生の一人暮らし、必要なものは?

今まで実家にいた皆さんが一人暮らしを始めるにあたり、今まで想像していなかったようなものが必要となります。ここでは一例になりますが、一般的に一人暮らしを始める際に必要といわれるものをご紹介します。
まずは家電から見ていきましょう。
冷蔵庫(冷凍庫付き)
「冷蔵庫なんてなくてもいいや」と考えていると思わぬタイミングで不便な思いをするかもしれません。自炊をしない人でも飲み物を冷やしたり、冷凍食品やアイスなどを買い置きしたりするのに冷蔵庫・冷凍庫は必要です。冷凍庫がないタイプの冷蔵庫もありますので、氷が作れない・コンビニで買った氷が保管できないといったことがないように、自分の新生活を想像して大きさや冷蔵庫の性能を決めると一人暮らしをはじめてから後悔することなく生活できます。
なお、自炊をすると決めている人でも、実家にあるような大きな冷蔵庫のタイプを買ってしまうと部屋が圧迫されてしまいますので、注意が必要です。お部屋探しの際に冷蔵庫の設置場所も考慮しておくと安心です。
洗濯機
予算に余裕がある方は、乾燥機付きの洗濯機があると便利です。一人暮らしをするお部屋にもよりますが、ベランダやバルコニーが付いていない場合もあります。
家電などの購入予算を極力抑えたい方や、少しでも家事にかける時間を短縮したい方は、洗濯と脱水だけは家でおこない、近くのコインランドリーの乾燥機だけ利用するという方法もあります。
洗濯機や乾燥機も大型家電となりますので、いざ搬入しようとしたら入らなかったなんてことがないよう購入前に設置場所の広さを必ず確認するようにしましょう。
電子レンジ・トースター
冷凍食品やお弁当・お惣菜だけではなく、作り置きをして冷凍保存しておいたカレーやご飯などを温める際に必要な電子レンジとパンやピザ、グラタンなどを焼くのに必要なトースターもあると便利な家電です。
オーブンとレンジの2つの加熱機能を兼ね備えた「オーブンレンジ」を買うのも一つの手です。
テレビ
最近では、テレビをあまり見ないという方が増えてきているようですが、YouTubeなどの動画コンテンツをテレビ画面で見たりゲームをしたり、大学の課題などを家でやる際にも、ノートパソコンをテレビに接続して大きなモニターとして使うといった事もできるので、実家で使っていた自分のテレビを持っていくとよいかもしれません。
また、初めての一人暮らしの場合、寂しさを感じた際にテレビがあると寂しさがまぎれることもありますので、その場合は小型でもテレビがあるとよいでしょう。
炊飯器
炊飯器は小さくてもあると便利な家電です。毎回食べる分のお米を炊くには労力もかかりますので、まとめて炊き、食品用ラップフィルムなどで冷凍保存しておけば、食べたい時に電子レンジで温められるので料理の時短になりますし、フードロスにもつながります。
エアコン・部屋の照明
部屋によってはエアコンや照明が付いていないケースもあり、基本的には入居者が負担することになります。
そのため、エアコン付きのお部屋を探すか、自分で設置する場合は部屋の大きさに合ったエアコンを選ぶようにしましょう。また、設置する際は大家さん・管理会社の許可が必要です。エアコン工事をおこなう前に相談しましょう。
照明については一般的な照明器具だけではなく、オシャレなスポットライト4灯タイプなど種類もさまざまあります。一人暮らしをする部屋をイメージしつつ、どのような照明が取り付けられるかなどエアコンの設置と同様、照明を購入する前に大家さん・管理会社に確認しましょう。
その他
ドライヤー、アイロン、掃除機、電気ポット(ケトル)などは、あると便利なアイテムです。今の自分の暮らしなどから必要と感じるようであれば購入しておき、必要かどうか悩む場合は、一人暮らしを始めてから必要と感じた際に購入するとよいでしょう。
続いて、あったほうがよい家具や日用品についてご紹介します。
ベッド・布団
実家でもベッドか布団を敷いて寝ていると思いますが、一日の疲れを取るためにも最初から寝具類があると便利です。部屋を内見する際には、ベッドや布団を敷くスペースがあるか確認しましょう。
「万年床でいい」と考えても、家族や友達が部屋に来た際に片付けられるように部屋を探す際から置く場所を意識しましょう。
また、ベッドとソファ1台2役の「ソファベッド」を置くという選択肢もあります。
テーブル・デスク・椅子
一人暮らしをする部屋の広さによって異なりますが、食事や勉強ができるテーブルがあると便利です。部屋が狭くテーブルが置けない場合には、折りたたみのローテーブルという選択もあります。
もし部屋の広さに余裕があれば、PCデスクと椅子を設置するのもおすすめです。学校の課題や作業をする際などに便利ですし、ご飯を食べる場所と勉強をする場所を分けることで気持ちの切り替えをすることもできます。
カーテン・ブラインド
引越しをしたけど窓にカーテンやブラインドがなく外から丸見えだったという話もよく聞きます。部屋に備え付けられている場合もありますが、基本的にカーテンなどは付いていないことが多いので、部屋を契約した際にカーテンなどを購入するために窓のサイズを測っておきましょう。
また、ちょっとオシャレな雰囲気が出せるブラインドですが最近では「テンションタイプ」という壁などに穴を空けず突っ張り棒のような仕組みのものもあります。ホームセンターなど縦横、窓に合うようにカットしてくれるお店もありますが、その際もサイズがわからないと対応してもらえませんので、お部屋を契約する際に窓のサイズを測ることを忘れないようにしましょう。
収納家具
大型のタンスなどは必要ありませんが、洋服や下着、靴下をはじめ、バスタオルやハンドタオル、DVDやゲーム機器などをしまっておく収納があると便利です。半透明のケース(ポリプロピレン製の衣装ケース)などは積み重ねて置けるタイプのものもありますので、部屋を探す際に収納場所もイメージして探すとよいでしょう。
日用品
生活をするうえで必要となるものは人によって異なりますが、歯ブラシや歯磨き粉、髭剃り、シャンプーやコンディショナー、ボディーソープ、ハンドソープ、帰宅時などに使用する消毒液、整髪料、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、消臭剤、掃除グッズ(衣類用、食器用、お風呂用、トイレ用の洗剤やスポンジ)、害虫駆除のスプレーなどがあります。一人暮らしを始めるときに最低限必要なトイレットペーパーなどは引越し時に用意しておき、その他すぐに使用しないものは、引越しが終わってから順に揃えていってもよいでしょう。
また、家具や家電は新品を揃えなくても、先輩から譲ってもらったり、フリマアプリを活用したりすると費用を抑えることができます。
狭い部屋でもオシャレにするインテリア術
家電や家具などを揃えた後にお部屋のインテリアを整えていこうとすると、オシャレに見せたい部屋のイメージと家電や家具の色とが合わなくなってしまい、チグハグな部屋になってしまうことがあります。家電や家具を購入する前に自分がこうしたいとイメージする部屋のタイプをあらかじめ決めておき、そのイメージに合った家電や家具を揃えていくとオシャレな部屋になります。
まずは自分がモダンテイスト、ナチュラルテイスト、北欧テイストなど、どのようなテイストの部屋にしたいかをイメージしてから必要なものを揃えていくと統一感のあるオシャレな部屋にすることができます。
自分でイメージしにくい場合は、インテリアや家具などを扱っているお店の店員さんに相談してみるもの一つの方法です。
いくつか事例をご紹介します!
【実例1】オシャレ大学生のアンティークROOM

こちらは、ロフト付き・1Kのお部屋です。アンティークのソファをアクセントにブラウンのカラーリングで統一しています。小物スペースやリラックススペースを作ることで、より温かみのあるイメージを演出しています。
【実例2】プチDIYを楽しむ大学生のシンプル部屋

こちらは、1K・築20年以上のお部屋です。DIYを取り入れることで、部屋のイメージに合ったデザイン・サイズが叶います。素材によりますが家具を購入するよりも費用が抑えられることも。ご近所で見つけたというシーリングライトもお部屋のポイントになっています。
【実例3】ファッションアイテムをインテリアに変える大学生部屋

こちらは、ワンルーム・築30年近くのお部屋です。収納が少ないお部屋ですが、ラックを活用してファッションアイテムをディスプレイ。ミシンで椅子のカバーなども自作しているんだそう!部屋づくりを楽しんでいる様子がわかります。
「オシャレな部屋にしたくても部屋が狭くてできない」と諦めなくても大丈夫です。狭い部屋でも工夫次第で部屋を広く見せることができます。
一般的に壁や床が見えなくなると圧迫感を与えるため、家具などを片側に寄せて配置したり、鏡を置いたり、手前に高い家具、奥に行くにつれ低い家具を配置することで、部屋に奥行きがあるように見せることができます。
また、普段使用しないものは目の付くところには置かずに収納をするだけでも部屋のごちゃごちゃ感はなくなりスッキリした部屋の印象を与えますので、一人暮らしを始めたら整理整頓を心がけましょう。
ほかにも男子大学生のおしゃれなインテリア事例が充実!
男子大学生の生活費、どれくらいかかる?アルバイトはすべき?

初めて一人暮らしをする皆さんは、電気・ガス・水道などの光熱費や食費など毎月かかる費用がどの程度かわからない方が多いと思います。
親から仕送りをしてもらっても、お金の管理は自分でしていかなければなりません。そのため、毎月生活費がどれだけかかるか事前に把握することで、自分なりに節約できそうな項目が見えてくるかもしれません。
では、さっそく一人暮らしを始めた際にかかる生活費がどのぐらいかを見てみましょう。
総務省統計局が公表している「家計調査報告〔家計収支編〕2024年(令和6年)平均結果の概要」によると一人暮らしの生活費の平均は「11万6,264円」(単身世帯の34歳以下。住居費を除く)となりました。この金額は学生に限った統計ではなく単身の社会人なども含まれているため、食費や交通・通信費などが多くなっていますが一つの目安となります。
毎月、上記に近い金額が支出となります。親からの仕送りなどの収入を考慮しても、お金が不足する場合もあるでしょう。「洋服や靴の購入、筋トレや音楽鑑賞などの趣味、交際費などに余裕をもたせたい!」「将来に備えて少しでも貯蓄をしておきたい」という方は、大学生活に影響の出ない範囲でアルバイトをしてみるのもいいかもしれません。
なお、収入と支出の面だけではなく、学生時代にアルバイトをすることは、社会勉強になることや学校以外で、年齢・性別問わず人とのコミュニケーションが取れるのは大きなメリットといえます。少し先の話になると思いますが就職活動で避けては通れない企業との面接の時にアルバイトでの経験を話せることも強みとなるでしょう。
まとめ
新しい学生生活を送ることを想像して不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、親元を離れて一人で暮らしていくことは自分自身の成長にもつながります。また、何より新学生の4割程度の人が一人暮らしをしているということを考えれば自分一人だけでないと思えて安心できるのではないでしょうか。新しい一人暮らしの生活をイメージしつつも学校近くの街や家賃がいくら程度でどのぐらいの部屋に住めるのかなど今のうちから想像してみるものよいかもしれません。
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