賃貸物件は防犯が不安?今すぐすべき空き巣&防犯対策まとめ
せっかく引越しをするなら、より安全で防犯性の高い物件を選びたいですよね。安全面について不安を抱えてしまうような環境では、穏やかに生活することはむずかしくなります。
この記事では、防犯性の高い物件選びに欠かせないポイントや、自分でできる防犯対策を紹介していきます。引越しを検討している方は、物件選びの参考にしてみてください。
記事の目次
防犯性が高い物件を選択するには、どのような点に注目するべきなのでしょうか。主なポイントを5つ紹介していきます。
物件を選ぶ際には、周辺環境やエリアの治安情報を必ず確認しましょう。
周辺の環境を知るには、不動産会社に聞いてみるほか、自分自身で足を運ぶこともおすすめです。その際は、時間帯・曜日を変えて訪れると、違った街の雰囲気を感じることができ、実際に住んだときのイメージもしやすくなります。
また、周辺地域で過去に起こった犯罪について調べると、防犯性を確かめる一つの材料になります。犯罪が多発しているようであれば、そのエリアは避けた方がよいでしょう。
たとえ物件にオートロックや防犯カメラが設置されていても、周辺の治安が悪ければ犯罪被害に遭うリスクは高まってしまいます。
空き巣は、人気(ひとけ)のない環境を好みます。そのため、物件が周囲から見通しの悪い場所に位置している場合、空き巣のターゲットにされる危険性があります。また、エントランスにオートロックや防犯カメラが設置されていても、無施錠の裏口や非常階段などから侵入されるリスクも十分にあります。
見通しがよい環境に位置し、すべての経路の施錠が徹底されている物件を選ぶようにしましょう。アパートはオートロックのあるエントランスがない場合が多いので、通路が死角にならないような物件を選びましょう。
ディスクシリンダー錠、ピンタンブラー錠など、古いタイプの鍵を使用している場合、複製やピッキングによる被害に遭いやすくなります。どんなタイプの鍵を採用しているか、あらかじめ確認しておきましょう。
近くに警察署や交番があると、万が一危険な目にあっても、すぐに助けを求めることができます。特に、女性の一人暮らしの場合は心強い存在になるでしょう。
マーキングサインは、その家の住人の属性や状況を記録するために、空き巣などが使用しているものです。郵便受け・表札・玄関・ガスメーターなどにアルファベットや記号でメモを残し、ターゲットを見極めています。
マーキングサインがあるということは、空き巣に狙われている物件・部屋である可能性が高いため、内見の際には形跡がないか確認しておきましょう。
セキュリティを重視して物件を選ぶとき、チェックしておきたい3つの設備を紹介します。これらの有無によってセキュリティレベルは大きく変わってくるため、しっかりと抑えておきましょう。
オートロック付き物件は、自宅玄関の手前にもう1つセキュリティが設けられていることから、居住エリアにいるのは基本的に住人のみとなるため、安心感を得られます。
オートロックを開錠する鍵の種類はいくつかあり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、確認しておきましょう。
オートロックって安全?メリット・デメリットとオートロック付き賃貸物件の実情
「オートロックが付いた物件はセキュリティがしっかりしているイメージだけれど、本当に安全なの?」そういった疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。物件選びの際には、特に気になるポイントかと思います。
インターフォンも、セキュリティを保つうえで必須アイテムの一つです。インターフォンが設置されていると、玄関を開ける前に訪問者と会話ができるため、不審者の侵入を防ぐことができます。
インターフォンには、会話のみ可能なドアフォンタイプと、映像が見えるモニター付きのものがありますが、相手の顔や様子を伺えるモニター付きの方が安心です。さらに録画機能がついていれば、不審者が訪問してきた際に記録を残すことができます。
また、オートロック付き物件のなかにはインターフォンがないケースもあるため、内見時に確認しておきましょう。
防犯カメラは、その存在を確認しただけで侵入を諦める空き巣もいるほど、効果的なセキュリティアイテムです。玄関前や窓に自分で設置することも可能ですが、エントランスやエレベーター内など共用部分に設置されていると、よりセキュリティレベルが向上します。あらかじめ、設置場所や撮影範囲を把握しておきましょう。
そして、よりセキュリティを強化したい方には、万が一のときに駆けつけてくれるホームセキュリティがおすすめです。
ホームセキュリティというと一戸建て住宅やファミリー向けというイメージが強いかもしれませんが、近年は集合住宅で手軽に利用できる工事不要のタイプも登場しており、後から設置することも簡単になりました。あらかじめ搭載されている物件も増えつつあります。
空き巣などの侵入時だけでなく、火災やガス漏れなどにも対応していたり、必要があれば警察や消防に通報してくれたりと、住宅全般のトラブルに関して対応しているため、心強い存在となるはずです。
不在にしがちな単身の方こそ、24時間監視してくれるホームセキュリティの活用を、あわせて検討してみましょう。
警視庁の「住まいる防犯110番」によると、2024年の侵入窃盗事件でもっとも多くを占めているのは空き巣です。就寝時を狙う忍び込みと比較すると約2.6倍、在宅時に侵入する居空きと比較すると約13.5倍もの大差をつける結果となりました。
侵入窃盗の手口別発生状況
出典:警視庁「住まいる防犯110番」
また、一戸建てと集合住宅への侵入手段をみてみると、無締りといわれる無施錠の玄関や窓から侵入するケースが多い結果となっています。したがって、ゴミ出しで数分外出する際も施錠を忘れずにおこなうことが重要です。
| 1位 | 2位 | 3位 | |
|---|---|---|---|
| 一戸建て住宅 | 無締り | ガラス破り | ドア錠破り |
| 共同住宅(3階建以下) | 無締り | ガラス破り | ドア錠破り |
| 共同住宅(4階建以上) | 無締り | ガラス破り | ドア錠破り |
上記の表を見ると、一戸建て・共同住宅(3階以下)では、無締りに次いでガラス破りが多いようです。玄関の鍵はもちろん、窓ガラスの施錠も日頃から心がけましょう。窓ガラスが壊されてもストッパーによって外部からの窓の開放を阻止できるサッシもあります。そうした窓を採用しているかどうかも、物件選びのポイントに挙げておくとよいでしょう。
物件自体の設備も大切ですが、自分自身で行える防犯・空き巣対策も多くあります。手軽に実践できる下記の3つの方法が実現できるかどうかも、物件選びの条件にしてみましょう。
玄関だけでなく、郵便受けの施錠も忘れてはいけません。郵便物を抜き取られ、個人情報を悪用されるリスクがあります。郵便受けが施錠できるか、鍵が付いていなければ後からつけることができるかを確認しましょう。また、施錠していても郵便物が溜まりすぎると投入口から簡単に抜き取ることができてしまうため、まめに回収するようにしましょう。
前途のとおり空き巣の被害は、無締りに次いでガラス破りが多いためガラス部分に防犯フィルムを貼っておくと安心です。
防犯フィルムを貼るとガラスの強度が増すため、割れるまで時間がかかります。さらに、力をこめて破壊しようとすると周囲に大きな音が響きます。空き巣は音によって犯行がバレることを嫌うため、防犯フィルムは侵入の抑止に効果的といえます。
セキュリティが不安で防犯フィルムを貼りたい場合は、貼ってもいい物件かどうか、契約前に不動産会社に確認しておきましょう。
女性の一人暮らしは特に、洗濯ものにも注意しなければなりません。外に干す場合に周りから見えにくい位置に干すことができるかを確認しておきましょう。
また、室内に部屋干しできるスペースがある、または浴室乾燥機が付いている物件を選ぶと安心です。どうしても外に干したいときには、外から下着類が見えないようにタオルなどで囲んで干しましょう。
カーテンも、明るい柄や色味のものだと女性の部屋であることがすぐにわかってしまいます。女性らしさを感じさせるものは避け、室内が見えにくいミラーレースカーテンを取り付けるのがおすすめです。
賃貸物件は防犯が不安?今すぐすべき空き巣&防犯対策まとめ
賃貸物件探しの際には、誰もがセキュリティ面について悩んだり不安を感じてしまうものです。この記事では、賃貸物件でも今すぐできる効果的な防犯対策や、活用したいグッズを紹介していきます。
防犯性を高めるためには、物件自体のセキュリティシステムだけでなく、周辺の環境や、自分自身でどこまで対策をおこなうかという点も重要です。完璧な防犯対策は存在しないものの、万が一の事態に備えるに越したことはなく、決して無駄にはなりません。
より安心できる暮らしを送るために、そうした対策ができる物件かどうかも判断材料の一つにしましょう。
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